賃貸オフィス事業のノウハウと会員制ホテル事業のサービスノウハウを組み合わせ、オフィス家具や通信インフラが備わったプライベートオフィスをレンタル提供するサービスオフィス事業を展開するオフィシアは、サービスオフィス第1号店である「オフィシア汐留」の開設にあたり、統合基幹システムの構築が急務となっていました。
MKIは、インフラからアプリケーションまでトータルにICTソリューションを提供する強みを活かし、不動産業界向け基幹業務パッケージと、CTI、IPフォン、ネットワークインフラ等から成る、サービスオフィスの利便性・快適性・安全性を支える統合基幹システムを、5ヶ月という短期間で構築しました。
この統合基幹システムでは、以下の実現を目指しました。
(1)サービスオフィス利用者の契約/請求/入金データの一元管理
基幹業務パッケージにより、サービスオフィス利用者の契約・請求・入金に関するデータの一元管理やリアルタイムでの把握、スムーズな請求処理等を実現しています。また、基幹業務パッケージは課金システムと連携しており、IP-PBXに保存される通話記録をもとにした通話料金の自動課金や、ICカード認証付き複合機の利用料金の自動課金を実現し、煩雑な事務作業の軽減を図っています。
(2)CTI機能のフル活用による、利用者の状況に合わせた電話応対
基幹業務パッケージとCTIの連携により、レセプショニストによるきめ細かな電話応対をサポートします。「オフィシア汐留」にはサービスオフィス利用者宛の電話が着信しますが、発信者がダイヤルした番号をもとに、どの利用者に対して着信した電話なのかを判断し、該当利用者の契約情報をレセプショニストのPC画面にポップアップさせることで、利用者の状況に合わせた応対を可能にしています。
(3)高いセキュリティ性や拡張性を備えたネットワークインフラの構築
複数の企業が「オフィシア汐留」を利用すること、ネットワークやシステムの停止はサービスレベルの低下に繋がること等から、データセンターの活用や冗長化構成の実装により、セキュリティ性・信頼性の高いネットワークインフラを構築しました。また、今後のサービスオフィス店舗数の拡大に備え、拡張性も考慮したネットワークインフラを構築しています。
MKIは、今後もオフィシアに対し継続的な支援を行い、オフィシアのサービスオフィス事業をICT面からサポートしてまいります。
以上
用語解説
【オフィシア株式会社について】
オフィシアは、オフィスビル事業分野で実績を築いてきた物産不動産株式会社と、会員制リゾートホテル事業分野で確かなノウハウを有するリゾートトラスト株式会社の2社による共同出資会社です。これまでにない「快適なビジネス空間と上質のサービス」を備えたサービスオフィスの提供を通じて、利用者のビジネスの成功をサポートします。「オフィシア汐留」を第1号店として、今後も都心ビジネスエリアを中心に名古屋、大阪、福岡などの政令指定都市を中心に、全国20拠点に展開する予定です。
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【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社は、ネクストコム株式会社と三井情報開発株式会社が 2007年4月1日をもって合併し誕生しました。システムインテグレーション、ボイスネットワークインテグレーション、データネットワークインテグレーションを主軸に、インフラからアプリケーションにわたり、コンサルティングから構築、運用・保守に至るまでシームレスなICTサービスをご提供します。お客様から常に選ばれる企業となることを目指し、最先端の技術と高品質なサービスを継続的に提供します。
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