Hewlett Packard Enterprise Day 2016 東京 事例講演レポート グローバル企業、国内企業で導入が進む「HPE Vertica」の魅力を披露

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2016-04-07 13:00

[PR]3月4日、HPEが提供する最先端のテクノロジーを披露する「Hewlett Packard Enterprise Day 2016 東京」を開催。HPEの製品のなかでもビッグデータ分析で注目の超高速データベース「HPE Vertica」に関する2つの事例講演を紹介する。

法人向けITソリューションを専業とするグローバル企業Hewlett Packard Enterprise(HPE)の日本法人として新たなスタートを切った日本ヒューレット・パッカード。
3月4日には、HPEが提供する最先端のテクノロジーを披露する「Hewlett Packard Enterprise Day 2016 東京」を開催した。HPEの製品のなかでもビッグデータ分析で注目の超高速データベース「HPE Vertica」に関する2つの事例講演を紹介しよう。

データ指向経営に向けた分析基盤の構築が重要に

 事例講演「ビッグデータ海外最新事例と分析ソリューション」には、日本ヒューレット・パッカードのソフトウェア事業統括 ビッグデータプラットフォーム事業本部 プリセールス部 大薗 純平氏が登壇。これからの企業に求められるデータ指向経営を支える分析基盤の重要性と、グローバル先進企業が実践しているHPE Verticaを使ったデータ分析基盤の活用事例を紹介した。

大薗 純平氏
日本ヒューレット・パッカード
ソフトウェア事業統括
ビッグデータプラットフォーム
事業本部
プリセールス部
大薗 純平氏

 データがヒジネスを大きく変える時代に入ったことは言を待たない。実際、一般のクルマをタクシーサービスのように運営するUber、コンテンツを作らないメディアとしてのFacebookなど、データ活用のアイデアをそのままビジネスにして既存業界を席巻する企業が登場した。ただ、多くの企業がデータ指向経営を目指すものの、課題に直面しているのが現状だ。HPEの調査では、エンタープライズ企業のビッグデータへと投資対効果は10〜15%にとどまることも明らかになっている。大薗氏はこう話す。

 「成功の阻害要因に挙げられるのは、時代遅れのテクノロジー、スキルセットのギャップ、統合できないビジネスプロセス、サイロ化されたデータとアプリケーションなどです。さらに現在は、マシンデータなど企業外で急増するデータへの対応も必要です。そこで大切になってくるのがデータから価値を発見し、データを中心とした分析基盤を確立するサイクルをまわすことです」

 そんななか、HPEではビッグデータを活用するためのプラットフォームとしてHavenを展開している。Havenは、分散処理基盤のHadoop、非構造化データ分析レイヤーIDOL、データベース基盤Vertica、さまざまなアプリケーション群number of AppsのAPIとサービスで構成される。このうち、Verticaは、列指向+超並列構成を採用し、チューニング不要で、リニアなスケールアウトが可能なデータベース基盤として、ビッグデータ分析の要となる製品だ。

 「データ分析基盤は歴史的に、OLTP向け行指向RDBMS、分析向けDWHアプライアンス、Hadoopソリューション、分析向け列指向RDBMS、Cloudソリューションといったように進化してきました。HPE Verticaは、分析向け列指向RDBMSに位置しますが、オンプレミスのシステムのみならず、Hadoopやクラウド上にも導入できることが特徴です」(同氏)

データ分析基盤の変遷とVerticaの図 データ分析基盤の変遷とVerticaの図
※クリックすると拡大画像が見られます

 具体的には、製品の核となる「HPE Vertica SQL Engine」を使って標準SQL、R、Javaなどの汎用言語やPython、Sparkなどの分析技術をそのまま利用できる。また「HPE Vertica OnDemand & AMI」では、クラウドへの展開と、Amazon Web Services上でのマシンイメージをサポート。さらに、「HPE Vertica for SQL on Hadoop」で、主要なHadoopディストリビューションとHDFSをサポートする。こうした特徴が評価され、ワールドワイド3500社への導入実績を誇っている。「いま最も勢いのある分析基盤製品」(同氏)なのだ。

AT&T、Ford、kiva、Supercell…Verticaを活用して飛躍的な成果を上げるグローバル企業

 大薗氏は続いて、海外企業が得たベネフィットとして、生産性の向上、開発・運用コストの削減、先進的な取り組み、クラウド対応の4つを挙げ、それぞれについて、具体的な事例を紹介した。

 中国の金融サービス企業China PnRや、世界最大のハンドメイドマーケットプレイスEtsyは、行指向RDBMSからVerticaに移行し、生産性を飛躍的に向上させたケースだ。China PnRでは、すべてのビジネストランザクションとユーザーデータをVerticaに統合し、超高速にデータを分析できるようにした。複雑なクエリの実行は2〜3秒と従来の100倍高速になったという。一方、Etsyでは、30TB以上のデータを蓄積し、Webサイトの不正検知やA/Bテストの実行に役立てている。従来4日かかっていたビジネス分析が数分で完了できるようになったという。

 また、AT&Tは、DWHアプライアンスからVerticaに移行し、生産性を向上させた。無線基地局の増設に向けた分析で使用され、17時間の処理を30分に短縮した。開発・運用コストの削減という面でも、効果が高く、従来の2%の投資で657%のROIを達成することができたという。運用コストの削減としては、モバイル広告のTapjoyが、チューニング不要のVerticaを使うことで、2名で運用業務をこなしていることを紹介した。

 先進的な取り組みの事例としては、Fordのケースを挙げた。Fordでは自動車の運転中に各地のテレメトリセンサーから得られるIoTデータを取り込み、ドライバーの振る舞いと、行動パターンの分析の認証実験に活用している。クラウド対応の事例では、マイクロファイナンスのkivaがAWS上でHPE Vertica OnDemandを活用しているほか、ゲームのSupercellがVerticaのAMIを利用して、ユーザー分析を行っているとした。

 大薗氏は最後に「Verticaを活用して分析基盤を構築し、データ指向経営を推進していただきたい」と訴えた。

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