理経がInfiniBandスイッチを取り扱い開始--年間20億円の売上げを見込む

日川佳三(編集部) 2005年04月04日 15時53分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 情報関連製品を扱う理経は6月、サーバ同士を接続して処理性能を上げるためのネットワーク規格である「InfiniBand」製品を出荷する。開発会社はInfiniBand製品大手の米Topspin Communications。価格は200万円から。初年度販売目標は2億円で、今後1〜2年以内に年間20億円の売上げを見込む。理経は同社の販売代理店の1社であり、国内では2004年3月に日商エレクトロニクスが出荷済み。

 InfiniBandとは、複数のサーバ同士をCPUバスやメモリ接続バス、I/Oバスのレベルで密につなぐインターコネクト技術である。従来はサーバ内部で閉じていたバスを、複数サーバで共有するものだ。主要な構成要素は、サーバ同士を接続するためのネットワーク・スイッチ、サーバに接続するアダプタ、アダプタとスイッチをつなぐネットワーク・ケーブルである。

 InfiniBandの主な用途は、複数の物理的なサーバ群を仮想化し、1台の論理的な巨大サーバとして使うスケープアップである。例えば米Oracleのクラスタリング技術であるRAC(Real Application Clusters)は、InfiniBandのようなシステム間接続機構を用いて複数システム間でデータをやり取りし、負荷を分散する。

 2005年のこの時期にInfiniBand製品の取り扱いを決めた理由について理経は、「実用化フェーズに入っており、今後、短期間に急成長する」と分析。SIベンダーがユーザー企業へシステムを納入する際に、処理性能を上げるためにInfiniBandを提案・導入するケースが増えると見ている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算