【ニュースレター】革新を生む。異色ロボットエンジニアの隠れ家

ヤマハ発動機株式会社

From: Digital PR Platform

2022-09-26 11:30



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6台のバイクと使い込まれた工具が並ぶ荒井さんのガレージ。
ユニークで高い志を持つヤマハエンジニアを紹介する映像シリーズ「THE GAME CHANGER」より


「バイクマニア」のロボットエンジニア
 「そうですね、週末は夫婦でツーリングに出かけるか、それともガレージに籠ってバイクの部品をイジっているか、そのどちらかですね」
 当社には、自他ともに認める「バイクマニア」という人びとが大勢います。そうした中にあっても、ロボティクス事業部でエンジニアとして活躍する荒井將崇さんは、ちょっと際立った存在と言えるかもしれません。
 「実家の家族もバイクが好きで、子どもの頃からバイクに囲まれて育ってきました。高校を卒業して初めて買ったバイクが『セロー250』。楽しい道だらけの四国の大学に進学したので、財布にお金が残っていたことがなく、すべてガソリン代と消耗品代に消えていきました(笑)」
 もちろん、当社への入社を志望したのも、「バイクを作りたかったし、ヤマハが好きだったから」。最終面接でも情熱的にそれを伝えたそうですが、配属されたのはロボティクス製品の開発職場。以来約10年間、スマートフォンや自動車の電装部品に使われる基板に、微細な電子部品を装着する産業用ロボットの開発と向き合ってきました。
 「そういう事業をこの会社がやっているということは、就活中に初めて知りました。でも、自分とは関係のない世界だと切り離して考えていた」と、当時の認識を笑いながら振り返ります。



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プレミアム高効率モジュラー「YRM20」。高速ロータリーヘッドの採用により、クラス世界最速の小型チップ搭載能力を実現



ガレージライフは、学びと気づきの宝庫
 電装エンジニアとして荒井さんらが開発した「YRM20」は、0.2×0.1ミリほどのごく小さな部品をわずか1秒間に32個もピッキングし、それを正確にプリント基板に装着することができる産業用ロボットです。このスピードはクラス世界最速レベル※にあり、インテリジェント化が進む電子製品の生産現場に劇的な効率化・高品質化をもたらしています。
 「プリント基板をサーキットに例えるなら、全力で加速してフルブレーキング、折り返してまたフル加速。この速度や挙動はレーシングマシンにも通じます。フィールドは違っても、やっぱりヤマハ発動機が作るならそのあたりは譲れない。どうしても追求したくなります」と荒井さん。
 ガレージに並んでいるのは、旧いバイクばかり計6台。油で手を汚しながらそれらのバイクを整備していると、当時の開発者の苦悩や知恵の足跡を見つけることがあるそうです。「バイクは灼熱や風雨の中を走って、熱や衝撃と戦っている。だからこそ、機能美を感じる。ロボティクス開発にも活かしたい学びや気づきがたくさんある」と話します。
 成長する事業の第一線エンジニアとして活躍する荒井さん。もう入社当時の思いは消えたか? と尋ねてみると、「そんなことはない。いつかやっぱりバイクを作りたい。ロボティクスの技術を極めていけば、バイクの開発でもきっと貢献できるはず。いまのところは、ガレージの中で欲望を満たしておきますけど……」と、いたずらっぽく笑うのでした。
※2ビーム・2ヘッドクラスの表面実装機における最適条件下での搭載能力比較 (ヤマハ発動機調べ)



■THE GAME CHANGER 表面実装機「YRM20」(外部リンク/動画)
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■広報担当者より
二輪車やマリン製品、自動車用エンジンやプール、さらには今回紹介したロボティクスの領域まで、幅広い事業を展開する当社ですが、やはりそれぞれの事業・製品によって、醸し出す匂いや顔つきというものがあるような気がします。スマートなイメージのある事業部にあって、荒井さんには、お会いした瞬間に「あ、バイクの人だ!」という印象を持ちました。笑

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