近年、サービス妨害攻撃(DoS)やウイルス、ワームといった定番の攻撃手法や脅威に加え、拡大する多数の新しい犯罪が参入している。特に、情報漏えい / 盗難、フィッシング、スパム・メイル、スパイウェアや特定の相手を標的としたスピア攻撃(Targeted Attack)が著しく増加している。
こうした厳しい状況における1つの対策として、単一の機能を備えたセキュリティ・ソリューション(ポイント・ソリューション)を、個々の攻撃や脅威に対する防御策として段階的に導入していくという手法が考えられる。しかし、この進め方の場合、問題の多様さと複雑さが防御策にもそのまま反映されることになる。そして言うまでもなく、また、実際の事例からも明らかなように、このようなアプローチを継続することは極めて困難である。このアプローチに付随するコストは不可避的に増大し続け、一方の脅威の側でも、この種のパッチワーク型の防御策に付き物の「すき間」を必ず見つけ出してくるからだ。この段階的に防御策を導入するアプローチは、結果的に非効率な上、高価であり、最終的にはセキュリティ的に無力となってしまうのだ。
そのような状況を受けて、あらゆる脅威に対処するオールインワンのUTM(統合脅威管理)アプライアンスが注目されている。
UTM-1 アプライアンスは、ネットワークを保護するために必要なすべての機能とサービスを提供する、短時間で導入可能なオールインワン・セキュリティ・ソリューションである。
Fortune100企業で採用されている、実績と信頼性のある、「チェック・ポイント」のセキュリティ技術を採用し、先進のファイアウォールや、メッセージング・セキュリティ、Webセキュリティ、VPN接続、侵入防御、IMやP2Pのブロックなどの機能を備えている。そのため、今必要な全てのセキュリティ対策を高いレベルで実現できるといえるだろう。
また、UTM-1は、複数のアプライアンスおよび他のチェック・ポイント製品を単一のコンソールから集中管理を行える統合管理環境が付属しているため、管理者の負担を軽減し、設定ミスが起きる可能性を低く抑えると同時に、ネットワーク全体にわたって一貫したセキュリティを適用することが可能である。UTMの導入を検討してみてはいかがだろうか。
