サイバー攻撃者によるAIの悪用が急速に進んでおり、偵察活動や攻撃準備などのプロセスがAIにより自動化される事例も報告されるなど、攻撃成立までのスピードはこれまで以上に増しています。一方で、多くのSOCでは、大量に発生するアラートに対する調査・分析・判定をアナリストが手作業で行っており、分析品質のばらつきや熟練アナリストへの依存、アラート増加に伴う運用負荷の増大といった課題が、昨今の攻撃の高速化に伴い深刻化しています。
◆AI活用によりセキュリティ監視サービスの品質を向上
これらの課題を解決するため、NRIセキュアは、20年以上にわたるSOC運用で培った分析・対応の知見をAIに組み込み、NeoSOCの運用基盤として実装しました。AgenticBlue導入のポイントおよび、AI活用による「セキュリティログ監視サービス(共用SOC)」と「SIEM監視サービス」への効果は、主に以下の2点です。
1.AIによる自動化で、分析品質向上と対応迅速化
従来、NeoSOCのアナリストが手作業で行っていたアラートのトリアージ(対応優先度の判定)から一次調査、分析、脅威の重要度判定、報告作成までのプロセスを自動化します。定型的な確認作業や情報収集をAIが担うことで、アナリストは高度な脅威分析や対応判断、インシデント対応といった専門性の高い業務に専念し、サイバー攻撃の検知から対応、お客様への報告までのスピードを向上させることができます。
さらに、利用企業ごとの運用要件やセキュリティポリシーに応じた調査・分析・通知にも柔軟に対応できるようになるため、カスタマイズ性の高いサービス提供が可能となりました。
2.AI活用の効果と安全性を両立するSOC運用
AgenticBlueは、アクセス制御や認証情報管理、機密データ保護といったセキュリティ機能に加え、AIの判断過程を記録・可視化する機能を備えており、複数のAIが相互検証することで、分析結果の信頼性を確保しています。また、取り扱うログや調査データは、安全に隔離された専用環境内で処理されるため、学習データとして外部に転送されることはありません。
利用企業は、AIによる効率化や分析品質向上のメリットを享受しながら、AI活用時に懸念される情報漏えいや誤判断などのリスクを抑えた、セキュリティ監視サービスを利用することができます。
図:AIを活用した24時間365日のセキュリティ監視
詳細については、次のWebサイトをご参照ください。
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NRIセキュアでは今後、AIの活用範囲を一次分析から攻撃を検知・防御するためのルールやパターンの自動適用をはじめとした対処の自動化など、より高度なレベルへ順次拡大し、SOC運用全体の高度化を推進していきます。
ご参考
関連セミナーの開催について
AIを活用したSOC高度化の取り組みを解説する、「Agentic AI×SOC実践セミナー」を開催します。
開催日時:2026年9月7日(月)13:05~13:50
開催方法:オンライン
参加費:無料
主催:NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
講演者:NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 セキュリティアナリスト 切上 太希
※セミナー内容は予告なく変更される場合があります。詳細については、次のWebサイトをご参照ください。 (リンク »)
ニュースに関するお問い合わせ
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 広報担当
E-mail:info@nri-secure.co.jp
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
[1]セキュリティオペレーションセンター(SOC):企業などが所有する情報システムへの脅威を、24時間365日体制で監視し、脅威情報の分析などを行い、対応策を示す専門組織を指します。
[2]AgenticBlue:SOCおよびマネージドセキュリティサービスの運用で利用する複数のAIエージェントを、安全かつ高品質に運用するためにNRIセキュアが開発したAI統制基盤です(商標出願中)。詳細については、次のNRIセキュアブログをご参照ください。 (リンク »)
[3]サービスの詳細はそれぞれ次のWebサイトをご参照ください。
セキュリティログ監視サービス( (リンク ») )
SIEM監視サービス( (リンク ») )
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
図:AIを活用した24時間365日のセキュリティ監視 