東京ガス不動産管理物件にHUCAST(TM) AIを用いた空調最適化サービスの有償トライアルを提供

～AIを活用した新たな省エネルギー施策の検証～

株式会社ＮＴＴデータ（本社：東京都江東区、代表取締役社長：佐々木 裕、以下：ＮＴＴデータ）は東京ガス不動産株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長執行役員：穴水　孝、以下：東京ガス不動産）が管理する物件において、HUCAST(TM) AIを用いた空調最適化サービスの有償トライアルを行います。　　　　
本サービスは、室温に最も影響を与える人流と外気温の変化をAIが分析することにより、室温の変化を未然に防ぐフィードフォワード型の空調コントロールを実現するものであり、東京ガス不動産管理物件における夏季期間(2023年8月～9月)のエネルギー削減効果の検証を行います。
ＮＴＴデータは、本サービスについて2023年9月より商用提供を開始します。



【背景】
ＮＴＴデータはこれまで、省エネと快適な環境を両立するためにAIを活用した空調のコントロールシステムの開発・実証実験を進めてきました。
「かけがえのない自然を大切に資源・エネルギーの環境に調和した利用により地域と地球の環境保全を積極的に推進し社会の持続的発展に貢献する」という環境理念を掲げる、日本を代表するエネルギーインフラ事業者である東京ガスグループと、HUCAST AIを用いた空調最適化サービスのトライアルを実施することで、東京ガス不動産が目指す環境にやさしい不動産の実現を支援します。具体的には、ビルの大部分を占める空調エネルギーについて、従来の機器改修ではなく、ＮＴＴデータのAIを活用することで初期投資・運用コストを抑え、省エネ化する新たな施策の有効性を実証します。

【トライアル概要】
トライアルの概要は以下の通りです。
[画像1: (リンク ») ]

【サービスの特長】
■フィードフォワード型の空調コントロールにより、快適性を保ちつつ空調エネルギーを最大50％削減
■応用性の高いＮＴＴ研究所のAIモデル、コンパクトな人流センサー、クラウド型のサービス設計により初期投資を抑制し、サービス導入面積10,000平方メートル でも十分な費用対効果を実現。さらに既設のビルでも3か月程度の準備期間で導入が可能
[画像2: (リンク ») ]

図：HUCAST　AIを用いた空調最適化サービス　構成図
(リンク »)

【今後の展開】
今後もＮＴＴデータは東京ガス不動産と協力し、効果検証を行うことで、東京ガスグループ所有の施設への本サービスの導入検討を進めます。また、本サービスを地球温暖化の対策への取り組みの切り札として、対応を検討している事業者への展開を目指します。　

・「HUCAST」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
・「HUCAST」とはHUMAN(人流)＋FORECAST(予測)の組み合わせで、人流予測を使って様々な業務DXを実現するサービスのブランド名です。
・その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

【本件に関するお問い合わせ先】
■製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社ＮＴＴデータ
社会基盤ソリューション事業本部
ソーシャルイノベーション事業部
SBX担当
近藤、山下
E-mail：location-information@kits.nttdata.co.jp
(リンク »)


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