クラウド環境で信頼性の高いシステムを実現する「IPCOM for マルチクラウド」を提供開始

クラウド環境に高性能なセキュリティ環境、負荷分散システムを提供

株式会社富士通システムズ・イースト

2015-08-13 11:00

株式会社富士通システムズ・イースト(本社:東京都港区、代表取締役社長:石川 享)は、 ネットワークサーバ「IPCOM EX」をクラウド環境で利用可能な「FUJITSU ネットワーク IPCOM for マルチクラウド」の提供を2015年8月より開始しました。本サービスの第一弾として、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)にて利用可能な、AWS対応版を提供いたします。 本サービスでは、AWS上でソフトウェア版ネットワークサーバ「IPCOM EX」を動作させることで、現時点でAWSの標準機能では提供されていないファイアウォールログ取得やL7負荷分散などの機能を利用できます。それにより、不正アクセス対策の強化や通信の安定化を実現することができます。 今後、富士通のパブリッククラウドサービス「K5」(ケイ ファイブ)にも対応予定です。
【背景】
AWS上にシステムを導入することで、初期コストを抑え短期間でシステム構築を行う事が可能です。しかし、ファイアウォールやサーバ負荷分散において、これまでオンプレミス環境で利用してきた機能がAWS標準機能だけでは使用できない場合があります。「IPCOM for マルチクラウド」は、ソフトウェア版ネットワークサーバ「IPCOM EX」をAWS上に導入することで、オンプレミス環境でご利用されている「IPCOM EX」のファイアウォール、サーバ負荷分散、SSLアクセラレーターなどの機能を利用することが可能となります。

【本サービスの特長】
①オンプレミス環境で導入している「IPCOM EX」と同一の機能(ファイアウォール、サーバ負荷分散、SSLアクセラレーターなど)及び、日本語のWebGUI画面を利用できます。
②導入後は、安心の日本語サポートを利用できます。
③経験豊富な技術者により、高品質・短期間で導入できます。

【 導入による効果 】
オンプレミス環境と同じ「IPCOM EX」のファイアウォール、サーバ負荷分散、SSLアクセラレーター機能がAWS上で利用可能となります。

1.ファイアウォールのセッションログを記録し、どこから通信されているのかを把握する事で、
不正アクセスなどを調査することが可能です。
また別途用意したSYSLOGサーバにログを転送することで、ログの長期保存が可能となります。
  
2.「IPCOM EX」シリーズにてサポートしている高度なサーバ負荷分散機能(Cookieによる一意性保証、
URLを参照したL7負荷分散、アプリケーションレベルでのサーバ故障監視など)をご利用することが可能です。これによりオンプレミス環境と同一のサーバ負荷分散機能を、AWS環境に移行することが可能となります。
 
3. Webサーバにとって暗号化・複合化の処理は高い負荷がかかります。SSLアクセラレーター機能を利用することで、サーバの負荷を大幅に減らし、通信の安定性を確保する事が可能となります。

AWS上にディザスタリカバリ(DR)環境を構築する際、本サービスを適用する事でオンプレミス環境と同じ「IPCOM EX」の上記機能を利用できます。

【 ライセンスの考え方 】
・ソフトウェア版「IPCOM EX」1つに対して、1ライセンスの契約が必要です。
・ライセンスについては、サポートサービス(1年ごとの契約)に含まれています。
・コールドスタンバイ構成で導入する場合は、追加ライセンス(オプションサービス)が必要となります。
 (追加ライセンスはサポートサービス不要)

【 販売目標 】
オンプレミスからの環境移行、DR環境構築に30ライセンス/年を計画しています。

【 販売価格および出荷時期 】
     <サービス名>           <販売価格・税別> <出荷・提供時期>
導入・サポートサービス(初年度) *1     1,520,000円      2015年8月
オプションサービス *2              個別見積もり        同上
サポートサービス(翌年度以降1年分)*3   520,000円        同上

*1 本サービス導入の際は、「導入・サポートサービス(初年度)」の契約が必要です。導入・サポートサービス(初年度)では1年間のサポートサービスを含み、弊社の基準となる標準設定(AWSの基本設定、ファイアウォール、サーバ負荷分散、アカウント、syslog)を行います。標準設定に含まれない設定作業項目につきましては、オプションサービスでの提供となりますので、詳しくは担当営業までお問い合わせください。
*2 「導入・サポートサービス(初年度)」の標準設定に含まれない項目につきましては、オプションサービスでの提供となります。
*3 ご利用期間中は、1年単位でのサポートサービス契約が必要です。

【 商標について 】
※記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※Amazon Web Services、アマゾン ウェブ サービス、AWS、およびAmazon Web Services ロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。


                                                                以 上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

≪お客様お問い合わせ先≫
株式会社富士通システムズ・イースト
ITソリューション本部
電話: 0120-068-600(お客様お問合せ窓口)
受付時間:9時~17時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)

≪報道関係お問い合わせ先≫
株式会社富士通システムズ・イースト
ビジネスマネジメント本部 グループマネジメント推進部
電話: 03-6712-3701(直通)

このプレスリリースの付帯情報

サービスイメージ図

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]