次世代インターネットを目指すGENIに助成金--米国立科学財団

文:Caroline McCarthy(Special to CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-08-01 11:54

 Global Environment for Network Innovations(GENI)が政府からの助成金1200万ドルと、研究組織2団体からネットワーク容量の提供を受けた。GENIはBBN Technologiesが手がけるプロジェクトで、まったく新しいインターネットの構築を目指している。

 助成金を提供するのは米国の国立科学財団(National Science Foundation:NSF)。3年間にわたり、年間4000万ドルずつが供与される。助成金は29大学の研究チームとの契約の下、GENIの「設計およびリスク削減のためのプロトタイピング」に利用される。GENIは、登場から年月を経たインターネットについて、新しいインフラを整え直すことで新しい技術開発が円滑に進むと述べている。

 Internet2とNational LambdaRailの2団体も、GENIにネットワーク容量を提供する。

 GENIは年内もしくは2009年初旬にも追加で、年間350万ドルの研究費用を募る予定だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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