450名以上が参加する技術コミュニティ!VMwareで仮想化からクラウドまでを体系化--日本IBM

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2009-10-20 15:03

メインフレーム時代からの経験をx86サーバに生かす

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)にとって仮想化は、特別なものではない。1960年代後半のIBMメインフレーム上に導入されたメモリーの仮想化から始まり、オープンメインフレーム「IBM Systems z」では1988年にプロセッサやメモリなどのリソースを論理的な領域に分割し、それぞれを1台のコンピュータのように利用するLPAR(Logical Partitioning:論理的区画)を実装、その後現在に至るまでストレージの仮想化、OSの仮想化、ネットワークの仮想化など、システムの様々な階層での仮想化技術が展開している。

日本アイ・ビー・エム株式会社
システムx事業部 事業開発 アドバイザリーITスペシャリスト
岡田寛子氏

 このような仮想化技術をx86サーバで実現するために、IBMが採用したのがVMwareだった。日本IBMの岡田氏は、「“VMwareってなに?”と言われていた5年程前からVMwareをサポートしています。現在ではVMwareの仮想化に対する不安は完全に払拭され、仮想化により運用や管理などに、どんな効果が得られるかが焦点になっています」と話す。

 仮想化における日本IBMの強みは、メインフレーム時代から蓄積された経験やノウハウをx86サーバに生かせることだ。同社では、約2年前より「VMwareコミュニティ」と呼ばれる情報交換の場を社内に設けており、現在450名以上の技術者が参加している。このコミュニティには、仮想化以外を担当している技術者も参加し、最新の技術情報の交換が行われている。日本IBMのVMwareソリューションの提供準備は万全であるといえる。

仮想化からクラウドまで、あらゆる顧客の要望に応える

 日本IBMでは、これからあらたに仮想化を導入したい企業向けに「VMware仮想化太鼓判」を、すでにクラウドを目指す企業にはテスト・開発環境のクラウド化に最適な「IBM CloudBurst(クラウドバースト)」を提供している。どちらもVMware製品を中核に、ハードウェア、ソフトウェア、サービスなど、必要な製品、サービスのすべてが提供され、導入してすぐに仮想化やクラウドを利用できる。また、WebSphere, Lotus Notesに代表される多くのIBMソフトウェア製品もVMwareをサポートしており、仮想CPU数に対してのみしかライセンスを必要としない柔軟な体系でライセンスを提供している。

 岡田氏は、「仮想化に対する顧客のニーズは様々です。そこで、どんな顧客の要求にも応えられるソリューションの提供を目指しています」と話す。

 さらに、VMwareを導入する前のアセスメントサービスも充実。開発現場向けには「CDAT(Consolidation Discovery and Analysis Toolset)」を使用して、サーバの負荷状況を定期的に取得し、最適なサーバ構成やサイジングを提案。一方、経営者層向けには、ITインフラの最適化やTCO(総保有コスト)削減などを分析できる「Zodiac」を独自に提供している。


IBM Cloud Burst V1.1構成図
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