シーメンス、製品開発期間を短縮させるFibersimソフトウェアの最新バージョンを発表

~自社製品に複合材料を使用している各種産業にビジネス価値を創出~                         ~設計と解析に要する時間を最大80%短縮~

シーメンスPLMソフトウェア

2013-02-18 12:00

シーメンスのFibersim(TM)ソフトウェアの最新バージョンは、自社製品
に複合材料を使用している産業における設計・解析期間を最大80%
短縮させ、製造を考慮した設計プロセスでも最大50%の短縮を可能に
させるさまざまな機能強化が行われています。最新バージョンの
Fibersim 13は、シーメンスの製品ライフサイクル管理(PLM)ソフト
ウェアのビジネスユニットであるシーメンスPLMソフトウェアから
提供されます。複合材料設計ソフトウェアであるFibersimは、航空宇宙、
自動車、造船、風力発電の各産業において数多くの大手メーカーに
使用されています。

Fibersim 13では、CAEとCADの双方向データ交換を可能にして、
面倒でミスが発生しやすいデータの再入力の手間を省く新しい機能が
追加されています。この新機能により、解析データを設計環境に
ダイレクトに取り込んで、解析結果に基づく設計更新を自動化する
ことができます。また、製造定義で部品設計を行いそこから設計
定義を取り出すといった、新しい最適化された製造を考慮した
設計プロセスも提供されています。

「複合材料製品の製造には、その開発サイクルのあらゆるフェーズで
多部門にまたがる効率的な情報交換を必要とするコンカレント・
エンジニアリング手法が必要です。しかし各部門で使用している
用語やジオメトリ表現がそれぞれ違っているため、解析部門と
設計部門とで複合材料部品に関する情報交換はこれまで非常に
難しく、ミスが発生していました。Fibersim 13では、CAEの複合材料
部品定義をCADモデルに直接インポートして更新するなど、設計を
効率的に最適化するツールを提供し、エンジニアの生産性を向上
させる機能強化が図られています」と、シーメンスPLMソフトウェア
の専門エンジニアリング・ソフトウェア担当シニア・バイスプレジデント
のSteve Lubyは述べています。

さらに、Fibersim 13では、シーメンスのTeamcenter(R)との統合が
図られており、フラットパターンやレーザーデータ、自動蒸着データ
などの製造データセットを適切なモデル・リビジョンに関連付けて、
その情報を製造現場にそのまま転送できるようになりました。
これにより、完全で一貫したデータセットを製造プロセスに引き渡す
ことができ、最新の設計に基づいた製品の製造を容易にします。

Fibersim 13によって、応力解析者と設計エンジニアとの間に存在
していたコミュニケーションの壁が取り払われます。これはスマートな
意思決定によるより良い製品づくりに欠かせないことです。解析と
設計間でデータを簡単に共有できるようになり、製品の重量、強度、
剛性、部品のユニット化、組立、製造の最適化を実現することが
できます。

Fibersim 13はまもなく出荷を開始します。最新バージョンの
機能強化の詳細については、www.siemens.com/plm/fibersim13を
ご覧ください。

シーメンス インダストリーセクターについて
シーメンス インダストリーセクター(ドイツ・エアランゲン)は、
産業向けに革新的で環境にやさしい技術とソリューションを
提供している世界的なサプライヤです。統合オートメーション
技術と産業用ソフトウェア、各産業に特化した豊富な専門知識、
技術に基づく各種サービスを提供して、お客様の生産性、効率性、
柔軟性の向上に貢献しています。シーメンス インダストリーセクター
は、産業オートメーション事業部、ドライブテクノロジ事業部、
カスタマー・サービス事業部、金属テクノロジーのビネスユニット
からなり、全世界で100,000人を超える従業員を擁しています。
詳細はwww.siemens.com/industryをご覧ください。

シーメンス産業オートメーション事業部について
シーメンスインダストリーセクターに属する産業オートメーション
事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション技術、
工業用制御技術、産業用ソフトウェアを相互に組み合わせた
多岐にわたる取り扱い品目を提供し、製品の設計から製造、
サービスに至る製造企業のバリューチェーン全体を支援して
います。産業オートメーション事業部が提供するソフトウェア・
ソリューションを活用することにより、新製品の市場投入期間を
最大で約50%も短縮させることができます。産業オートメーション
事業部は、産業オートメーションシステム、制御機器とシステム
エンジニアリング、センサと通信、シーメンスPLMソフトウェア、
水処理技術の5つのビジネスユニットから構成されています。
詳細はwww.siemens.com/industryautomationをご覧ください。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの登録商標
です。FibersimおよびTeamcenterは、米国およびその他の国に
おけるSiemens Product Lifecycle Management Software Inc.
またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、
登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。


※Fibersim 13の関連画像は下記をご覧ください。
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