企業のクラウド活用においては、 自社の専用環境とクラウドサービスを組み合わせ、"適材適所"で機能が高度化・多様化しているクラウドサービスを活用・連携するハイブリッドクラウドが本格的に普及し始めています。
ビットアイルでは、これまで東京都心に4棟のデータセンターを展開しており、これらのデータセンターをコアに、こうしたハイブリッドクラウドニーズに対応してまいりました。ビットアイルのデータセンター内にある顧客の専用環境と自社クラウドサービス「ビットアイルクラウド」(※1)、さらには他社のクラウドサービスとの直接接続を実現する「ビットアイルコネクト」(※2)などハイブリッドクラウドを実現するサービスを提供しています。今回開設する「第5データセンター」は、こうしたハイブリッドクラウド活用を更に強力に推進する戦略的なデータセンターです。
「第5データセンター」の特長
1.高集積・高負荷対応可能な電力供給能力
・ 66,000Vの特別高圧受電を本線・予備線方式による完全二重化
・ N+2(最終構成)の冗長構成の無停電電源(UPS:Uninterruptible Power Supply)
・ 1ラックあたり標準使用可能電力容量6kVA(最大20kVA規模の対応も可能)
2.最大1,440ラック規模の優れた拡張性
・ 東京都心でありながら、第5データセンターだけで最大1,440ラック規模、
隣接する第4データセンターと合わせて4,000ラック規模の優れた拡張性
・ 数百ラック規模のデータセンターOEM提供に対応可能
3.外気冷房を採用した最新の省エネ空調設備
・ 最新技術を組み合わせたハイブリッド空調方式を採用
・ 冷気とサーバ排熱の混合を防止するコールドアイルコンテインメント、
機械室とサーバ室の2層一体型空調(ツインフロア空調システム)の採用
・ 中間期や冬季における外気冷房の使用による環境負荷軽減、CO2削減
・ 高効率な電源設備や最新の空調設備等の導入により、PUE(電力使用効率)1.4以下を目指した設計
4.免震構造など万全の災害対策
・ 東日本大震災クラスの災害にも耐えられる、建物免震構造
・ 東京湾から約5㎞と津波・高潮による被害の恐れは少ないエリア
・ ゲリラ豪雨等の都市災害に対応した設備設計
・ 停電時48時間稼働の備蓄燃料を持つ非常用発電設備
5.首都圏からのアクセス可能な利便性の高い立地
・ 最寄りの飯田橋駅から徒歩10分
・ 首都高からの好アクセス
・ 駐車場完備
6.ハイブリッドクラウドへの対応
・ 「ビットアイルコネクト」を使った、「ビットアイルクラウド」、
外部パブリッククラウドとのハイブリッド接続
・ ビットアイルのインターネット接続サービスに加え、
他社インターネット回線・専用線(マルチキャリア)の引き込みも可能
データセンター等の市場環境について
IT専門調査会社IDC Japan株式会社の調査では、2014年の国内データセンターサービス市場は前年比8.2%増の9,682億円となる見込みで、システム集約のために自社サーバルームから事業者DCへシステム移設する事例や、既存DCから耐震性能の高いDCへのマイグレーション事例が増えていることにより、2013年~2018年の年間平均成長率は6.6%で順調に成長すると予測しています。
一方、2014年国内パブリッククラウド市場は、前年比33.6%増の1,804億円と推定されており、2019年の市場規模は2014年比3.0倍の5,337億円と予測されています。また、2013年の国内プライベートクラウド市場規模は、前年比42.9%増の4,368億円で、2018年の市場規模は2013年比3.7倍の1兆6,026億円と予測されており、国内パブリッククラウド市場と国内プライベートクラウド市場はともに急拡大しています。
IDC Japanは、パブリッククラウドやプライベートクラウドの特徴から「適材適所」によってクラウドを選択し、複数のクラウドを連携させるハイブリッドクラウドが主流になるとみています。
ビットアイル 文京エリア 第5データセンターについては、下記URLを参照ください。
(リンク »)
(※1)「ビットアイルクラウド」については、下記URLを参照ください。
(リンク »)
(※2)「ビットアイルコネクト」について
「ビットアイルコネクト」は、ビットアイルの全てのデータセンター、クラウドサービス、更には外部のパブリッククラウドサービスまでをプライベートネットワークで接続し、ユーザ専用環境とパブリッククラウドといったハイブリッドクラウドだけでなく、複数のクラウド活用をシームレスに行うためのマルチクラウド接続を、素早く、手軽に、低コストで実現するソリューションです。詳しくは、下記URLを参照ください。
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以上
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