ブロックチェーン技術とビットコイン取引所を有する テックビューロと資本・業務提携契約を締結

ユーザー認証パッケージ製品の共同開発販売やより安全、より堅牢なお問い合わせ管理システムの開発など、 ブロックチェーン技術による提携事業を推進

株式会社オウケイウェイヴ

2016-04-28 11:30

日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」(http://okwave.jp)を運営する株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:兼元 謙任)は、ブロックチェーン技術とビットコイン取引所を有するテックビューロ株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:朝山 貴生)と、ビットコイン(※1)関連サービス並びにフィンテック(※2)を中心としたブロックチェーン技術(※3)に関する資本・業務提携契約を2016年4月28日に締結しました。
テックビューロとは本年1月に事業提携を行っておりますが、本提携事業を速やかに遂行すべく、同社の第三者割当増資の一部を引き受け、出資することとしました。このたびの資本・業務提携の締結により、テックビューロの保有するブロックチェーン技術を応用した以下の提携事業を推進します。

1. 暗号技術による漏洩対策を施したユーザー認証パッケージ製品の共同開発販売
Q&Aサイト「OKWAVE」では、外部サイトに対してOKWAVE IDによるログイン認証を提供しています。既存のユーザーに対する「ユーザー名」+「パスワード」の体験はそのままに、内部の認証システムに公開鍵暗号のマルチシグネチャを用いたブロックチェーンを実装することで、内部の不正や漏洩が原理的に困難な、より安全なシステム構成を研究開発し、販売していきます。

2. ブロックチェーンの導入による、より安全、より堅牢なお問い合わせ管理システムの開発
当社が企業・団体向けに販売するお問い合わせ管理システム「OKBIZ. for Helpdesk Support」は、数多くのユーザーからの各種問い合わせを全て漏れなく記録し、一元に管理し、そしてそれらを滞りなく処理する必要があります。ブロックチェーンのゼロダウンタイム機構と、「データの整合性が崩れない」、「データが改ざんできない」という特徴を活用し、より堅牢で安全なシステムの開発に取り組みます。

3.  知財の管理と決済にブロックチェーン技術を活用
ブロックチェーンの勘定機能は、自動的に二重払い(ダブルスペンド)を防止します。また、情報の記録と移転には必ず電子署名を伴い、改ざんができません。これによりブロックチェーンは登記や決済など、所有権の管理と移転にも適した仕組みです。当社では今後、知識や知財を個人が販売できるサービスの展開を予定しており、ブロックチェーンを活用した権利の管理と決済システムを構築する予定です。
※1:ビットコイン(Bitcoin)はインターネット上で取り引きできるデジタル通貨です。紙幣や貨幣が発行されないため仮想通貨とも呼ばれています。ビットコインは個人から個人へ直接に送受信ができ、サービスの決済や商品購入に利用できる機会も増えてきています。また、日本円や米ドルなどと両替できる取引所も開設されています。
ビットコインには中央銀行のような中央機関は存在せず、また、特定の国や企業が運営しておらず、ビットコインの発行や取引はすべてP2Pネットワーク上で行われます。ビットコインのすべての取引履歴はブロックチェーンという台帳に記録されることで、取引の整合性を検証する仕組みが設けられています。

※2: フィンテック(FinTech)とは金融(Financial)と技術(Technology)を掛け合わせた造語で、金融とITを融合させた金融システムの革新的活用を意味します。従来は、このフィンテックが担う分野は金融機関向けにサービスを提供する大手ITベンダーが関与するものでしたが、近年、技術革新とともに比較的小規模のベンチャーならびにスタートアップ企業の参入が多くなり注目を集めています。

※3: ビットコインによって発明された、P2P方式によるデータ処理の基盤技術。複数のコンピューターが分散型合意形成を行い、暗号署名しながらブロック単位で複数データを処理することを特徴としています。安価なコンピューターで稼働し、ゼロダウンタイムと、改ざん不可能なセキュリティを実現します。バックアップや冗長化も必要なく、劇的なコスト削減が可能であり、キャパシティを超えてもサービス提供に影響を及ぼさないため、金融機関からも注目されています。

■テックビューロ株式会社について  (リンク »)
テックビューロ株式会社は、暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。ビットコインを含む暗合通貨の為替取引プラットフォーム「Zaif」やプライベート・ブロックチェーン基盤ソフトウェア「mijin」の他、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供しております。

■テークビューロのブロックチェーン技術「mijin」について  (リンク »)
「mijin」は、クラウド上や自社データセンター内に、企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーン環境を構築できるプラットフォームです。既存のデータベースや勘定システムを置き換えて劇的にコストを削減すると同時に、改ざん不可能なセキュリティ環境が構築できる他、実質ゼロダウンタイムを実現します。金融機関から電子マネー、ポイント、オンラインゲーム、ロジスティクスまで、幅広くご利用頂けます。2013年からの開発経験を持つプロジェクト「nem」のチームがテックビューロに合流して開発した、汎用性の高いブロックチェーンプラットフォームです。

■テックビューロの「Zaif」について  (リンク »)
「Zaif」は、テックビューロ株式会社が取り扱うビットコイン、暗号通貨関連サービスの総合ブランド名です。皆様の「財布’(財布ダッシュ)」、「第二の財布」となりたいという思いから名付けました。日本最大級のビットコイン取引所「Zaif Exchange」では現在1日最大20億円の取引量を誇ります。

■株式会社オウケイウェイヴについて  (リンク »)
株式会社オウケイウェイヴは1999年7月設立。互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与することを目指し、日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」( (リンク ») )を2000年1月より運営しています。3,400万件以上のQ&Aデータベースは、約60の企業サイトが導入する「QA Partner」ならびに顧客参加型サポートコミュニティツール「OKBIZ. for Community Support」にて活用されています。また、「OKWAVE」の運営ノウハウを基にした、特許を有するFAQシステム「OKBIZ. for FAQ / Helpdesk Support」を大手企業、自治体など350サイト以上に導入し、市場シェアNo.1を長年維持しています。2006年6月に株式上場(証券コード:3808)。2007年10月に楽天株式会社、2008年3月に米国マイクロソフトコーポレーションとの業務・資本提携を締結。以降も「OKWAVE」に専門家が回答者として参加する「OKWAVE Professional」( (リンク ») )や、各界の著名人に質問できる「OKWAVE Premium」( (リンク ») )など、Q&Aを軸にした感謝の気持ちでつながるサービスを提供しています。

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