Tokyo, May 13, 2014 - ( JCN Newswire ) - OKIグループのソフトウェア開発・SIサービス会社であるOKIソフトウェア(社長:権藤 義之、本社:埼玉県蕨市)は、スマートフォンやタブレットを使用して遠隔から保守や製造の現場作業を支援するシステム「Remote Support(リモートサポート)」の販売を2014年5月30日より開始します。本システムは2016年度までに150セット以上の販売をめざします。
近年、LTEなどに代表される公衆通信網の高速化とあいまってスマートフォンの普及が進み、個人利用だけでなく業務での利用も拡大しつつあります。それに伴って様々な業務支援アプリケーションが開発されていますが、遠隔での作業支援を可能とする動画共有のアプリケーションは、まだ少ないのが現状です。
OKIソフトウェアが開発した「Remote Support」は、スマートフォンやタブレットを使用して、保守現場や製造現場にいる作業者と事務所など遠隔地にいる監督者などとの間で、リアルタイムに動画、音声、ポインタ情報を共有できるシステムです。これまで培ってきたOKIグループの音声・映像通信技術をベースに現場の映像を双方で共有しつつ、画面サイズの異なる端末同士でも確実かつリアルタイムに双方で同じ位置を指し示すことができる技術を開発しました。従来のような電話音声や写真のやり取りと比較して格段にストレスが少なく作業を進めることが可能です。
本システムの利用により、例えば、若手作業者に対して遠隔地にいるベテラン技術者が共有した動画を基に作業指示を出すことができます。これによりベテラン作業者の移動にかかるコストを削減しつつ、若手作業者の作業の正確性向上を実現します。また、製造現場には、事務棟の監督者から作業内容の指示をリアルタイムで行うことができ、タイムリーで適切な作業確認や早期の問題解決につながります。
本システムは5月14日~16日、東京ビッグサイトで開催される「第3回ワイヤレスM2M展」(ブースNo. 西1-31)に出展します。
OKIソフトウェアは、今後もICTシステムに関わる高い技術力を集結して、お客様の課題を解決するソリューションを提供していきます。
【仕様】
- 対応OS: Android 4.1 / 4.2(iOSは別途対応予定)
- 対応ネットワーク: 3G / LTE / WiFi(公衆網接続時はVPN接続要)
- 通信プロトコル: SIP / RTP
- 映像コーデック: H.264
- 音声コーデック: G.711、Opus
- 解像度: 最大 HD(720p)、最小 QVGA
- カメラ: フロントカメラ/リアカメラ切り替え可能
※イヤホン・マイクの使用が前提となります。
※遠隔作業支援サーバはアプライアンスサーバとして提供します。また、OKIグループのSIPサーバにも順次対応していく予定です。
【販売計画】
提供時期: 2014年5月30日より
価格: 個別見積り
販売目標: 2016年度までに150セット以上
【リリース関連リンク】
「Remote Support」紹介サイト: (リンク »)
概要:沖電気工業株式会社
OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 (リンク »)
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