共起

用語の解説

共起とは

(キョウキ,コロケーション,collocation,)
共起とは、自然言語処理の分野において、任意の文書や文において、ある文字列とある文字列が同時に出現することである。
例えば、選挙に関する話題の中では、「選挙」という言葉と「出馬」という言葉などは、同時に出現する場合が比較的多い。 このとき、コーパス(膨大な量の言語資料)からコロケーションを抽出することを「単語共起表現の抽出」などと呼ぶ。 どのような基準に基づき、コロケーションと見なすか、ということに関しては「相互情報量」「z スコア」「対数尤度比」などの方法がある。 また、N-gramモデルなどの言語モデルの場合は、文字列の共起頻度を単語単位ではなく、任意のN-gram単位で集計するので、このようにして集計された共起関係は、必ずしも単語同士のものではない。 なお、あるキーワードと同時に出現するキーワード同士を突き詰めることによって、同じキーワードの「表記揺れ」を得ることを試みる研究などもある。

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