開催場所: 住友電気工業(株)大阪本社 11階 大阪市中央区北浜4-5-33(住友ビル) 地下鉄御堂筋線・京阪電車「淀屋橋」駅(4・10番出口)より徒歩2分 地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅(1番A・5番A出口)より徒歩4分
開催日: 2005-06-03
申込締切日: 2005-5-31
基幹システムのオープン化を進める際、「いかに短納期・低コストで信頼性の高いシステムを構築できるか?」という難題に担当者は必ずぶつかります。また、システム稼動後も、拡張性の高い基幹システムである事をもとめられます。 本セミナーでは、3社の合併を機にシステムの再構築を短期間で実現することをもとめられ、間違いなく実現できた住友金属物流システム様の成功シナリオをもとに、「レガシーマイグレーションのポイントとはなにか?」を解説いたします。
<プログラム>
1. ご挨拶
2. 開発現場から学ぶ「レガシーマイグレーション」を成功に導く開発手法
メインフレーム等で稼動する基幹システムをオープンシステムに再構築する「レガシーマイグレーション」の取り組みが増えていますが、これまでの成功事例を見ると、明確な方針とリーダーシップ、現実を見据えた新技術の採用と技術習得への積極性など、成功への鍵が浮かび上がってきます。成功に導く開発手法について、事例を交えながらご紹介いたします。
講師 住友電工情報システム(株) ビジネスソリューション開発部
部長補佐 谷本 収
3. 「楽々FrameworkⅡ」でできる。基幹システムの短期開発
JavaでWeb基幹システムを構築する際に、これまで、画面、帳票、ファイルを中心に業務を理解してきたメインフレームのシステム開発者にとって、オブジェクト指向での開発は困難を伴います。楽々FrameworkIIは、「データ中心設計+部品組立型開発」によりCOBOL技術者が短期間でJavaでのシステム開発を習得することを可能にします。本セミナーではそのしくみと特長について紹介いたします。
講師 住友電工情報システム(株) ビジネスソリューション開発部
チーフテクニカルコンサルタント 山下 哲郎
<休 憩>
4. レガシーマイグレーション時のボトルネック「帳票運用のオープン化」を実現する「Report Director Enterprise」を基盤とした帳票サーバ構築手法
基幹システムからの大量印刷・スプール管理をOSにとらわれず・プラットフォームに依存せず・プリンタの機種に左右されず、しかも管理をブラウザーベースで実現できないものか?
このエンジニアからのメッセージを、長年積み上げてきた帳票に関する技術の集大成「総合帳票基盤」をベースに、忠実に現実化した業界初の帳票スプールサーバ製品「Report Director Enterprise」その全貌をデモを交えてご紹介させていただきます。
講師 ウイングアーク テクノロジーズ(株)
5. 事例講演:「住友金属物流様のレガシーマイグレーション成功のシナリオ」
住友金属物流様では3社合併を機会に購買システムを統合することとなり、ホストから脱却してIAサーバ上で基幹システムを再構築しました。基本に忠実にデータ中心設計、生産性の高い楽々FrameworkIIの採用などを含め、成功に至るまでの数々の取り組み、考慮点をご紹介します。
講師 住金イズミコンピュータサービス(株) システム開発部
テクニカル・サポート・センター 次長 高良 理氏
※セミナーのプログラムは一部変更される可能性があります。予めご了承ください。