サイボウズは4月1日、創業者のひとりであり代表取締役社長を務めていた高須賀宣氏が任期満了をもって退任すると発表した。
高須賀氏は当初、4月22日開催予定の提示株主総会および同日開催の取締役会で、取締役会長に就任予定だったが、高須賀氏自身が申し出ての退任となった。
すでに今年度(2006年1月期)より、既存事業の経営についてはほぼ全てを、同じく創業者の1人であり現CEOである青野慶久氏に引き継ぎ、高須賀氏はM&A戦略立案やIRに特化して活動していた。そのM&AおよびIRについても基本的な方針や戦略が明確になり、執行については現経営陣で可能だと判断したのが退任の理由だとしている。