エージェントレスのクライアント管理ソフト「LogVillage」 資産情報管理機能を大幅に強化した最新版を発売

アプリケーションソフトのインストール状況の管理など 不正撲滅のために必要なすべての機能を完備

株式会社蒼天

2007-04-05 11:00

株式会社蒼天(本社:東京都中央区、代表取締役 芦辺多津治)は、Windows PCのクライアント管理ソフトウェア「LogVillage」 (ログヴィレッジ)の最新版「LogVillage 1.4」を発表し、本日より販売開始いたします。
「LogVillage」は、管理対象のクライアントPCに常駐ソフト (エージェント) をインストールする必要がなく、アプリケーション実行/ログオン/Webアクセス/印刷などの操作履歴を記録・保存し、OSやパッチ適用状況、ハードウェア情報 (メモリ、ディスク、CPU情報)やアプリケーション情報などの資産情報を収集することで、クライアントPCの不正利用や情報漏洩を抑止します。

新しい「LogVillage 1.4」では、アプリケーションソフトおよびハードウェアの資産情報管理機能を強化しました。
また、従来は、管理用にSQL Serverを別途購入する必要がありましたが、「LogVillage 1.4」では、低価格を維持しながら、管理用データベースを組み込んで提供します。
さらに、導入時の設定をより簡単に効率的に行えるよう、管理対象となるクライアントPC情報の管理サーバへの登録をWebブラウザから行えるようにし、クライアントPCの状況を的確に把握できるように管理画面もより使いやすく改善しました。


オフィスソフトなどのアプリケーションソフトの不正コピー使用が多く、昨今はソフトベンダーも対策に乗り出しています。 こういった不正の撲滅は内部統制の第一歩ですが、各企業のシステム管理者も適切に把握することができていないのが現状です。
新しい「LogVillage 1.4」では、ソフトウェア資産情報管理機能を強化し、MicrosoftアプリケーションソフトのライセンスIDごとのインストール状況を詳細に把握することができるようになりました。
今後、ウィルス対策ソフトやAdobe製品等、多くのクライアントPCで利用されているアプリケーションのライセンスIDを取得できるよう機能追加していく予定です。


また、エージェントレスを特長とする「LogVillage」は、クライアントPCへ負荷をかけずに管理したいというユーザニーズに応えて、ソフトウェア開発会社、研究開発機関に多くの導入実績があります。
従来版の「LogVillage」は、一般的なエージェントレスツールと同様に、エージェント型と比較すると、取得可能な資産情報に制限がありましたが、新しい「LogVillage 1.4」では、資産管理および操作履歴管理に必要なエージェント型と同等の機能をすべて提供することが可能になりました。


エージェント型で資産管理を行っているユーザが、クライアントへのエージェントを追加せずに操作履歴管理も行いたいというニーズで、「LogVillage」で機能を補完する事例もあり、エージェントレス型がユーザに与えるメリットが大きいことがわかります。

さらに、内部統制の観点から、エージェントレスでクライアント管理に必要なあらゆる機能を網羅している「LogVillage 1.4」の需要がさらに高まるものとみており、直販および現行の販売代理店を通じて、初年度300ライセンスの販売を予定しています。
「LogVillage 1.4」LogVillageの販売価格は788,000円(税別)~で、管理対象のクライアント数は無制限です。


■LogVillage 1.4の追加機能と特長

(1) Windowsアプリケーション資産管理機能を強化
アプリケーションのライセンスIDごとに、インストール台数を把握し、該当のクライアントPCを特定。

(2) クライアントPC内のハードウェア構成を詳細に管理可能
PC型番、シリアル番号、メモリ総/空き容量、ドライブ/NIC名、MACアドレス、IPアドレスなど。

(3) Webベースで、短時間かつ簡単に導入設定可能
管理対象のクライアントPC情報を、Webブラウザから管理サーバへ登録。
(従来は、USBディスクで管理対象のクライアントPCで所定のプログラムを実行し必要な情報を自動収集)
また、クライアントPCの状況を的確に把握できるように管理画面をより使いやすく改善。

(4)管理用データベースをバンドルして提供するので別途購入不要
※その他の機能についてはこのプレスリリースの最後に記載していますのでご参照ください。


■LogVillage 1.4の価格・販売/出荷時期/稼働環境

販売・出荷開始:2007年3月30日
販売価格(税別):788,000円(税別)~
管理対象PC:OS WindowsNT4.0 SP 6a以上 ※近日Windows Vistaに対応予定です。

稼働環境
(1) LogVillageコンソール(管理用サーバ)
OS:Windows Server 2003、CPU:Pentium3以上推奨、メモリ/ディスク:256MB以上 / 1GB以上

(2) LogVillageセンサー(クライアント情報収集サーバ)
OS:WindowsNT4.0/2000/XP/2000Server/Server 2003、CPU:Pentium3以上推奨
メモリ/ディスク:512MB以上 / 200MB以上、その他:NTFSフォーマット


■「LogVillage」の主な特長

※詳細は (リンク ») をご覧ください。

(1)エージェントソフト不要で多様な環境に対応
クライアントPCに常駐ソフトをインストールしないので、アプリケーションやパフォーマンスに影響を与えず、ユーザの作業効率を低下させない。また、クライアントのシステム環境に左右されず、導入/運用が容易。

(2)Webベースの管理コンソール
充実したレポート機能により履歴情報を分かり易く表示・検索し、事後追跡が可能。
ログインユーザ(管理者)ごとに、参照可能なログデータの制限設定も可能。

(3)資産情報を収集
システム情報 (OS名、サービスパック、適用済みセキュリティパッチなど)
ハードウェア情報 (MACアドレス、IPアドレス、メモリ総/空き容量、ドライブ名、CPU情報など)
アプリケーション情報 (ライセンスIDごとのインストール台数、対象PC情報など)

(4)ユーザ別の操作履歴検索が可能
コールセンターなど、複数のユーザが1台のクライアントPCをタイムシェアする場合でも、特定ユーザの行動追跡(ログオン/オフ、印刷、Webアクセスなど)が可能。

(5) Winny等の使用禁止アプリケーションの実行を監視
クライアントPCで実行されたアプリケーション情報を収集しているため、不正または不注意によるアプリケーションの実行を監視することが可能。

(6)アラート機能
許可されていない外部記憶デバイスの接続やアプリケーションのインストール、ユーザによる不正操作検出時、重要なエラーイベント発生時に、管理者へ通知するアラート機能を搭載。

(7)クライアント数無制限
クライアント用のエージェントソフトが不要な設計のため、管理対象となるクライアント数は無制限。
ライセンス数はネットワーク構成に依存し、クライアントを増設してもLogVillageの追加ライセンスは不要。


■株式会社蒼天について
(リンク »)

株式会社蒼天は、OSコア部分および大規模データベースシステムの設計で高い技術とスキルを持つ技術者を擁し、独自開発技術をベースとして、サーバシステムやデータベースシステムのパフォーマンス解析・改善のためのパッケージソフトウェア開発、販売およびコンサルティングサービスを提供します。2003年に設立し、主な開発製品は、クライアント監視・管理ソフトウェア「LogVillage」、不正接続検出ソフトウェア「サーチライト」、リソース管理ソフトウェア「GASAIRE」などがあります。
また、2007年2月、製品開発およびマーケティング体制の強化を図るべく、三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社フレイのベンチャーキャピタル2社、ならびに印刷・映像などのデジタルコンテンツ制作環境のシステムインテグレーションを行う株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンを割当先とする第三者割当増資を実施しました。

このプレスリリースの付帯情報

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