中国・江蘇省無錫市における電子機器製造受託(EMS)の新工場設立について

住友商事株式会社

From: PR TIMES

2020-05-25 16:45

住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭誠之、以下「住友商事」)は、100パーセント子会社で、電子機器の製造受託サービス(Electronics Manufacturing Service、以下「EMS」)を行う株式会社スミトロニクス(以下「スミトロニクス」)を通じ、株式会社大日光・エンジニアリングと共同で、中国・江蘇省無錫市においてEMS事業を担う新工場(以下、「新工場」)を設立します。



無錫市は、1,000社以上の日系企業が進出している、中国を代表する電子情報産業の集積地です。中国では、自動車や家電製品の国内需要が増加しており、EMSの需要も拡大基調にあります。特に車載分野では、より高品質でコスト競争力の高い電子機器の基板実装が求められます。

新工場は、スミトロニクスの子会社であるスミトロニクス上海と株式会社大日光・エンジニアリングの子会社である賽斯電子(無錫)有限公司(以下「トロア無錫」)が共同で設立し、2020年6月の稼働開始を予定しています。トロア無錫は、車載機器や家電製品などの基板実装・製品組み立てに強みがある企業です。新工場は、スミトロニクスが初めて中国国内に保有する自社工場であり、スミトロニクス上海の強みである家電製品や産業機器のEMSに加え、車載分野にも注力します。なお、スミトロニクスグループが独自開発した工程管理システムCIMSを新工場にも導入することで、工程管理およびトレーサビリティを徹底し、高品質かつ信頼性が高い製品をグローバルに提供できる体制を構築し、車載EMSへのニーズに対応します。

住友商事は、1990年代にEMS事業に参画し、スミトロニクスを通じて、海外8カ国10拠点でEMS事業を展開しています。新工場の設立および運営を通じ、中国の華東地区における車載・家電分野でのEMS需要を取り込み、収益基盤の拡大を図るとともに、車載EMS体制の確立と、民生分野の生産の自動化、省人化などの生産革新を目指します。また、車載分野に加え、今後需要が高まる産業分野、医療分野、環境インフラ分野などのビジネスの取引拡大にも取り組んでいきます。


<参考資料>
■新工場概要
・名称:蘇拓電子(無錫)有限公司(Sumitronics Manufacturing (Wuxi) Co., Ltd.)
・所在地:中華人民共和国 江蘇省 無錫市
・出資比率:スミトロニクス上海 86%、トロア無錫 14%
・資本金:4,500万人民元
・設立時期:2020年6月(予定)
・代表者:董事長 山田賢一郎


■住友商事のマテリアリティ(重要課題)住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地域と産業の発展への貢献」および「人材育成とダイバーシティの推進」に資する事業です。
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