住友電工情報システムは1月14日、駅探の「乗り換え案内ASPサービス」と連携させた出張旅費精算システム「楽々WorkflowII 出張旅費精算」の販売を開始した。価格は100万円から。
楽々WorkflowII 出張旅費精算は、旅費精算申請、事前出張伺い、定期券区間登録、部署別や予算別の旅費精算集計、会計システムへのデータ接続など主に5つの機能を搭載する。
乗り換え案内ASPサービスとの連携で申請画面から直接、経路や運賃、特急料金などを検索してそのまま申請でき、経路や運賃の確認といった作業が不要になる。定期券区間を登録すると、旅費精算時に定期券区間の運賃を控除できるため、不注意による交通費過払いを抑制できることなどが挙げられるとしている。
同社によれば、企業の基幹業務のシステム化が進む一方で、日常的に発生する出張旅費精算については、紙伝票での申請承認、管理部門での妥当性チェックなど非効率な作業を行っている企業もいまだ多いという。同社のウェブワークフローシステム「楽々WorkflowII」を出張旅費精算に適用する企業が多いことに着目し、この業務に特化したソフトウェアを新たに開発したという。