「DJM-2000」は、多彩なパフォーマンスを可能にする各種機能や優れた操作性が多くのDJ から支持されており、世界中の著名なクラブに常設機材として導入されています。既に本機を購入済みのお客様もアップデートを行うことで、BEAT EFFECT※1 の精度やさまざまなエフェクトの機能が拡充することにより、高度でダイナミックな楽曲アレンジが可能となります。(ファームウェアのダウンロードは無料。)
【ダウンロード開始日】2011年7月19日(16時~)
【ダウンロードサイト】 (リンク »)
【バージョン情報】Ver. 2.01
【主なアップデート内容】
1) BEAT EFFECTの精度を向上させる“QUANTIZE”機能を追加
楽曲管理ソフトrekordboxTMで解析した拍位置情報を使い、BEAT EFFECTを自動で拍位置に合わせる“Quantize”機能※2を追加しました。「PRO DJ LINK」対応のパイオニア製DJプレーヤー※3と本機をLANケーブルで接続することで、DJ プレーヤーから楽曲のBPM 情報と拍位置情報を取得し、DJパフォーマンス時にエフェクトの入力タイミングがずれてしまっても、解析された拍位置に自動で合わせます。これにより、いつでも楽曲と一致したタイミングでエフェクトをかけることができます。
2) ダイナミックな楽曲アレンジを可能にする“REVERB“機能の拡充
BEAT EFFECTの“REVERB(残響音)”機能を拡充しました。これまでの残響効果の長さと同時に、シミュレートしている空間の広さを変えることができるので、エフェクトの効果がより大きくなり、楽曲にダイナミックなアレンジを加えることが可能になります。
3) “NOISE”と“SIDECHAIN REMIX”の最大音量を上げ、大音量の楽曲にも対応
INST FX※4の“NOISE”機能の調整幅を広げ、出力できる最大音量を大きくしました。これにより、大音量で入力された楽曲にも、十分な“NOISE”効果を加えることが可能になります。また、SIDECHAIN REMIX※5の“OSCILLATOR”と“SAMPLER”の最大音量も同様に大きくしました。
4) 素早いエフェクトパフォーマンスを可能にする“FILTER”機能の使いやすさを向上
BEAT EFFECTの“FILTER”機能使用時、レベル調整のノブを左に回しきると、“FILTER”機能がオフとなり、原音が出力されるよう変更しました。これにより、原音とエフェクト音とをスムーズに切り替えることができ、素早いエフェクトパフォーマンスが可能になります。
※1 楽曲のビート(BPM)に連動してかけるエフェクトのこと。
※2 rekordbox(TM) で解析した楽曲のみ対応。
※3 Ver.4.00 以降のファームウェアをダウンロードした「CDJ-2000」、「CDJ-900」が対応可能。
※4 各チャンネルから出力される音声に対してマニュアルでかけるエフェクトのこと。
※5 指定したチャンネルの入力音が一定のボリューム以上になるとON になるエフェクトのこと。
概要:パイオニア株式会社
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