ジョホール・バルにブロックチェーン開発を専門とする新会社 OK BLOCKCHAIN CENTRE SDN. BHD.を設立

感謝経済プラットフォームの実現と、フィンテック領域のシステム開発を担う

株式会社オウケイウェイヴ

2018-05-29 12:00

日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」(https://okwave.jp)を運営する株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:兼元 謙任)は、当社の100%子会社であるOKfinc LTD.(本社:マレーシア ラブアン)を親会社とし、ブロックチェーン開発を専門とする新会社OK BLOCKCHAIN CENTRE SDN. BHD.を2018年5月中にマレーシアのジョホール・バルに設立いたします。
このたび設立する新会社は、当社の事業推進におけるコア技術と位置づけているABCテクノロジー、「AI(人工知能)」、「Blockchain(ブロックチェーン)」、「Chat(チャット)」の中で、ここ1年間で爆発的な伸びを示し続けている暗号通貨市場を支えるブロックチェーン技術を軸に、銀行間送金決済、暗号通貨(仮想通貨)ウォレット、暗号通貨取引所システムといった、フィンテック領域の中核を担うブロックチェーンシステム開発を主たる事業目的とします。また付随業務として、KYCサポート(※1)、AMLサポート(※2)といった暗号通貨運用フェイズの諸業務も、パートナー企業と協力の上で担います。

また、当社が運営するQ&Aサイト「OKWAVE」では、企業や士業等の専門家を含む様々な立場の回答者が悩みを抱えた質問者らに優れた回答を無償で提供しています。本年4月4日には、「OKWAVE」をベースに、感謝を価値化する新たな経済圏「感謝経済プラットフォーム」の開発に着手し、同年5月22日には、第1弾となる「感謝指数レーダーチャート」の提供を開始しました。「感謝経済プラットフォーム」の構築には、「OKWAVE」にて既に実装しているビットコイン送付支援機能に加え、連携トークンの流通機能の整備、流動性の向上、そして決済機能の実装までを視野に入れています。フィンテックに連なるこれらの機能を「OKWAVE」上に実装すること、そしてそれらを「感謝経済プラットフォーム」に参画する企業のエコシステムとつなぎ合わせていくことで、感謝の価値化が進み、「OKWAVE」上で良い質問や回答をするほどに豊かな生活につながる世界観が実現します。このような世界観の実現に向け、独自のブロックチェーン開発ノウハウを蓄積するため、MSCステータス(※3)をはじめとするIT企業の優遇措置制度に力を入れているマレーシアを本拠地としたブロックチェーン開発センターを構築していくことを目指します。

新会社は、マレーシアのイスカンダル開発エリア(※4)の中心地であるジョホール州の高層オフィス「メディニ9」を本社とする予定です。「メディニ9」はマレーシア連邦政府の主導で展開している重点開発地域です。新会社では、マレーシア政府、現地の大学、そして現地有力企業と多岐にわたるコラボレーションを行い、ジョホール州をブロックチェーン開発特区にすることを目指します。なお、新会社では2020年までに大幅な技術者の確保に努め、開発体制を構築する計画です。

ブロックチェーン技術が支える暗号通貨決済・取引所開発に関するこれらの事業を推進することで、「互い助け合いの場の創造を通して物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与する」という当社の理念の実現に向けて事業を進めてまいります。

※1  KYC(Know Your Customer)とは、暗号通貨取引所で新規に口座開設する際に取引所側から要求される、顧客本人の身元確認における書面手続きの総称。

※2  AML(anti-money laundering)とは、不自然な取引、不正口座取引、反社会的勢力やテロ資金、融資詐欺の排除など、マネーロンダリング対策の総称。

※3 マレーシアでは1996年から国家プロジェクト「マルチメディア・スーパーコリドー(MSC)計画」を打ち出し、マレーシアをITハブにする、海外先進国から関連産業の誘致を積極的に行っています。一定要件を満たした進出企業への優遇措置や特典を与えており、これらの総称が「MSCステータス」。

※4 2006年に開始されたマレーシア南端部のジョホール州を開発する巨大プロジェクトの総称。

■新会社OK BLOCKCHAIN CENTRE SDN. BHD.について
(1)商号 OK BLOCKCHAIN CENTRE SDN. BHD.
(2)所在地 Unit B19, Level 19, Tower B, Medini 9, Persiaran Medini Sentral 1, Bandar Medini Iskandar,
79250 Iskandar Puteri, Johor, Malaysia
(3)代表者 松田 元
(4)事業内容 ブロックチェーンシステム開発事業
(5)設立年月 2018年5月中を予定
(6)資本金 100万リンギット(約2,700万円)
(7)株主構成 OKfinc LTD. 90%
足利 俊樹  10%

■株式会社オウケイウェイヴについて  (リンク »)
株式会社オウケイウェイヴは1999年7月設立。「互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与する」ことを目指し、日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE( (リンク ») )」を2000年1月より運営しています。また、利用者の質問に専門家や企業が回答する「OKWAVE Professional( (リンク ») )」なども提供しています。法人向けには、「OKWAVE」の運営ノウハウを基に、国内シェアNo.1のFAQシステム「OKBIZ. for FAQ / Helpdesk Support( (リンク ») )」、顧客参加型サポートコミュニティツール「OKBIZ. for Community Support( (リンク ») )」、さらにはAIエージェントサービス「OKBIZ. AI Knowledge( (リンク ») )」などを大手企業、自治体の約500サイトに導入しています。2006年6月に株式上場(証券コード:3808)。今後は3,600万件以上のQ&Aビッグデータと、AI、ブロックチェーン、チャットの各技術を組み合わせて、さらに問題解決に寄与するサービスを提供していきます。
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