Solace Message Routerの販売を加速

~実証稼動から大規模システムの納入へ~

株式会社アズジェント

2011-02-02 15:00

セキュリティ・ソリューションを中核とし、仮想化、運用管理、高速化ソリューションの提供を主業務とする株式会社アズジェントは、メッセージング分野で急速な成長を遂げているSolace Systems社と共同で日本におけるSolace Message Routerの販売を加速させることに合意した。
現在、証券ディーリングやFXトレーディング、相場報道などのシステムは、数十台~数百台規模のサーバにミドルウェアをインストールし、複数のサブシステムや他のシステムとの連携により、瞬時に的確な情報処理を行う高度で複雑なシステムが構成されています。 一方、システム部門は、競争環境を勝ち抜くためにコスト削減を行いながら、より多くのデータを正確に処理するという、相反する要求に応えることが求められています。このような背景の中、アズジェントはメッセージング・ソリューションの高速化及び運用管理の世界的リーダーであるSolace Systems社のSolace Message Routerのディストリビューション契約を昨年7月に締結しました。

Solace Message Routerは、世界中数多くの世界有数のグローバル金融機関のメッセージング基盤や次世代FXトレーディングシステム、取引所やリクイディティプロバイダーのオーダーマッチングシステム、情報配信ベンダーや政府機関など、多岐に渡る領域において顧客のミッションクリティカルなシステムを支えるプラットフォームとして採用されています。日本においても既に多くの顧客にてプロダクション環境への展開が始まっています。
  
 また、複数の実証稼動(Proof of Concept)が、日本のエンドユーザで行われており、アズジェントとSolace Systems社は共同でSolace Message Routerの販売を加速させ、2011年から2012年初めにかけていくつかの大規模システムへの納入を行う予定です。

 Solace Systems社のアジア・パシフィック地域担当バイスプレジデントのKent Nash氏は次のように述べています。「Solace製品は大手のグローバルバンクや取引所、また高速かつ高頻度でクオリティの高いサービスを提供する金融サービス企業に選ばれてきました。 北米や欧州で生まれたその風潮は既に日本をはじめとしたアジア・パシフィック地域においてもメッセージングミドルウェア市場への要求となって急激な変化をもたらしています。そうした市場からの高まる要求に対してよりよい製品とサービスを提供するため、Solaceは当地域における販売・サポート体制の強化を進めています。 今回のアズジェント社とのディストリビューター契約締結により、日本国内での販売・サポート体制をよりハイレベルで堅牢なものとすることで、日本におけるビジネスをさらに加速、拡大できるものと確信しています。」

また、実証稼動及び納入にあたり、製品販売窓口およびシステムの構築は日立電子サービス株式会社(代表取締役 社長執行役員 百瀬次生 本社:東京都港区三田 以下、日立電子サービス)を中心に体制を構築しています。日立電子サービスのサービス事業本部 マルチベンダ・アライアンス部 部長の石塚眞二氏は「当社は既に国内金融市場においてSolace Message Routerの導入実績を有しています。今後さらにSolace Systems、アズジェントとの連携を強化し、金融市場のみならず、あらゆる市場に対して本製品の展開を推進します。」と述べています。


【Solace Message Routerの特長】

高性能と高信頼性
- Solace独自のハードウェアベースのメッセージングアーキテクチャにより、
従来のソフトウェアベースのミドルウェアが稼動するサーバ数十台分に
匹敵する高スループット、ハイパフォーマンスを提供
- 様々なメッセージング要件に統合型アーキテクチャで対応する「ユニファイド
メッセージングプラットフォーム」
・ピーク負荷時に安定的なスループットと予測可能な低遅延性を提供
・大規模な配信にも対応するPub/Subスタイルの配信型メッセージング
・二重障害にも対応するハイアベイラビリティ機能群を備えたMQスタイルの
到達性保障型メッセージング
・WANやインターネット回線の限られた帯域のオプティマイゼーション
コスト削減と管理性向上
- メッセージングミドルウェアが稼動する従来のサーバ数十台分のパフォーマンス
を1台で提供することにより、運用管理コストを大幅に削減
- サーバ集約化による管理の一元化=運用管理性の向上と管理コストの削減
- メッセージングミドルウェアの共有インフラ化と標準JMSv1.1準拠による
統合型プラットフォームの提供
その他
- 仮想化、フィルタリング、ハイアベイラビリティなどの豊富な機能を搭載


【ユーザ事例】
(リンク »)

このプレスリリースの付帯情報

Massage Router 3260

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]