クラウド導入の“本当の秘訣”を知っていますか - 価格やスペックを検討する前に

ZDNET Japan Ad Special

2011-09-12 11:00

[PR]ビジネスを成功に導くクラウド導入の鍵は、堅牢で実証済みのアーキテクチャーを参照することだ。その重要性をIBMが解説する。

価格重視の段階を過ぎた、ベンダー選択の基準

 企業の情報システムの形を一変させるクラウドコンピューティングは、その導入時に最大のリスクが訪れる。クラウドは単なるデータセンター・テクノロジーではなく、より柔軟で戦略的な組織や人のあり方を実現し、サービス提供に注力するための方策だ。即ちテクノロジーのみならず、コンサルティング、戦略サービスからビジネス・プロセスに至るまで、あらゆるレベルの実績を持つベンダーを選定できなければ、そのクラウドはCIOの期待に応えることができない。

 それでは、ビジネスの価値を最大化できるベンダーを、どう選定すればいいのだろうか。クラクド・ベンダー選択の基準はすでに価格重視から、セキュリティー、信頼性、拡張性、管理容易性と管理ツール、さらにそのベンダー自体の信頼性へと徐々に移行している。それらを評価する具体的な方法としてIBMが提唱するのが、候補のベンダーのクラウド・リファレンス・アーキテクチャーを調査することだ。

実証済みのリファレンス・アーキテクチャーが果たす役割

 リファレンス・アーキテクチャーとは、ベスト・プラクティスを標準化した方法論を元に提供することだ。製品とサービスの全ポートフォリオで同一の標準とプロセスを使用する統合アプローチをとることで、クラウド・ソリューションの設計、構築、実装に関する専門知識と実績を、ユーザーは享受することができる。

 例えばIBMでは、クラウドの導入形態に即した実証済みリファレンス・アーキテクチャーを提示している。プライベート・クラウドを構築する場合や、IBMの社内アプリケーションを実装するプライベート・クラウドを構築する場合、IBMのパブリック・クラウド・サービスを提供など、それぞれにおいて成功ノウハウに裏打ちされたクラウドを導入できるわけだ。

継続的なプロセス改善の努力を行っているか

 リファレンスアーキテクチャは、ベンダーが継続的な改善努力を積み重ねていることも重要だ。例えばIBMは、最近2つの業界に固有な要件に対応するよう、リファレンス・アーキテクチャーの拡張を行った。

 1つは通信サービス・プロバイダー向けだ。この業界では、クラウド・ベースのサービス提供が、事業の拡大と収益向上の主力戦略となる。独特な要件と運用モデルをクラウド内に取り込むことで、サービス・プロバイダーが大量かつ大規模なマルチテナント型の混合クラウド・サービスを構築、管理、そして収益化できるよう改善した。

 もう1つはヘルスケア業界向けのリファレンス・アーキテクチャーの拡張だ。例えばクラウドを活用した医者と患者のコラボレーション型の診療ソリューションの開発において、データのプライバシーに関する懸念に対応した。

 IBMは、こうした継続的な改善プロセスを重視し、リファレンス・アーキテクチャーの見直しによって技術革新にも対応していく戦略だ。

クラウド・リファレンス・ アーキテクチャー
継続的な改善により、実装経験と技術革新を確実に、クラウド・リファレンス・ アーキテクチャーおよびその管理コンポーネントに統合している。

リファレンス・アーキテクチャーが、クラウドの異なる要件や導入事例に対応

 クラウド導入時のリスクを回避することを可能にするのは、設計、構築、実装に関する専門知識と実績を持つ、企業のIT活動すべてにおいて頼れるパートナーの獲得だ。次のステップが、リファレンス・アーキテクチャーが示すクラウド・サービス開発のための専用ワーク・プロダクト(多数の実装実績をもとに抽出されたベスト・プラクティス)の指針に従い、サービスに固有なユーザーの役割、導入事例、非機能要件などを文書化することとなる。

 下記のダウンロード資料では、ここまで説明したIBMのクラウド・リファレンス・アーキテクチャーの強みについて、より深い解説が得られるほか、パブリック・クラウドとプライベート・クラウドの異なる要件やさまざまな導入事例なども紹介している。クラウド導入時に知っておくべき、ベンダー選定に失敗しない方法として、ぜひお役立て頂きたい。

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