シーメンスPLMソフトウェア、2012年アジア太平洋地域 イノベーション賞を発表、アジアにおけるイノベーションの拡大を評価

~Mahindra Vehicle Manufacturers社が最優秀賞を獲得~

シーメンスPLMソフトウェア

2012-07-23 11:30

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、
製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて
世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンスPLMソフトウェアは
本日、「スマートな意思決定で、より良いものづくり」にPLMテクノロジー
をいかに活用しているかに焦点を当てて審査した「2012年アジア太平洋
地域イノベーション賞」の受賞企業を発表しました。

最優秀賞はMahindra Vehicle Manufacturers、優秀賞はKorean Air
Lines(大韓航空)の航空宇宙部門、準優秀賞はSAIC GM Wuling
Automobileにそれぞれ授与され、授賞式がAsia Pacific Executive
Client Event(APECE)の会場で執り行われました。APECEは業界
リーダーが一堂に集まり、PLMのベストプラクティスの共有やPLM
テクノロジーを活用し今日のグローバル経済で競争優位性を確保する
ための情報交換をするイベントです。

最優秀賞は、PLMテクノロジーを活用し製品ライフサイクル全体で
生産性とパフォーマンスを向上し、製品から派生する価値を最大化して
顕著な成功を収めた製造業の企業に贈られます。

今年の最優秀賞を受賞したMahindra Vehicle Manufacturers社以外にも、
シーメンスPLMソフトウェアのテクノロジーの活用しイノベーションを実現し
た企業は数多くありました。ノミネートされたどの企業も、自社のビジネスに
PLMソリューションを独自に活用するという点で卓越した革新性が
見られました。

Mahindra Vehicle Manufacturers社は、デジタル・マニュファクチャリング
の市場セグメントで最も広く利用されているTecnomatix(R)のポートフォリオ
を導入し、今までにないリアルタイムのデジタル・マニュファクチャリングを
実現しました。また、更地からの工場建設期間を25%短縮、低付加価値
作業を洗い出し排除することで28%の作業効率化、より多くの製品ミックス
製造を可能にし、製品の市場投入期間の短縮を実現する全体的な柔軟性
の向上といった数多くのメリットを享受しています。

「今年のイノベーション賞の最優秀賞の受賞はこの上ない誇りであり、
光栄に感じています。シーメンスPLMソフトウェアと当社の優秀なスタッフが
共働し、当社が直面している課題に対し巧妙かつ考え抜かれた解決方法を
見出すことができました」と、Mahindra Vehicle Manufacturers 社(イン
ド)のMES/コントロール/オートメーション/デジタル・マニュファクチャ
リング/ジェネラル・アセンブリー担当シニア・ジェネラル・マネージャーの
Nidamaluri Nagesh氏は述べています。

優秀賞受賞の大韓航空の航空宇宙部門は、世界で最も広く利用されて
いるデジタル製品ライフサイクル管理システムであるTeamcenter(R)の
ポートフォリオを無人航空機(UAV)の研究開発に導入し、全体のプロセスの
簡素化とPLMをベースとした確固たるエンジニアリング・バックボーンの
構築を実現しました。

準優秀賞のSAIC GM Wuling Automobile社は、Teamcenterを導入して
社内外のコラボレーティブな製品設計プラットフォームを構築し、製品の
研究開発サイクルを短縮しました。Teamcenterの導入以来、新車開発
サイクルの短縮、製品エンジニアリングの品質管理向上を実現しています。

「受賞企業はどこも、製造業のトレンドとニーズを真に理解しているという点
で目を見張るものがあります。非常に優れた事例を多くの業界で目の
当たりにしましたが、特に自動車業界、ハイテク業界、航空宇宙業界は
際立っています。一方、今年は海洋業・造船業からの参加企業が増加
しました。これは、アジア太平洋地域では、中国とインドを中心に地域内・
地域間の経済貿易の進展と輸出入の増加によってこれらの業界が
急成長しているからです」と、シーメンスPLMソフトウェアのアジア太平洋
地域担当シニア・バイスプレジデント兼マネージング・ディレクターの
ケー・シー・イーは述べています。

「今年のAPECEは、自社の重要なビジネス課題を解決するためにPLM
テクノロジーを活用している多様な業界から数多くの企業の参加が
ありました。どの企業も、他の地域の世界的な製造企業と同様、
目を見張る革新的アプローチの採用とPLMの成熟度の向上を見せて
います」と、CIMdataのプレジデントのPeter Bilello氏は述べています。

「今年の参加企業はどこも賞賛に値するところばかりでした。年々
厳しくなる困難な課題に果敢に取り組んでいます。製品ライフサイクルの
すべての点に革新的な思考を取り入れて臨んでいるお客様を見るにつけ、
非常に頼もしく思えてなりません。こうしたお客様にとって、PLMは
競争優位性の確保に欠かせないものになっています」と、
ケー・シー・イーは述べています。

この賞の授与は、各企業が直面したそれぞれ独自のビジネス課題、
その課題を解決するための道のりとソリューション、PLMテクノロジーを
活用して実現したイノベーション、PLMソリューションを導入して得られた
メリット、PLMソリューションの今後の活用方法などを審査基準として、
審査委員会によって決定されました。


シーメンスPLMソフトウェアについて

シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部の
ビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび
関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで
世界71,000社のお客さまにサービスを提供し、700万ライセンスにおよぶ
ソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地とし
て、数多くの企業と協働して、豊富なアイデアを価値ある製品に変える
オープンなソリューションを提供しています。
シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する
詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。


シーメンス産業オートメーション事業部について

シーメンスインダストリーセクターに属する産業オートメーション事業部
(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション技術、工業用制御技術、
産業用ソフトウェアを相互に組み合わせた多岐にわたる取り扱い品目を
提供し、製品の設計から製造、サービスに至る製造企業の
バリューチェーン全体を支援しています。産業オートメーション事業部が
提供するソフトウェア・ソリューションを活用することにより、新製品の
市場投入期間を最大で約50%も短縮させることができます。
産業オートメーション事業部は、産業オートメーションシステム、
制御機器とシステムエンジニアリング、センサと通信、
シーメンスPLMソフトウェア、水処理技術の5つのビジネスユニットから
構成されています。
詳細はwww.siemens.com/industryautomationをご覧ください。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの登録商標です。
TeamcenterおよびTecnomatixは、米国およびその他の国における
Siemens Product Lifecycle Management Software Inc.またはその
子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、
サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

※TeamcenterおよびTecnomatixに関する詳細は下記よりご覧頂けます。

・Teamcenter
(リンク »)

・Tecnomatix
(リンク »)
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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