＜5G/ネットワーク関連サービスでは年商規模と業種別ITソリューション動向を踏まえた導入提案が不可欠＞
■「5G」「ゼロトラストネットワークアクセス」「ペーパレスFAX」などによる差別化が求められる
■「アプリケーションアクセスサービス」はVPNに代わる手段として幅広く普及する可能性あり
■業種別分析例：組立製造業にはデジタル化/可視化/自動化に伴う5Gとエッジ活用が有効
PRESS RELEASE（報道関係者各位）2021年8月24日
2021年中堅・中小市場における5G/ネットワーク関連サービスの訴求ポイント
調査設計/分析/執筆： 岩上由高
ノークリサーチ（本社： 〒160-0022東京都新宿区新宿2-13-10武蔵野ビル5階23号室：代表：伊嶋謙ニTEL：03-5361-7880URL：http//www.norkresearch.co.jp）は中堅・中小向けの5G/ネットワーク関連サービスに関する調査を実施し、その分析結果を発表した。本リリースは「2021年版中堅・中小向け5G/ネットワーク関連サービスの展望レポート」のサンプル/ダイジェストである。
＜5G/ネットワーク関連サービスでは年商規模と業種別ITソリューション動向を踏まえた導入提案が不可欠＞
■「5G」「ゼロトラストネットワークアクセス」「ペーパレスFAX」などによる差別化が求められる
■「アプリケーションアクセスサービス」はVPNに代わる手段として幅広く普及する可能性あり
■業種別分析例：組立製造業にはデジタル化/可視化/自動化に伴う5Gとエッジ活用が有効
調査対象企業： 年商500億円未満の中堅・中小企業700社（日本全国、全業種）（有効回答件数）
調査対象職責： 経営層およびIT活用の導入/選定/運用に関わる立場
調査実施時期： 2021年5月中旬
※詳細は右記の調査レポート案内を参照 (リンク »)
■「5G」「ゼロトラストネットワークアクセス」「ペーパレスFAX」などによる差別化が求められる
クラウドやスマートデバイスの普及により、中堅・中小企業の業務システムも社内に閉じた形態から、様々なシステムや端末が相互に接続する状態へと変わりつつある。また、5Gを活用した新たなサービス展開にも注目が集まっている。そのため、ベンダや販社/SIerとしても5G/ネットワーク関連サービスの活用提案に目を向ける必要がある。ただし、業務システムの基盤である5G/ネットワーク関連サービスの訴求においては具体的なITソリューションを踏まえた活用提案が欠かせない。そこで、最新の調査レポート「2021年版中堅・中小向け5G/ネットワーク関連サービスの展望レポート」ではDX/コロナ禍に伴うITソリューション動向と共に中堅・中小企業における5G/ネットワーク関連サービスの導入意向、課題、ニーズを分析している。
以下のグラフはDX/コロナ禍に起因するITソリューション（導入済みまたは導入予定）で利用する5G/ネットワーク関連サービスを尋ねた結果を年商500億円未満の中堅・中小企業全体で集計したものだ。（選択肢の詳細は次頁に記載）
中堅・中小企業では拠点間のネットワーク接続が以前から課題となっており、上記のグラフでもVPN関連の導入意向が高い。
だが、5GやZTNAに関連する項目、ペーパレスFAXも15%前後の値を示しており、ベンダや販社/SIerにとっては今後の重要な差別化ポイントとなってくる。次頁ではこうした分析結果の一部をサンプル/ダイジェストとして紹介している。
■「アプリケーションアクセスサービス」はVPNに代わる手段として幅広く普及する可能性あり
本リリースの元となる調査レポートでは、5G/ネットワーク関連サービスとして以下のような項目を列挙し、それらの導入意向を尋ねている。（図解を含む選択肢の詳細説明は右記レポート案内を参照 (リンク ») ）
＜＜VPN/WAN関連＞＞
・VPN（拠点間） 自社の拠点間を結ぶ仮想ネットワーク
・VPN（在宅勤務） 自宅/サテライトオフィスと自社の拠点間を結ぶ仮想ネットワーク
・VPN（モバイル） 外出中や移動中の端末と自社の拠点間を結ぶ仮想ネットワーク
・VPN（対事業者） クラウドやデータセンタの事業者と自社の拠点間を結ぶ仮想ネットワーク
・SD-WAN ソフトウェアによって拠点間のネットワーク接続を動的に制御する仕組み
＜＜5G関連＞＞
・キャリア5G 大手キャリアが一般消費者や企業に提供する全国的な5G網
・ローカル5G （※1） 工場や建設現場などの限られた範囲で独自に構築される5G網
・5G MEC 大手キャリアの5G網内に構築された高速/大容量/低遅延のクラウド環境
＜＜IoT/クラウドサービス関連＞＞
・アプリケーションアクセスサービス（※2） C/Sを含む社内外の様々なシステムにWeb経由で接続できるサービス
・セキュアウェブゲートウェイ（※3） Webアクセスを仲介し、権限管理や安全性を高めるクラウドサービス
・エッジコンピューティング カメラやIoTセンサなどで得たデータをその場で処理する
＜＜音声/データ通信サービス関連＞＞
・電話着信管理 オフィス宛の電話を在宅勤務の従業員に振り分けるなど
・内線通話のIP化（※4） 交換機をクラウド化し、IPネットワーク上で内線通話を行う
・ペーパレスFAX FAX通信機能をクラウド上で実現し、PCで送受信を行う
・音声とデータの回線統合 音声通話とデータ通信をIPネットワーク上で統合する
・データ通信の公私分計 個人端末を業務利用した時の通信費を企業が負担する
前頁に掲載したグラフは上記に列挙した項目の導入意向を中堅・中小企業全体で集計したものだが、企業規模による違いに留意する必要がある。例えば、以下のグラフは※1、※2、※3、※4の年商別集計結果を調査レポートから抜粋したものだ。
「内線通話のIP化」が拠点数が相対的に多い中堅中位～上位企業（年商100～500億円）で高い値を示す一方、「ローカル5G」は小規模企業（年商5億円未満）や中小企業（年商5～50億円）におけるニーズも期待できる。既に免許申請代行を含めた5G導入支援が提供されているが、価格を抑えた手軽なサービスの提供によってローカル5Gの裾野を広げられる可能性がある。
一方、「アプリケーションアクセスサービス」や「セキュアウェブゲートウェイ」はZTNA（Zero Trust Network Access）に関連する項目だ。中堅企業（年商50～500億円）では業務システムのWeb化も進んでいることから、「セキュアウェブゲートウェイ」（例.「Zscaler Internet Access」「Symantec Web Security Service」など）の値が相対的に高い。一方、クライアント/サーバ（C/S）も含む幅広いアプリケーション利用をカバーした「アプリケーションアクセス」（例. 「Zscaler Private Access」「Akamai EAA」など）は年商規模による顕著な傾向差が見られない。逆に言えば、VPNに代わるアクセス手段として、中堅・中小企業全体に幅広く普及する可能性もある。調査レポートでは上記以外の項目も含めた5G/ネットワーク関連サービスの導入意向を詳しく分析している。
■業種別分析例：組立製造業にはデジタル化/可視化/自動化に伴う5Gとエッジ活用が有効
5G/ネットワーク関連サービスの導入提案を確実に成功させるためには、業種別のITソリューション動向を理解しておく必要がある。例えば、以下のグラフは組立製造業に対して、DX/コロナ禍に伴うITソリューションのうち、5G/ネットワーク関連サービスが重要な役割を果たすものは何か？を尋ねた結果である。
さらに以下のグラフは前頁に列挙した5G/ネットワーク関連サービスのうち、「5G関連」と「IoT/クラウドサービス関連」の結果を中堅・中小企業全体と組立製造業で比較したものだ。
上段グラフの業種固有のITソリューション項目では「製品の開発/改善におけるデジタル化」や「製品を製造する工程の可視化/自動化」への取り組み意向が相対的に高いことがわかる。一方、下段グラフでは「ローカル5G」や「エッジコンピューティング」の値が全体と比べて高くなっている。
つまり、組立製造業に対しては「製品の開発/改善におけるデジタル化」や「製品を製造する工程の可視化/自動化」を実現する際に必要な基盤として「ローカル5G」や「エッジコンピューティング」の活用を訴求することが有効と考えられる。
このように5G/ネットワーク関連サービスの訴求では前頁で述べた年商規模別の傾向に加えて、業種別のITソリューション動向を踏まえた戦略立案が極めて重要となってくる。ここでは組立製造業における分析結果の一部を抜粋したが、調査レポートでは加工製造業、建設業、卸売業、小売業、運輸業、IT関連サービス業、一般サービス業について同様の分析を行っている。
本リリースの元となる調査レポート
『2021 年版中堅・中小向け 5G/ ネットワーク関連サービスの展望レポート 』
ローカル 5G 、ゼロトラスト、エッジコンピューティングなどの新たなネットワーク活用を普及させるためには何が必要か？
【対象企業属性 】 （有効回答件数 700 社）
年商：5 億円未満 / 5 億円以上～ 5 0 億円未満 / 50 億円以上～ 100 億円未満 /100 億円以上～ 300 億円未満 / 300 億円以上～ 500 億円未満
従業員数：20 人未満 / 20 人以上～ 50 人未満 / 50 人以上～ 100 人未満 / 100 人以上～ 300 人未満 / 300 人以上～ 500 人未満 / 500人以上～ 1000 人未満 / 1000 人以上～ 3,000 人未満 / 3,000 人以上～ 5,000 人未満 / 5,000 人以上
業種：組立製造業 / 加工製造業 / 建設業 / 卸売業 / 小売業 / 運輸業 / IT 関連サービス業 / 一般サービス業
地域：北海道地方 / 東北地方 / 関東地方 / 北陸地方 / 中部地方 / 近畿地方 / 中国地方 / 四国地方 / 九州・沖縄地方
その他の属性：
「IT管理運用の人員規模」（12区分）、「ビジネス拠点の状況」（5区分）
【分析サマリの章構成】
第1章：DX/コロナ禍に伴うIT活用状況
第2章：DX/コロナ禍に伴う業種別ITソリューション
第3章：5G/ネットワーク関連サービスと結びつきやすいITソリューション
第4章：中堅・中小企業が求める5G/ネットワーク関連サービス
第5章：5G/ネットワーク関連サービスに求められる機能や要件
第6章：5G/ネットワーク関連サービスの活用方針と課題
第7章：5G/ネットワーク関連サービスに必須となる支援
【価格】 180,000 円 税別 【発刊日】 2021 年 9 月 13 日
詳細は右記の調査レポート案内をご参照ください
(リンク »)
ご好評いただいている既刊の調査レポート 各冊 180,000 円（税別）
「2020年版中堅・中小企業のITアプリケーション利用実態と評価レポート」
ERP/ 会計/ 生産/ 販売/ ワークフロー/ CRM/ BIなど10分野の導入済み＆新規予定のシェアとユーザによる評価を網羅
レポート案内： (リンク »)
「2020年版中堅・中小企業におけるRPAおよびノーコード/ローコード開発ツールの活用実態レポート」
RPA市場の最新動向をノーコード/ローコード開発ツールの視点も交えて俯瞰する
レポート案内： (リンク »)
「2020年版中堅・中小企業の業務システム購入先のサービス/サポート評価レポート」
12分野のIT商材ポートフォリオと提案からサポートに至るまでのユーザ評価に基づく計61社の販社/SIerランキング
レポート案内： (リンク »)
｢2020年版中堅・中小企業におけるサーバ(オンプレミス/クラウド)およびストレージ活用の実態レポート｣
中堅・中小のサーバ環境は大企業と同様にクラウド移行が進むのか、それともオンプレミスとの共存となるのか？
レポート案内： (リンク »)
｢2020年版中堅・中小企業のセキュリティ・運用管理・バックアップに関する今後のニーズとベンダ別導入意向レポート｣
エンドポイント、サーバ/ネットワーク、アプリケーションを網羅した守りのIT対策と32社に渡るベンダの導入意向を分析
レポート案内： (リンク »)
本データの無断引用・転載を禁じます。引用・転載をご希望の場合は下記をご参照の上、担当窓口にお問い合わせください。
引用・転載のポリシー： (リンク »)
当調査データに関するお問い合わせ
株式会社ノークリサーチ担当：岩上由高
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-13-10武蔵野ビル5階23号室
TEL 03-5361-7880 FAX 03-5361-7881
Mail: inform@norkresearch.co.jp
Web: www.norkresearch.co.jp
2021年中堅・中小市場における5G/ネットワーク関連サービスの訴求ポイント
調査設計/分析/執筆： 岩上由高
ノークリサーチ（本社： 〒160-0022東京都新宿区新宿2-13-10武蔵野ビル5階23号室：代表：伊嶋謙ニTEL：03-5361-7880URL：http//www.norkresearch.co.jp）は中堅・中小向けの5G/ネットワーク関連サービスに関する調査を実施し、その分析結果を発表した。本リリースは「2021年版中堅・中小向け5G/ネットワーク関連サービスの展望レポート」のサンプル/ダイジェストである。
＜5G/ネットワーク関連サービスでは年商規模と業種別ITソリューション動向を踏まえた導入提案が不可欠＞
■「5G」「ゼロトラストネットワークアクセス」「ペーパレスFAX」などによる差別化が求められる
■「アプリケーションアクセスサービス」はVPNに代わる手段として幅広く普及する可能性あり
■業種別分析例：組立製造業にはデジタル化/可視化/自動化に伴う5Gとエッジ活用が有効
調査対象企業： 年商500億円未満の中堅・中小企業700社（日本全国、全業種）（有効回答件数）
調査対象職責： 経営層およびIT活用の導入/選定/運用に関わる立場
調査実施時期： 2021年5月中旬
※詳細は右記の調査レポート案内を参照 (リンク »)
■「5G」「ゼロトラストネットワークアクセス」「ペーパレスFAX」などによる差別化が求められる
クラウドやスマートデバイスの普及により、中堅・中小企業の業務システムも社内に閉じた形態から、様々なシステムや端末が相互に接続する状態へと変わりつつある。また、5Gを活用した新たなサービス展開にも注目が集まっている。そのため、ベンダや販社/SIerとしても5G/ネットワーク関連サービスの活用提案に目を向ける必要がある。ただし、業務システムの基盤である5G/ネットワーク関連サービスの訴求においては具体的なITソリューションを踏まえた活用提案が欠かせない。そこで、最新の調査レポート「2021年版中堅・中小向け5G/ネットワーク関連サービスの展望レポート」ではDX/コロナ禍に伴うITソリューション動向と共に中堅・中小企業における5G/ネットワーク関連サービスの導入意向、課題、ニーズを分析している。
以下のグラフはDX/コロナ禍に起因するITソリューション（導入済みまたは導入予定）で利用する5G/ネットワーク関連サービスを尋ねた結果を年商500億円未満の中堅・中小企業全体で集計したものだ。（選択肢の詳細は次頁に記載）
中堅・中小企業では拠点間のネットワーク接続が以前から課題となっており、上記のグラフでもVPN関連の導入意向が高い。
だが、5GやZTNAに関連する項目、ペーパレスFAXも15%前後の値を示しており、ベンダや販社/SIerにとっては今後の重要な差別化ポイントとなってくる。次頁ではこうした分析結果の一部をサンプル/ダイジェストとして紹介している。
■「アプリケーションアクセスサービス」はVPNに代わる手段として幅広く普及する可能性あり
本リリースの元となる調査レポートでは、5G/ネットワーク関連サービスとして以下のような項目を列挙し、それらの導入意向を尋ねている。（図解を含む選択肢の詳細説明は右記レポート案内を参照 (リンク ») ）
＜＜VPN/WAN関連＞＞
・VPN（拠点間） 自社の拠点間を結ぶ仮想ネットワーク
・VPN（在宅勤務） 自宅/サテライトオフィスと自社の拠点間を結ぶ仮想ネットワーク
・VPN（モバイル） 外出中や移動中の端末と自社の拠点間を結ぶ仮想ネットワーク
・VPN（対事業者） クラウドやデータセンタの事業者と自社の拠点間を結ぶ仮想ネットワーク
・SD-WAN ソフトウェアによって拠点間のネットワーク接続を動的に制御する仕組み
＜＜5G関連＞＞
・キャリア5G 大手キャリアが一般消費者や企業に提供する全国的な5G網
・ローカル5G （※1） 工場や建設現場などの限られた範囲で独自に構築される5G網
・5G MEC 大手キャリアの5G網内に構築された高速/大容量/低遅延のクラウド環境
＜＜IoT/クラウドサービス関連＞＞
・アプリケーションアクセスサービス（※2） C/Sを含む社内外の様々なシステムにWeb経由で接続できるサービス
・セキュアウェブゲートウェイ（※3） Webアクセスを仲介し、権限管理や安全性を高めるクラウドサービス
・エッジコンピューティング カメラやIoTセンサなどで得たデータをその場で処理する
＜＜音声/データ通信サービス関連＞＞
・電話着信管理 オフィス宛の電話を在宅勤務の従業員に振り分けるなど
・内線通話のIP化（※4） 交換機をクラウド化し、IPネットワーク上で内線通話を行う
・ペーパレスFAX FAX通信機能をクラウド上で実現し、PCで送受信を行う
・音声とデータの回線統合 音声通話とデータ通信をIPネットワーク上で統合する
・データ通信の公私分計 個人端末を業務利用した時の通信費を企業が負担する
前頁に掲載したグラフは上記に列挙した項目の導入意向を中堅・中小企業全体で集計したものだが、企業規模による違いに留意する必要がある。例えば、以下のグラフは※1、※2、※3、※4の年商別集計結果を調査レポートから抜粋したものだ。
「内線通話のIP化」が拠点数が相対的に多い中堅中位～上位企業（年商100～500億円）で高い値を示す一方、「ローカル5G」は小規模企業（年商5億円未満）や中小企業（年商5～50億円）におけるニーズも期待できる。既に免許申請代行を含めた5G導入支援が提供されているが、価格を抑えた手軽なサービスの提供によってローカル5Gの裾野を広げられる可能性がある。
一方、「アプリケーションアクセスサービス」や「セキュアウェブゲートウェイ」はZTNA（Zero Trust Network Access）に関連する項目だ。中堅企業（年商50～500億円）では業務システムのWeb化も進んでいることから、「セキュアウェブゲートウェイ」（例.「Zscaler Internet Access」「Symantec Web Security Service」など）の値が相対的に高い。一方、クライアント/サーバ（C/S）も含む幅広いアプリケーション利用をカバーした「アプリケーションアクセス」（例. 「Zscaler Private Access」「Akamai EAA」など）は年商規模による顕著な傾向差が見られない。逆に言えば、VPNに代わるアクセス手段として、中堅・中小企業全体に幅広く普及する可能性もある。調査レポートでは上記以外の項目も含めた5G/ネットワーク関連サービスの導入意向を詳しく分析している。
■業種別分析例：組立製造業にはデジタル化/可視化/自動化に伴う5Gとエッジ活用が有効
5G/ネットワーク関連サービスの導入提案を確実に成功させるためには、業種別のITソリューション動向を理解しておく必要がある。例えば、以下のグラフは組立製造業に対して、DX/コロナ禍に伴うITソリューションのうち、5G/ネットワーク関連サービスが重要な役割を果たすものは何か？を尋ねた結果である。
さらに以下のグラフは前頁に列挙した5G/ネットワーク関連サービスのうち、「5G関連」と「IoT/クラウドサービス関連」の結果を中堅・中小企業全体と組立製造業で比較したものだ。
上段グラフの業種固有のITソリューション項目では「製品の開発/改善におけるデジタル化」や「製品を製造する工程の可視化/自動化」への取り組み意向が相対的に高いことがわかる。一方、下段グラフでは「ローカル5G」や「エッジコンピューティング」の値が全体と比べて高くなっている。
つまり、組立製造業に対しては「製品の開発/改善におけるデジタル化」や「製品を製造する工程の可視化/自動化」を実現する際に必要な基盤として「ローカル5G」や「エッジコンピューティング」の活用を訴求することが有効と考えられる。
このように5G/ネットワーク関連サービスの訴求では前頁で述べた年商規模別の傾向に加えて、業種別のITソリューション動向を踏まえた戦略立案が極めて重要となってくる。ここでは組立製造業における分析結果の一部を抜粋したが、調査レポートでは加工製造業、建設業、卸売業、小売業、運輸業、IT関連サービス業、一般サービス業について同様の分析を行っている。
本リリースの元となる調査レポート
『2021 年版中堅・中小向け 5G/ ネットワーク関連サービスの展望レポート 』
ローカル 5G 、ゼロトラスト、エッジコンピューティングなどの新たなネットワーク活用を普及させるためには何が必要か？
【対象企業属性 】 （有効回答件数 700 社）
年商：5 億円未満 / 5 億円以上～ 5 0 億円未満 / 50 億円以上～ 100 億円未満 /100 億円以上～ 300 億円未満 / 300 億円以上～ 500 億円未満
従業員数：20 人未満 / 20 人以上～ 50 人未満 / 50 人以上～ 100 人未満 / 100 人以上～ 300 人未満 / 300 人以上～ 500 人未満 / 500人以上～ 1000 人未満 / 1000 人以上～ 3,000 人未満 / 3,000 人以上～ 5,000 人未満 / 5,000 人以上
業種：組立製造業 / 加工製造業 / 建設業 / 卸売業 / 小売業 / 運輸業 / IT 関連サービス業 / 一般サービス業
地域：北海道地方 / 東北地方 / 関東地方 / 北陸地方 / 中部地方 / 近畿地方 / 中国地方 / 四国地方 / 九州・沖縄地方
その他の属性：
「IT管理運用の人員規模」（12区分）、「ビジネス拠点の状況」（5区分）
【分析サマリの章構成】
第1章：DX/コロナ禍に伴うIT活用状況
第2章：DX/コロナ禍に伴う業種別ITソリューション
第3章：5G/ネットワーク関連サービスと結びつきやすいITソリューション
第4章：中堅・中小企業が求める5G/ネットワーク関連サービス
第5章：5G/ネットワーク関連サービスに求められる機能や要件
第6章：5G/ネットワーク関連サービスの活用方針と課題
第7章：5G/ネットワーク関連サービスに必須となる支援
【価格】 180,000 円 税別 【発刊日】 2021 年 9 月 13 日
詳細は右記の調査レポート案内をご参照ください
(リンク »)
ご好評いただいている既刊の調査レポート 各冊 180,000 円（税別）
「2020年版中堅・中小企業のITアプリケーション利用実態と評価レポート」
ERP/ 会計/ 生産/ 販売/ ワークフロー/ CRM/ BIなど10分野の導入済み＆新規予定のシェアとユーザによる評価を網羅
レポート案内： (リンク »)
「2020年版中堅・中小企業におけるRPAおよびノーコード/ローコード開発ツールの活用実態レポート」
RPA市場の最新動向をノーコード/ローコード開発ツールの視点も交えて俯瞰する
レポート案内： (リンク »)
「2020年版中堅・中小企業の業務システム購入先のサービス/サポート評価レポート」
12分野のIT商材ポートフォリオと提案からサポートに至るまでのユーザ評価に基づく計61社の販社/SIerランキング
レポート案内： (リンク »)
｢2020年版中堅・中小企業におけるサーバ(オンプレミス/クラウド)およびストレージ活用の実態レポート｣
中堅・中小のサーバ環境は大企業と同様にクラウド移行が進むのか、それともオンプレミスとの共存となるのか？
レポート案内： (リンク »)
｢2020年版中堅・中小企業のセキュリティ・運用管理・バックアップに関する今後のニーズとベンダ別導入意向レポート｣
エンドポイント、サーバ/ネットワーク、アプリケーションを網羅した守りのIT対策と32社に渡るベンダの導入意向を分析
レポート案内： (リンク »)
本データの無断引用・転載を禁じます。引用・転載をご希望の場合は下記をご参照の上、担当窓口にお問い合わせください。
引用・転載のポリシー： (リンク »)
当調査データに関するお問い合わせ
株式会社ノークリサーチ担当：岩上由高
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-13-10武蔵野ビル5階23号室
TEL 03-5361-7880 FAX 03-5361-7881
Mail: inform@norkresearch.co.jp
Web: www.norkresearch.co.jp
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
