
スマートデバイスが爆発的に伸びている。それに比例してモバイルの活用シーンも広がり、コンシューマだけではなくビジネスにも浸透。最近では、働く場所を自由に選択できる「ノマドワーキング」や「Bring your own device(BYOD)」の概念に注目が集まったことで、スマートデバイスをビジネスで活用しようとする企業が増えている。今回は、CNET Japan 及びZDNet Japan会員に対してスマートデバイスの業務での利用状況をアンケートで調査。企業におけるモバイルを取り巻く環境、課題を明確にした。
進まないスマートデバイスのビジネス活用
高いモビリティ性が導入障壁に
Q7:スマートデバイスの導入障壁となる社内的な課題は何ですか?
スマートフォンやタブレットPCの登場により、ビジネスシーンが急激に変化している。昨今、よく耳にするキーワード「ノマドワーキング」、「BYOD」はこうしたスマートデバイスの利点を活用したワークスタイルだ。
グローバル規模でワークスタイルが変化し盛り上がりを見せている中、日本ではまだ盛り上がっているとは言い切れない状態にある。本アンケートでは、何故スマートデバイスのビジネス活用が進まないのか、現状を把握するとともに課題点を洗い出している。
その結果、高機能ながらポータビリティに優れるモバイルは、その利点がユーザー並び企業において、懸念点にもなっていることがわかった。例えば、個人情報の宝庫とも言えるスマートデバイスを紛失・盗難で失い、企業の情報資源を漏洩してしまうことなども想定できる。
また、セキュリティを確保するために、パスワードでの認証や端末の運用管理が“手間”となり、スマートデバイスの利点を制限してしまい最大限活用ができない、と考えられていることも伺えた。
モバイル活用の鍵は土台作りにあり!
~セキュリティを確保しつつ、運用を楽にする方法~
セキュリティを確保し、リスクを回避する。これはスマートデバイスを最大限活用するためには、避けて通れない道だ。ウラを返せば、「セキュリティを確保して初めて、スマートデバイスを最大限活用する“土台”ができる」とも言えるだろう。
Q8:スマートデバイス向けに期待するセキュリティ/デバイス管理機能は何ですか?
本ホワイトペーパーでは、アンケートの結果とともに実際にIIJのモバイル・セキュリティ・ソリューションを使った対策例を紹介。スマートデバイスをビジネスシーンでフル活用するための注目点やヒントを解説する。