デジタルビデオ出力に対応した SMB向け低価格KVM-over-IPスイッチ登場

ラリタンのDominion LXがHDMI、DVI、DisplayPortインタフェースに対応し、 VGAとデジタルビデオ出力サーバの混在環境を1台で管理

ラリタン・ジャパン株式会社

2013-01-07 11:11

ITインフラ管理のリーディングプロバイダであるラリタン・ジャパン株式会社(本社:米国ニュージャージー州サマセット、日本法人本社:東京都港区、以下ラリタン、代表:ジェラード・ポール・クラーク)は本日、中小規模向けKVM-over-IPスイッチDominion® LX の新バージョン 2.5.5の提供を開始したことを発表します。
Dominion LXはエンタープライズKVM-over-IPで培った高度な技術を継承しつつ、SMB向けに必要機能を絞り込んだ低価格KVM-over-IPスイッチです。この度リリースしたバージョン2.5.5では、従来のVGAに加え、新たにHDMI、DVI、DisplayPortといったデジタルビデオ出力への対応を実現。近年増えているデジタルビデオ出力サーバの管理が容易になります。また管理者の権限を強化し、素早く確実にターゲットサーバにアクセスできるよう、アクセス中ユーザの強制ログアウト機能も装備。迅速かつ柔軟なリモートアクセスにより、SMBの運用効率改善に貢献します。

Dominion LXにより、一人または二人のユーザは、最大16台のサーバをOSレベルまたはBIOSレベルでリモート制御できます。遠隔サーバに対してリモートから各種データの転送やソフトウェアのインストールが行えるため、本社にいる管理者だけで遠隔サーバをメンテナンスすることが可能です。HD1920x1080の高解像度により遠隔サーバの画面がクリアに映し出され、まるでその場にいるかのようにコンソール作業が行えます。この他、エンタープライズクラス同様の高いセキュリティ機能も備え、SMBの運用にかかる人員と手間を大幅に軽減します。


Dominion LX バージョン2.5.5 について:

奨小売価格:    111,000円~

提供開始:    2013年1月7日

外形サイズ/重量:   291×270×44(W×D×H)mm
/4.0kg


Dominion LX バージョン2.5.5 の特長:

① HDMI、DVI、 DisplayPort対応
各種デジタルビデオ出力インタフェースに対応したCIM(コンピュータインタフェースモジュール)をサポート。デジタルビデオ出力を持つサーバも、VGAへのコンバータを使用することなく、Dominion LXに直接収容できます。CIMは、KVMスイッチに収容する各サーバに接続する専用モジュール(アダプタ)です。サーバに対してはキーボード・マウス・モニタをエミュレートし、KVMスイッチとの間の信号送受信を行います。これにより、VGAタイプのビデオ出力を持ったサーバと、デジタルタイプのビデオ出力を持ったサーバが混在している環境においても、それらを同一のDominion LXから切り替えて操作することができます。

[新たにサポートするCIM]
・D2CIM-DVUSB-HDMI (HDMI対応)
・D2CIM-DVUSB-DVI  (デジタルDVI対応)
・D2CIM-DVUSB-DP  (DisplayPort対応)


② ユーザの強制ログアウト機能
管理者ユーザの操作権限を強化しました。管理者権限を持ったユーザが、“ログイン中のユーザ”あるいは“ターゲットサーバに接続中のセッション”を任意に選択し、強制的に切断できるようになります。例えば、管理者が緊急アクセスを必要とする場合に他ユーザのセッションを切断したり、アイドル状態のログインユーザやターゲット接続セッションを発見した際に、それらを強制切断したりすることでリソースの有効活用が実現します。

③ USBプロファイルのアップデート
USBタイプのCIMは、ターゲットサーバに対しキーボード/マウス/USBストレージデバイス等のエミュレーションを行っています。本バージョンでは、より多くの種類のターゲットサーバに対して、BIOSキー入力、仮想メディアの利用、マウス同期等をサポートするために、USBプロファイルを追加しました。
(プロファイルと対応機種につきましては、ユーザマニュアル (リンク ») を参照ください)

Dominion LXについて:

Dominion LXは、中堅・中小企業のIT管理者に、遠隔地サーバへの自在なアクセスを提供するKVM-over-IPスイッチです。少ない人員で複雑化したサーバやプラットフォームを管理するのに役立ちます。また、形状がコンパクトで、ラックの空きスペースを有効活用できます。Dominion LXには次の3つのモデルがあります。
• DLX-108 (1 ローカルユーザ、 1 リモート; 8 KVM ポート)
• DLX-116 (1 ローカルユーザ、 1 リモート; 16 KVM ポート)
• DLX-216 (1 ローカルユーザ、 2 リモート; 16 KVM ポート)

Dominion LXの主な機能:
1.BIOSレベルのアクセス制御
2.接続可能なインタフェース-PS2、USB、SUN
3.マルチプラットフォーム対応-Windows®、Mac、Linux®、Sun/Soraris™
4. ローカル/リモート両方のアクセス
5. RADIUS、LDAPおよびActive Directoryに対応
6. 単一コンソールから、カスケード接続により最大256台のPCやサーバを管理可能
7. 業界最高レベルのリモートHDビデオ解像度(1920×1080ピクセル)
8. IPv4/IPv6デュアルスタック
9. 強力なパスワード、256ビットSSL暗号化対応
10. 仮想メディア機能による、OSやソフトウェアのリモートインストール(*)
11. 独自の「ずれないマウス」機能によりターゲットサーバごとのマウス設定調整が不要(*)
12. 日本語表示対応(リモートのみ)
(*) の機能は仮想メディア用の専用インタフェースモジュールD2CIMが必要です。

詳細はウェブサイト( (リンク ») )をご覧ください。

ラリタン(Raritan.com)について
ラリタンは、あらゆる規模のデータセンタに適した電源管理、KVM、シリアルソリューションで豊富な実績を誇るITインフラ管理のリーディングプロバイダ。ラリタンの製品は世界5万ヶ所以上の施設で使われており、電源効率の改善、データセンタ生産性の向上、遠隔拠点業務の強化に必要な制御機能を提供しています。米ニュージャージー州サマセットに本社を置くラリタンは、世界各地にオフィスを置き76ヶ国に製品を供給しています。詳しくはウェブサイト (Raritan.co.jp)をご覧ください。
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名ならびにサービス名は、各社の商標または登録商標です。

<報道関係者様問い合わせ先>
ラリタン・ジャパン株式会社 担当:吉田
URL: (リンク »)
電話: 03-5795-3170(代)
E-mail: marketing.japan@raritan.com

このプレスリリースの付帯情報

Dominion LX 筐体写真

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]