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住友電工情報システム、全文検索エンジン最新版を発表--1000万件のデータを0.1秒で検索

富永恭子(ロビンソン)

2010-03-23 18:49

 住友電工情報システムは3月18日、全文検索エンジン「QuickSolution」にリアルタイム検索機能と不要ファイル整理機能を追加し、大容量ファイルサーバが効率的に運用できる「QuickSolution Ver.7.2」を開発、販売を開始したことを発表した。

 QuickSolution Ver.7.2は、蓄積インデックス管理という新しい仕組みにより、1台のファイルサーバの検索容量を従来の1テラバイトから3テラバイトまで拡張した。これにより、1億件のデータの検索が可能となり、3テラバイト以上は分散検索で対応することで、1000万件の大容量データを0.1秒で検索できるという。

 辞書メンテナンスは不要で、多言語に対応する。また、インデックスの差分更新とインデックスサーバ機能により連続運用が容易となる。RDB/XMLに強く、多彩なデータ形式に対応するほか、動的生成ウェブコンテンツも検索できることが特長だという。さらに、オブションで権限管理機能も追加できる。また、キーワード抽出、関連語抽出、可視化、クラスタリング、シソーラス構築支援機能などの分析系機能を用意したほか、Javaで実装されているためプラットフォームを選ばず、カスタマイズが容易だという。

 QuickSolution Ver.7.2は、頻繁に発生するファイル更新をリアルタイムで検索対象として反映するため、更新された文書ファイルもすぐに検索できるという。また、休眠ファイルなど一定期間アクセスされていない文書ファイルを検知して管理者に通知する「ファイルサーバ整理支援機能」を追加、ファイルサーバの効率的な利用が可能だとしている。また、休眠ファイルを定期的に検知してレポートを作成するだけでなく、休眠ファイルを自動的に検索対象から除外することもできるという。

 住友電工情報システムによれば、企業内に蓄積される情報量の増大にともない、重要情報を的確かつ迅速に検索する全文検索エンジンのニーズが高まっているという。現在、エンタープライズサーチ市場では、欲しい情報を素早く得るという基本的な検索ニーズに加えて、検索作業を補助する検索支援機能やアクセス権限管理、高性能のインデックス管理など、様々な機能が求められているとしている。QuickSolution Ver.7.2は、大容量ファイルサーバをリアルタイムに検索する機能および長期間アクセスされていないファイルを探し出して通知する機能を追加したことにより、ビジネスシーンで活用出来る幅が広がるという。

 QuickSolution Ver.7.2の本体の標準価格は、80万〜1350万円。住友電工情報システムでは、年間6億円の売上を見込んでいる。

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