鹿児島市、コミュニケーションツールの導入に向けて「A10 Thunder CFW」を採用

~ 三層分離のセキュリティを保ったままローカルブレイクアウトを実現 ~

A10ネットワークス株式会社

2024-09-12 11:05

A10ネットワークス株式会社は、鹿児島市が統合型ADC+ファイアウォール製品「A10 Thunder CFW」を採用したことを発表します。
革新的なアプリケーションネットワーキングとセキュリティソリューションを提供するA10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社バイスプレジデント 日本 アジア太平洋地域 代表:川口 亨、以下A10)は、鹿児島市が、三層分離のセキュリティを保ったままコミュニケーションツールを導入するため、統合型ADC+ファイアウォール製品「A10 Thunder CFW」を採用したことを発表します。

■導入背景
鹿児島市は、デジタル化による業務効率化の推進に向けて、αモデルを継続したまま庁内ネットワークからクラウドサービスの利用を目指しており、Microsoft 365の定期的な接続先の変更対応やセキュリティ対策を模索していました。
導入機器の選定に際しては、ローカルブレイクアウトを実現する環境づくりに向けてプロポーザル方式での調達を実施しましたが、ネットワークおよびセキュリティの要件を満たしていることなどから全ての業者がA10 Thunder CFWを提案し、最終的にA10の統合型ADC+ファイアウォール製品「A10 Thunder CFW」の採用を決定しました。

■導入効果
鹿児島市では、A10 Thunder CFW経由でLGWANからオフロードし、約4,000ユーザーがMicrosoft 365の認証やサービス通信を利用しており、Microsoft 365ドメイン変更に対する自動追従などもA10 Thunder CFWで実現できています。クラウドサービスへの安定した接続が続いていることから、安全性や信頼性、効率性を保持した状態で円滑な業務支援を実現しています。
導入初期段階ではシングル構成でクラウドサービスに接続していますが、ネットワーク障害によりMicrosoft 365の利用が停止することは業務上影響が大きいことから、今年度中にアクティブスタンバイの冗長化構成を予定しています。
総務省が公表した「自治体デジタル・トランスフォーメーション推進計画」に基づき、クラウドサービスを活用することで住民向けのサービスを向上させ、業務をより効率化させることが自治体として求められていることから、A10は今後も鹿児島市の様々なクラウドサービスの利用に貢献していきます。

■鹿児島市のネットワーク構成図
(リンク »)

■A10 Thunder CFWについて
A10 Thunder CFWは、企業や自治体のクラウドサービスの活用促進に必要となるさまざまなネットワーク・セキュリティ機能を統合したセキュリティプラットフォームです。通信制御の機能では、クラウドサービスのドメイン名を基に、通信を柔軟かつ正確に振り分け、ネットワークの逼迫にも対応します。また、A10 Thunder CFWは自治体のαモデルのネットワーク環境において、LGWAN接続系の端末からの通信を集約し、Microsoft 365の通信を直接インターネットに振り分けるとともに、インターネット回線の負荷分散も担い、レスポンス低下やアクセス遅延を防ぎます。さらに、不定期に更新されるMicrosoft 365ドメインの自動更新にも対応しているほか、日本語による分かり易いGUIにより運用の負荷軽減にも寄与します。

■A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks は、オンプレミス、ハイブリッドクラウド、エッジクラウド環境における、セキュリティ、インフラストラクチャの課題を解決するソリューションを提供しています。大手グローバル企業や通信、クラウド、Webサービス事業者まで7000社以上のお客様に導入いただいており、ビジネスに不可欠なアプリケーションやネットワークの安全性、可用性、効率性を高めています。A10ネットワークスは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置き、世界中のお客様にサービスを提供しています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
詳しくはホームページをご覧ください。
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※A10 ロゴ、A10 Networks、A10 Thunderは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。
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