メラノックスのEthernetスイッチでCumulus Linuxをサポート

~10、25、40、50および100ギガビット/秒のOpen Ethernetプラットフォーム向けにネットワークオペレーティングシステムの選択肢を拡張~

メラノックス テクノロジーズ ジャパン株式会社

2016-04-07 12:00

データセンターにおけるサーバやストレージシステム向けにエンドトゥエンドのインターコネクトソリューションを提供するトップベンダーであるメラノックステクノロジーズ社(Mellanox(R) Technologies, Ltd., NASDAQ: MLNX)は、10/25、40/50および100ギガビットEthernetスイッチSpectrumでCumulus(R) Linux(R)をサポートしたことを発表しました。Cumulus Linuxがサポートされたことで、クラス最高レベルのネットワークオペレーティングシステム(NOS)を活用し、トップクラスのハイパフォーマンスを実現するEthernetスイッチプラットフォームが提供されることになります。サードパーティー製NOSソリューションが利用可能となったことで、Open Ethernetイニシアチブの基盤が確立されるとともに、お客様は自由にNOSを選択することが可能となります。

「Cumulus Linuxがサポートされたことで、お客様は市場でもっとも先進的なLinux NOSを選択可能になります」と、メラノックステクノロジーズ社Ethernetスイッチセールス担当副社長アミット・カッツは述べています。「メラノックスは、当社のEthernetスイッチプラットフォームにより、今後もこれまでにない予測可能なパフォーマンス、パケットパフォーマンスおよびウェブスケールの優れたIT効率がもたらされることを確信しています。」

より迅速なイノベーションを実現するとともに、ベンダーロックインを回避するために、大規模な先進のウェブスケール企業の多くは、閉鎖的な独自仕様のブラックボックス型スイッチの利用を拒んできました。このような大規模データセンターにおける先例に倣い、標準的な規模の企業でもこのアーキテクチャを模範として、オープンで非集約型のスイッチの採用が進んでおり、ハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントを個別に選択可能となっています。このオープンなネットワーキングプラットフォームにより、お客様は最善のコンポーネントの組み合わせを選択し、自社ビジネスのニーズにあわせてデータセンターの最適化と自動化することが可能になります。十分な検証を実施し統合されたSpectrumスイッチおよびCumulus Linuxは、このような俊敏性をもたらす理想的な組み合わせとなり、企業をこれまでの制約から解放するとともに、データセンターインフラストラクチャの革新、効率化および自動化のスピードの向上と改善を実現するオープンなネットワーキングプラットフォームが提供されます。

メラノックスは、オープンネットワーキングの採用および企業の変革を推進し、ウェブスケールの優れたIT効率の実現を支援しています。メラノックスおよびCumulus NetworksのパートナーシップはOpen Ethernetイニシアチブが具現化したものであると同時に、Open Compute Project(OCP)、Switch Abstraction Interface(SAI)、Linux SwitchdevならびにOpen Network Install Environment(ONIE)への貢献からも明らかなように、オープンネットワーキングに対する両社の長期にわたるコミットメントが促進されます。さらに、メラノックスは10/25、40/50および100ギガビット/秒のEthernetスイッチおよびOCPアダプタのデザインという複合的な貢献も行なっています。

「メラノックス社は、業界がオープンなソリューションへと移行を続けるに伴う大きなビジネスチャンスを十分に活かすことのできる独自のポジションにあります」と、Cumulus Networks社CEO兼共同創設者のJRリバース氏は語っています。「パフォーマンス重視というこれまでにないバリューを提供し、Open Ethernetイニシアチブおよび大規模な顧客ベースを持つメラノックスと連携することで、Cumulusは新たな市場へと進出するとともにお客様のウェブITへの移行を促進することが可能になります。オープンであることは、現代のインフラストラクチャ構築におけるあらゆるレベルで業界標準になろうとしています。エコシステムの活性化によって、お客様はビジネスを成功させることが可能になります。これは、最高の条件の下で最高のテクノロジーを選択できることに起因するものです。」

「Cloudalize社は、当社の多様なパートナー企業が顧客に提供するクラウドソリューション向けにGPU Desktop as a Service(GDaaS)プラットフォームを提供しており、自社のネットワーキング設備においては優れたパフォーマンス、予測可能性およびビジネスグレードのコントロール機能を必要としています」と、Cloudalize社CEOベニー・ウィレン氏は語っています。「ハイパフォーマンスネットワーキングに対して、サーバと同様の容易さでプロビジョニングできることを求めていた当社は、メラノックスのEthernetスイッチで稼働するCumulus Linuxという形のオープンなソリューションに目を向けました。Cumulus Linuxを利用することで、当社の数多くのサーバツールを活用してネットワークのオーケストレーションおよび監視を自動化することができました。またメラノックスのEthernetスイッチによって、パケットロスを懸念することなくCloudalizeが要求する高いレベルの予測可能なパフォーマンスを達成することが可能になります。」

関連情報
●Cumulus Networksとメラノックスのパートナーソリューション
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●メラノックスSpectrumスイッチおよびZeroPacketLoss
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メラノックスについて

メラノックステクノロジーズ社は、サーバやストレージを対象にInfiniBandならびにEthernetのエンドトゥエンドインターコネクトソリューションを提供するリーディングカンパニーです。メラノックス社の製品により、最高のスループット、最小のレイテンシーが実現し、データセンターの効率性が向上します、また、アプリケーションにデータが高速に伝達されるため、システムのパフォーマンスを最大限向上させることができます。メラノックスは、アダプタ、スイッチ、ソフトウェア、ケーブル、シリコンといった高速インターコネクト製品を提供しており、これらの製品により、アプリケーションのパフォーマンスが向上し、HPC、データセンター、Web 2.0、クラウド、ストレージや金融といったさまざまな市場において業績を最大化する一翼を担っています。

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