戸田建設・KDDI研究所と共同開発 日本で初めてSXF図面を携帯電話の画面で表示する技術を実現

京セラコミュニケーションシステム株式会社

2005-03-08 11:30

京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 森田直行 以下KCCS TEL代表 075-623-0311)は、日本初のSXF*1図面を携帯電話の画面で表示する技術を、戸田建設株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 加藤久郎 以下戸田建設)と株式会社KDDI研究所(所在地:埼玉県上福岡市 代表取締役所長 浅見徹 以下KDDI研究所)と共同開発したことを発表致します。
この技術は、KCCS・戸田建設・KDDI研究所の3社による共同開発により実現し、KCCSは、従来専用ブラウザがなければ閲覧が難しいSXF図面を、SVG*2技術を利用して携帯電話画面上で表示させるアプリケーションを作成しました。サーバ内でSXFファイルをSVGフォーマットファイルに変換処理し、KDDI研究所が提供する「SVG Browser for BREW」を利用して携帯電話画面上で表示するので、図面の拡大・縮小・回転においても高品質な表示が可能です。

 現在、建設業界では図面データの活用が活発化しつつあり、モバイル機器での図面閲覧に対するニーズも高まっております。この技術により、携帯電話さえあればいつでもどこでもSXF図面が閲覧でき、利便性の向上に貢献致します。

 今後もKCCSは、より快適なイントラネット接続環境を提供していくと同時に、最先端のワイヤレス・認証技術を活用した法人向けリモートアクセスソリューションやモバイルソリューションを提供して参ります。


【読者からのお問い合わせ】
京セラコミュニケーションシステム株式会社
〒108-8605東京都港区高輪2-18-10(日石高輪ビル)
IPサービス事業本部 IPイノベーション営業部 担当:吉岡  
TEL:03-5792-7377(直通)

用語解説

*1 Scadec data eXchange Formatの略で、国土交通省の開発したCADデータ交換仕様全体を指す。

*2 Scalable Vector Graphicsの略で、XMLベースの2Dベクター画像記述言語。ベクター画像は画像を点の集合体ではなく、線や面などの図形の集合体として扱うため、見る環境に応じて適切な表示が可能。

*製品名及び会社名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

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