EMCジャパン、バックアップ・ストレージと統合した「NetWorker 7.6 SP1」を発表

「NetWorker」と「Data Domain」のソフトウェアとの統合でバックアップ時間を最大2分の1に短縮

EMCジャパン株式会社

2010-12-15 00:00

EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:諸星 俊男URL: (リンク ») )は、本日、重複除外分散処理ソフトウェア・オプション「EMC Data Domain® Boost(以下:DD Boost)」と統合した新バックアップ・ソフトウェア「NetWorker 7.6 SP1」を発表しました。この統合により、データ重複除外を分散処理することが可能となり、バックアップ時間が最大2分の1に短縮されます。また、「NetWorker 7.6 SP1」では、シンプルなキャパシティ・ライセンス(*1)を適用し、ライセンス管理とメンテナンス更新を飛躍的に合理化します。

「NetWorker」のストレージノード と「DD Boost」との統合によるメリット

・バックアップ性能の向上:データ重複除外を「NetWorker」と「Data Domain」で分散処理することができ、バックアップ全体のスループット(*2)が最大2倍に向上します。
・シンプルなレプリケーション管理:「NetWorker」管理コンソールで、データ・レプリケーション・ソフトウェア・オプション「EMC Data Domain Replicator」の管理ができ、本番稼動サイトのバックアップや災害対策サイトへのレプリケーションのスケジューリングと管理が可能となります。また、異なる保存期間の設定にも対応します。
シンプルな設定と監視:ウィザード・ベース(*3)を用いた検出と構成の自動化により、「Data Domain」システムが容易に設定できます。また、「NetWorker」管理コンソールから、「Data Domain」のステータス監視や、重複除外率のレポートが可能となり、システム管理も合理化されます。

「NetWorker」の新機能

・キャパシティ・ライセンスの導入:「NetWorker 7.6 SP1」より導入されたキャパシティ・ライセンスは、バックアップ対象マシンの保護対象データ容量に応じた「NetWorker」のライセンスです。このライセンスを導入することにより、ほとんど全ての「NetWorker」のオプションとモジュールを無制限に使用できます。「NetWorker」で社内システムのバックアップを統合する際に、さまざまな環境に対応するために必要な「NetWorker」オプションとモジュールのライセンスが不要になり、導入時のライセンス費用を削減することができます。また、購入時のプロセスが簡素化され、「NetWorker」を継続的に使用する際の管理工数が軽減されます。
・容易になったデータ複製:「NetWorker」管理コンソールを通して設定やスケジューリングが可能となり、スクリプトを書く必要がなくなります。
・チェックポイント・リスタート:バックアップが中断した場合、処理の再開は最初からではなく、中断した地点から開始することができます。

「EMC NetWorker 7.6 SP1」の提供と価格

提供:EMCジャパンおよびEMCジャパンのパートナーから本日より提供されます。
価格:115万円から(キャパシティ1TBライセンス、税込)
(*1)キャパシティ・ライセンス: データ容量に基づくライセンス
(*2)スループット: 単位時間あたりの処理能力
(*3)ウィザード・ベース: 対話形式で質問に回答することで、複雑なアプリケーションソフトの操作を簡便にする機能をベースにしていること
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このプレスリリースの付帯情報

NetWorker 7.6 SP1とDD Boostの統合のしくみ

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