日本アバイア、ビジネスアプリケーションにリアルタイムコミュニケーション機能を 容易に統合する「Avaya ACE(TM)」を提供開始

従来と比較して約2割の開発期間で統合を実現するCEBP*ソリューション

日本アバイア株式会社

2011-03-04 13:30

日本アバイア株式会社(東京都港区、代表取締役社長:ロバート・スチーブンソン)
は、本日、ビジネスアプリケーションにリアルタイムコミュニケーション機能(音
声、ビデオ、プレゼンス機能等)を容易に統合する「Avaya Agile Communication
Environment (TM)(Avaya ACE(TM))」を提供開始します。Avaya ACEはSOAアーキ
テクチャとWebサービスをベースとしたCEBP(CommunicationEnabled Business
Process)ソリューションです。複雑なSIP/CTIプロトコルを簡略化したコミュニケー
ションサービス用API(Application Program Interface)の提供により、従来のCTI
(Computer Telephony Integration: コンピュータと電話を連携させるシステム)を
ベースとした開発と比較して約2割という大幅に短い期間でビジネスアプリケー
ションとリアルタイムコミュニケーション機能の統合を可能にします。

*CEBP(Communication Enabled Business Process)とは、リアルタイムコミュニ
ケーションとビジネスアプリケーションを連携させることで、人の介在によって
生じる遅延や不確実性を排除し、業務プロセスを改善すると同時に顧客満足度を
向上するコンセプト。

企業を取り巻く環境の変化が激しい中、競争優位の確立には、俊敏な経営判断を
可能にするビジネスプロセスの改善がますます求められるようになっています。従
来、ビジネスアプリケーションにリアルタイムコミュニケーション機能を組み込むた
めにはテレフォニーの専門知識が必要とされ、CTI技術者であっても開発に時間
がかかっていました。
Avaya ACEは、パッケージアプリケーションやツールキット、開発支援サービスを
ソリューションとして提供し、短期間、低コストでCEBPソリューションの構築を可能
にします。これにより、企業は、既存のテレフォニー資産を活用しながら企業内およ
び企業間コラボレーションを実現すると同時に顧客満足度を向上することができま
す。

またAvaya Auraを導入している企業向けにはJavaベースAPIにより、Avaya Auraテレ
フォニー機能と他アプリケーションを連携させたアプリケーションを短期間で開発
可能なツールキットも提供します。
 
Avaya ACEソフトウェアは下記で構成されます。

【1】パッケージアプリケーション
(1)CEBPパッケージ
「Avaya ACE Event Response Manager」
ビジネスアプリケーション上で指定したイベントが発生した場合、自動的に関係者
を招集し、即座に電話会議を開催するパッケージ
(2)UCパッケージ(各ソリューションの詳細は添付資料をご覧下さい)
「Avaya ACE Microsoft (R)Office Communicator Integration」
「Avaya ACE IBM(R) Lotus(R) Sametime(R) Integration」
「Avaya ACE Web Browser Add-In」
「Avaya ACE Hot Desking」
「Avaya ACE Mobile Cost Optimizer」
「Avaya ACE Office Add-in」

【2】デペロッパーツールキット
(1)「Avaya ACE Toolkit」
SOAP およびRESTfullをサポートする、複雑なSIP/CTIプロトコルを簡略化した
「WebサービスAPI 」。テレフォニーの専門知識がなくてもビジネスアプリ
ケーション開発者がWebプログラミング言語を使用し、従来の約2割の期間で開発
可能です。
(2)「Avaya ACE Foundation Toolkit」
IVR、カンファレンス、レコーディングのためのメディアサーバーコントロール機能
を含む「JavaベースのAPI」。Avaya Auraに接続し、テレフォニーアプリケーション
と他アプリケーションを連携させ、並列で処理を可能にする「シークエンスドアプリ
ケーション」を作成可能にします。これにより、従来はPBXに依存していた機能を
独自に開発することが可能になります。

ACEソフトウェアを使ったアプリケーションを開発する支援するエコシステムとして
下記サービスを提供します。

【1】開発者支援コミュニティ
ビジネスパートナーやビジネスアプリケーションベンダーのアプリケーション開発
を支援します。
テストラボ開設、テクニカルサポート、ユーザーグループ、開発者向けイベント等
による情報提供を行います。

【2】アバイア プロフェッショナル サービス
アプリケーション開発の計画から設計、開発、テスト、運用までのサービスを提供し
ます。

■価格
Avaya ACE 2.3 (サーバー1台あたり)     US11,200ドル
パッケージアプリケーション(1ユーザーあたり) US50-125ドル

■Avaya ACE導入事例
米国のフロリダ病院では、100種類以上ある緊急用医療キットをマニュアルで毎日
システムチェックする必要があり、待ち時間やミスが発生しやすくなっていました。
データ入力管理のシステム化とAvaya ACEをベースに開発したアプリケーションに
より、ミスが発覚した場合には自動音声によるアラート通知が自動的に担当部署
に届くようになりました。これにより、看護師による緊急用医療キット管理の時間を
約50%削減し、患者のケアにより多くの時間を充てることができるようになりまし
た。

<アバイア(Avaya Inc.)について>
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ)は企業
向けコミュニケーション・システムのグローバル・リーダーです。アバイアは、ユニ
ファイドコミュニケーション・ソリューション、コンタクトセンター向けソリューシ
ョン、データ・ソリューションおよび関連サービスを直接、またはチャネルパート
ナーを通じて世界中の企業に提供します。企業の業務効率、コラボレーション、
顧客サービスおよび競争力を向上するアバイアの最先端のコミュニケーション
テクノロジーは、あらゆる規模の企業に利用されています。
詳細は、アバイアのWebサイト (リンク ») をご覧ください。
日本アバイアについては、 (リンク »)  をご覧ください。

<本件に関する読者からのお問い合わせ先>
日本アバイア株式会社
電話:03-5575-8850 e-mail: jpmarketing@avaya.com

<本件に関する報道関係からのお問い合わせ先>
日本アバイア株式会社 マーケティング部 広報担当 坂田 
電話: 03-5575-8829 e-mail: sakata@avaya.com
(広報代行)株式会社プラップジャパン 落合 電話 03-4570-3191

<添付資料>UCパッケージ一覧
■Avaya ACE Event Response Manager
重要なイベントに対する応答性を高めて、ビジネスのダウンタイムを短縮します。
何らかのイベントが発生すると、Event Response Managerが適切な人に自動的に
通知して、その人たちをほんの数秒でカンファレンスコールに接続します。
■Avaya ACE Microsoft Office Communications Add-in
既存のPBXシステムとMicrosoft Office Communications Server(OCS)を統合しま
す。ユーザーは、デスクの電話機に限らず、 お気に入りのデバイスからClick to
Callで電話を発信したり、OCS内でテレフォニーのプレゼンスを確認したりする
ことができるようになります。
■Avaya ACE IBM(R) Lotus(R) Sametime Integration
既存のPBXシステムとLotus Sametime Integrationを統合します。ユーザーは、デス
クの電話機に限らず、 お気に入りのデバイスからClick to Callで電話を発信した
り、Sametime内でテレフォニーのプレゼンスを確認したりすることができるように
なります。
■Avaya ACE Web browser Add-in
ユーザーはClick to Callで電話を発信でき、オフィスの電話をはじめとするデバイ
スを使って、Webページから電子メールを送信することも可能です。連絡先情報を
クリックするだけで、Avaya ACEがPBXとの接続を仲介し、通話を確立します。
■Avaya ACE Hot Desking
電話機およびビデオデバイスを管理するための、Webユーザーインターフェースを
提供しています。これは、社員の電話の通話転送ステータスを設定するのに使える
ほか、別のデバイスを一時的にホットデスク電話機として登録するのにも使えます。
■Avaya ACE Mobile Cost Optimizer
スマートフォンBlackBerry(R)を企業のコミュニケーション環境に統合するもので、
携帯電話の通信費を大幅に削減することが可能です。これは、スマートフォンから
のアウトバウンドコールに関して、モバイルネットワークではなく、企業の音声ネッ
トワークを使うよう、企業内のPBX環境に指示するものです。
■Avaya ACE Office Add-in
ユーザーはClick to Callで電話を発信でき、オフィスの電話をはじめとするデバイ
スを使って、MS-Officeから電子メールを送信することも可能です。連絡先情報を
クリックするだけで、Avaya ACEがPBXとの接続を仲介し、通話を確立します。
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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