システム運用を中核事業とする日立情報では、仮想化技術の適用やデータセンタ設備の省電力化・空調効率改善対策を中核にした「環境データセンタ構想」を2007年から推進し、地球環境に配慮したITサービスのノウハウを蓄積してきました。一方で、昨年、株式会社日立製作所の「モジュール型データセンタ(注2)」を活用した環境モデルセンタを自社保有の湘南センタ内に構築し、省電力・省スペースなデータセンタの構築・運用の実証実験をしてきました。
今般、こうした自社で培った経験とノウハウを投入し、「モジュール型データセンタ」を活用して省電力・省スペースのデータセンタをお客様のオフィス内に構築するサービスを3月末より開始します。本サービスは、データセンタ構築前の環境診断クリニックから設計・構築、運用までワンストップで支援するのが特長で、お客様のITシステムの省エネルギー化推進と設備・運用コストの削減を実現します。
具体的なサービス内容は、次を予定しています。
【日立情報サービスの概要】
(1)環境診断クリニックサービス
データセンタ設置場所の診断サービスや、既存のデータセンタを調査・分析してエネルギー効率を改善するサービスを提供します。
(2)設計・構築サービス
「モジュール型データセンタ」を活用して、省電力・省スペースのデータセンタを短期間で設計・構築します。
(3)運用サービス
日立情報独自のノウハウを活かした遠隔運用システムにより、お客様のデータセンタを遠隔運用します。
(注1)「eCOOL」、「環境データセンタ」は、日立情報の登録商標です。
(注2)モジュール型データセンタサーバやストレージ装置などのIT機器を搭載したラック、冷却装置などを、小規模な一つの「モジュール」内に機器稼働効率が最大となるよう配置し、システム環境を構築する株式会社日立製作所のソリューション。お客様の必要に応じて柔軟にデータセンタの拡張が可能です。
詳細はこちら (リンク ») を参照下さい。
このプレスリリースの付帯情報
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。