インフォテリアとテックビューロ、ASTERIA WARP専用「mijinアダプタ(バージョン1)」を5月16日より提供開始

ASTERIA WARP、mijin、mijinアダプタのセットを無償実証実験環境でも提供します。

アステリア株式会社

2016-04-27 15:00

インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下、インフォテリア)と、テックビューロ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:朝山貴生、以下、テックビューロ)は、EAI/ESB製品の国内市場において9年連続市場シェアNo.1(※1)を獲得しているインフォテリアの「ASTERIA WARP」上で、テックビューロが提供する国産初のプライベート・ブロックチェーン(※2)「mijin」の機能をノンプログラミングでの使用を実現する専用接続アダプタ「mijinアダプタ(バージョン1)」(以下、mijinアダプタ)を、2016年5月16日から無償で提供開始することを発表します。
また同時に、2016年5月16日から6月30日までの期間、ASTERIA WARP、mijinアダプタ、mijin(4ノード)のセットをクラウド上の無償実証実験環境(※3)においても提供します。

【実証実験環境申し込みURL(申込期間:4月27日~5月12日)】
(リンク »)

【金融・企業内システムにおけるASTERIA WARPを介したmijinの活用イメージ (リンク ») 】

■ mijinアダプタの概要
 インフォテリアの「アダプタ開発プログラム」に基づいて開発されたmijinアダプタは、mijinの持つ各種機能を4つの高機能なアイコンとして提供します。これによって、ASTERIA WARPの持つグラフィカルな開発環境のなかで、ノンプログラミングで(プログラムを一切行わずに)mijinを簡単に活用することが可能になります。

【mijinアダプタにより提供される機能】
・アカウント作成機能
・トランザクション送信機能
・アカウント詳細情報取得機能
・トランザクション履歴の取得機能

■ 今後の展開
 インフォテリアと、テックビューロは、2016年4月25日に発足したブロックチェーン推進協会の発起メンバーおよび理事として、ブロックチェーンの普及を積極的に推進していきます。また、ASTERIA WARP専用のmijinアダプタによって、金融業界のみならず様々な業界の情報システムでブロックチェーンを手軽に利活用できる開発環境創出の促進にも貢献してまいります。

【ASTERIA WARPのFlow Designerでのノンプログラミングによるmijinアダプタ活用イメージ (リンク ») 】

mijinアダプタにより、以下のフローを作成するだけで、ノンプログラミングでmijinの利活用が可能となります。

(注釈)
※1:テクノ・システム・リサーチ社「2015年ソフトウェアマーケティング総覧EAI/ESB市場編」

※2:ビットコインによって発明された、P2P方式によるデータ処理の基盤技術です。複数のコンピューターが分散型合意形成を行い、暗号署名しながらブロック単位で複数データを処理するのが特徴です。安価なコンピューターで稼働し、ゼロダウンタイムと、改ざん不可能なセキュリティを実現します。バックアップや冗長化も必要なく、劇的なコスト削減が可能であり、キャパシティを超えても落ちないため、金融機関にも注目されています。

※3:さくらインターネット、インフォテリア、テックビューロの3社が協業し、プライベート・ブロックチェーン実証実験プラットフォームとして、「さくらのクラウド」上でASTERIA WARPとmijinのサービス提供を2016年1月18日から同年6月30日の期間、無償で行っています。

用語解説

■ 「テックビューロ株式会社」について(Webサイト (リンク ») )
 テックビューロ株式会社は、暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。ビットコインを含む暗合通貨の為替取引プラットフォーム「Zaif」やプライベート・ブロックチェーン基盤ソフトウェア「mijin」の他、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供しております。

■ 「mijin」について(Webサイト (リンク ») )
 「mijin」は、クラウド上や自社データセンター内に、企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーン環境を構築できるプラットフォームです。既存のデータベースや勘定システムを置き換えて劇的にコストを削減すると同時に、改ざん不可能なセキュリティ環境が構築できる他、実質ゼロダウンタイムを実現します。金融機関から電子マネー、ポイント、オンラインゲーム、ロジスティクスまで、幅広くご利用頂けます。

■ 「インフォテリア株式会社」について(Webサイト (リンク ») )
 1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に5,305社(2015年12月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、現在1,027件(2016年3月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

■ 「ASTERIA WARP」について(Webサイト (リンク ») )
 「ASTERIA WARP」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。また、企業向けデータ連携製品(EAI/ESB製品)の国内市場において9年連続市場シェアNo.1を獲得しています。


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
 インフォテリア株式会社 広報・IR室:長沼史宏
 TEL:03-5718-1297
 E-mail:press@infoteria.com

 テックビューロ株式会社 担当:芳村
 TEL:06-6533-2230
 E-mail:pr@techbureau.jp

【製品に関するお問い合わせ先】
 インフォテリア株式会社 ASTERIA事業本部 マーケティング部
 製品担当:森一弥
 TEL:03-5718-1250
 FAX:03-5718-1261
 E-mail:pm@infoteria.com

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