Microsoft Azureクラウド環境における「ASTERIA WARP」導入事例

~データ連携の自動化を実現し国内拠点の最新情報を海外でも共有可能に!基幹システムとMicrosoft Azureクラウド環境との連携を1ヶ月で実現~

アステリア株式会社

2015-12-16 11:30

インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下、インフォテリア)は、「環境試験器」製造メーカーにおける基幹システムとMicrosoft Azureベースのクラウド環境とのデータ連携に、EAI/ESB 製品の国内市場において 9 年連続シェアNo.1(※)製品である ASTERIA シリーズのASTERIA WARP(アステリア ワープ)が採用されたことを発表します。
■ エスペックが「ASTERIA WARP」を採用した背景と効果
 「環境試験器」の世界的メーカーとして市場を牽引しているエスペック株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:石田雅昭、以下、エスペック)は、製造業の顧客に向けて、それぞれ異なる試験内容に応じた「環境試験器」の開発・販売を行っています。近年、海外に開発拠点を置く国内の製造業が増加傾向にある中で、生産拠点の国内と、販売拠点となる海外販売会社間での情報共有がより重視されるようになりました。しかし納期などの情報は国内の基幹システムで管理されていたため、海外拠点から直接参照できず、国内の担当者が都度データの抽出・加工・確認、登録を行う必要がありました。ところがこの作業は大量のデータを全て手動で処理する必要があり、1時間以上費やす日もあったため、通常業務を圧迫していました。そこで既に生産・販売・設計の各業務システム間のデータ連携を担う標準ツールとして、社内で長年活用されてきたASTERIA WARPが、海外拠点との情報共有に新たに採用されました。
 エスペックでは、Oracle Databaseから抽出したデータをASTERIA WARPの連携機能でMicrosoft Azure上のSQL Databaseにアップロードし、それをSharePoint Onlineで参照することで、多様なデータ連携の自動化を実現しました。このフローをわずか1ヶ月で、システム開発経験のないインフラ運用担当者が構築できたことは、エスペック社内でも高く評価されています。またASTERIA WARPのスケジュール機能を用いて連携フローを起動することで、海外拠点へ常に自動的にアップロードされた最新情報を提供できるようにもなりました。
 エスペックが開発したASTERIA WARPのフロー数は既に700以上あり、海外拠点との売上情報のやり取りにも適用されています。今後も社内業務システムのクラウド化を推進していく中でASTERIA WARPをフル活用し、さらなる連携フローの開発・運用を計画しています。

■ 今後のASTERIAビジネスの展開
 インフォテリアのASTERIAビジネスは順調な拡大を継続しており、現在の導入社数は5,000社を突破するとともに、企業データ連携市場(EAI/ESB)では9年連続シェアNo.1を継続し、業界のリーディングカンパニーとしての地位を更に強固なものにしています。
 今後もASTERIA WARPの多様なデータソースとの連携機能を駆使することで、海外拠点や関係会社との最新情報のリアルタイム共有を円滑に行うなど、社内業務のクラウド化による利便性を最大限に引き出せるITソリューションの構築に貢献してまいります。

【システム構成図 (リンク ») 】

用語解説

エスペックによる具体的な導入事例はこちらのサイトでご紹介しています。
(リンク »)

※テクノ・システム・リサーチ社「2015年ソフトウェアマーケティング総覧EAI/ESB市場編」

■ 「エスペック株式会社」について(Webサイト (リンク ») )
 1947年創業。温度や湿度、圧力など様々な環境因子を人工的に再現することで、工業製品の開発時に行われる耐久性や信頼性などをテストする「環境試験器」の製造を主力とする機器メーカーです。世界43カ国を網羅する海外販売ネットワークを通じ、高品質な製品やサービスを提供することで、グローバルな顧客のニーズに応えています。

■ 「ASTERIA WARP」について(Webサイト (リンク ») )
 「ASTERIA WARP」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。また、企業向けデータ連携製品(EAI/ESB製品)の国内市場において9年連続市場シェアNo.1を獲得しています。

■ 「インフォテリア株式会社」について(Webサイト (リンク ») )
 1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に5,198社(2015年9月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、現在900件(2015年9月末現在)の企業や公共機関で採用されています。


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
インフォテリア株式会社 コミュニケーション部
広報担当:長沼史宏
TEL:03-5718-1297
FAX:03-5718-1261
E-mail:press@infoteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
インフォテリア株式会社 プロダクトマーケティング部
製品担当:森一弥
TEL:03-5718-1250
FAX:03-5718-1261
E-mail:pm@infoteria.com

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