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その発想はなかった--“罠”を仕掛けてウェブサーバーを保護。新しいコンセプトのハッキング対策とは?

ZDNET Japan Ad Special

2014-09-25 11:00

パスワードリスト攻撃やウェブ改ざんといったウェブサイトのハッキング被害の増加に伴い、ウェブサーバーのセキュリティ対策がさらに重視されている。現状、WAF(Web Application Firewall)によるハッキング対策が主流だが、WAFだけではすべての攻撃に対処できないという課題がある。日立ソリューションズが今年7月から提供を開始した「Juniper Networks WebApp Secure」は、ウェブアプリケーションに"罠"を仕掛けることでサイトの攻撃者を判定するという、新しいコンセプトのウェブサーバーハッキング対策製品だ。

WAF製品の限界をカバーするウェブサーバーハッキング対策製品

 ウェブサイトへのハッキング被害が、連日のように報道されている。巧妙化、悪質化するハッキングの脅威から自身のウェブサーバーを守るため、WAF(Web Application Firewall)を導入している企業も多いことだろう。しかしWAFだけですべてのハッキングに対処できるかといえば、そうではない。WAFはシグネチャマッチング技術を使って不正アクセスを検知・防御するのが一般的であるため、シグネチャが完成するまでの期間に行われる「ゼロデイ攻撃」は防ぐことができないのだ。またメーカーがシグネチャを提供しても、ユーザー側がそれを適用するかどうかを検討したり、実サービスに影響が出ないかをテストしたりするための時間がかかり、対策が後手に回る場合も多い。さらに、きめ細かくチューニングをしないと誤検知(False Positive)が発生し、正常な通信をブロックしてしまうなどの問題があるため、多くのユーザーはWAFをブロックモードではなく、モニタリングモードで運用している。

 こうしたWAF製品の限界をカバーし、より強固なセキュリティ対策を行うためには、WAFとは異なるアプローチのハッキング対策製品を併用した多層防御が有効となる。日立ソリューションズが販売する「Juniper Networks WebApp Secure(以下、WebApp Secure)」は、運用負荷を抑えたハッキング対策を実現するウェブサーバーハッキング対策製品だ。WebApp Secureは、ウェブアプリケーションからユーザーに送られる通信に"罠"を仕掛け、"罠"にかかったユーザーを攻撃者として判定するという、これまでのハッキング対策とはコンセプトの異なるセキュリティ対策を実現する。従来のWAFが、攻撃の通信を監視してブロックする「攻撃ベース」の防御手法を採っていたのに対し、WebApp Secureは攻撃者がウェブアプリケーションに対して偵察を始めた瞬間から監視し、危険だと判定した攻撃者をブロックするという「攻撃者ベース」の防御を行う点が大きな特徴となっている。「攻撃ベース」の防御手法では対策が難しいパスワードリスト攻撃も「攻撃者ベース」の防御手法によって対策可能だ。


「攻撃者をだまして攻撃を阻止する」Webサーバーハッキング対策

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