ヤマトプロテック様は、同社の消防設備を導入する全国の施設管理会社の保守管理業務を軽減し、コンプライアンス対応を強化するため、5月16日より、施設の消防設備点検の状況をリアルタイムに確認し、詳細情報を参照できるサービス「Maintenance Management System」の提供を開始しました。
本システムは、施設の施工から点検、メンテナンスまでをサポートし、維持メンテナンス業務の効率化と品質向上を実現するクラウドサービス「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS teraServation (アズクラウド サース テラサベイション)」(注1)により実現するものです。消防設備点検の台帳管理、メンテナンス計画および実績管理、点検・作業・修繕の受付から作業指示まで幅広く行える本サービスの機能に加え、ヤマトプロテック様の消防設備を導入する施設管理会社が設備点検状況をリアルタイムに閲覧できる機能を追加開発しています。消防設備の点検業務はまだ表計算ソフトなどで管理されているケースが多く、今回のクラウド型のシステムは業界の先駆けとなるシステムです。
ヤマトプロテック様が提供する「Maintenance Management System」サービスでは、施設管理会社が管理する施設が一覧で表示されるとともに、施設の点検時期と点検状況が一目で確認できるため、点検漏れを防止できます。また、各施設点検における作業報告書や点検票、写真、図面などがデータで一元管理できるとともに、タブレットを使って外出先からも参照できます。これにより、紙の資料を探したり整理したりする手間が省けて作業負荷が大幅に軽減されるとともに、いつでもどこでも確認作業が行えるため保守点検業務のスピードと品質の向上につながります。
当社は、防災・防犯の総合メーカーとして、「人命と財産を守り」新領域にチャレンジし続けるヤマトプロテック様におけるビジネスを今後もICTで支援し、安全で快適な社会の実現に向けて貢献していきます。
また、今後、ビルメンテナンスのようにオーナーから施設管理を委託されビジネスパートナーと連携して維持メンテナンスを行っている業態のほか、飲食業における店舗の保守管理業務や製造業における自社工場設備の日常点検業務といった施設管理が必要な幅広い業種のお客様に「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS teraServation」を提供し、施設の定期点検業務や定期修繕業務、突発的な緊急メンテナンス業務などの維持メンテナンスに関する情報を一元的に管理し、蓄積された情報をもとに、計画的かつ効果的な維持メンテナンスを支援していきます。
【関連Webサイト】
・富士通 公開サイト( (リンク ») )
・「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS teraServation」紹介サイト
( (リンク ») )
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以 上
≪お客様お問い合わせ先≫
ソリューション営業本部 ソリューション販売推進部
電話:03-6712-3830 (直通)
≪報道関係お問い合わせ先≫
グループマネジメント推進部 広報担当
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このプレスリリースの付帯情報
用語解説
(注1)「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS teraServation」:
当社が開発し、株式会社富士通マーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤田 正美)が提供するクラウドサービス
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