EMCジャパン、ファイルを自動分類して減量する統合ネットワークストレージ「EMC Celerra」シリーズ新機能・新製品を発表~最大50%容量削減でも追加費用なしで提供~

EMCジャパン株式会社

2009-02-25 00:00

2009年2月25日、東京発: EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:諸星 俊男、URL: http://japan.emc.com/ )は、本日、使用頻度の低いファイルを自動的に分類、その後圧縮を伴うファイルの重複除外によって、容量を自動的に最大50%削減する「自動減量」等、革新的な機能強化を行った「EMC(R) Celerra」シリーズの新機能・新製品を発表しました。 新しい「Celerra」シリーズでは、上記の新機能に加えて、エンタープライズ・フラッシュ・ドライブの搭載、ファイルアーカイブのためのコンプライアンス(法令遵守)機能追加などの機能強化と、99.999%(ファイブ・ナイン)の可用性をもつ「EMC CLARiX(R) CX4」ストレージ・システムの先進的な機能を組み合わせた「Celerra NS-120」、「Celerra NS-480」、「Celerra NS-960」、ならびにゲートウェイ新製品「Celerra NS-G8」を発表しました。
「EMC Celerra」シリーズの自動減量機能は、追加費用なしで利用でき、冗長データを排除することにより、ストレージ効率を最大化し、ファイル・システムの容量を最大50%まで削減することができます。この機能は、自動化されたポリシーにより、使用頻度が少ないファイルを圧縮した後、保存されている重複ファイルを削除します。シングル・クリック操作で直感的に開始できるほか、管理ツール「Celerra Manager」に統合され、利便性が向上されます。サポートされるファイル・システムのサイズおよびスナップショットなどの機能の利用について制約されることなく、実用的にプライマリ・ストレージの容量を削減できます。また、従来の「Celerra」を導入済みのお客様も、これらの新機能を追加で活用することが可能となり、既存投資を無駄にすることなく有効活用できます。

「Celerra」シリーズは、NAS(ネットワーク接続型ストレージ)、iSCSIおよびファイバ・チャネルに対応した柔軟性に優れた設計を採用し、分散するファイル・サーバやストレージを統合することで、ITシステムの効率的な運用管理を実現する統合ネットワーク・ストレージ・プラットフォームです。今回の製品ラインナップの強化により、従来システムの2倍に相当する最大960台のディスク・ドライブが搭載可能になり、新たにフラッシュドライブ(SSD)に対応するなど拡張性が大幅に向上しています。

「Celerra」シリーズは、拡張性に優れたシンプルで管理しやすいソリューションが評価され、2008年におけるワールドワイドの売上は40%以上の高い伸びを達成しており、今回の新製品発表により更なる売上が期待されます。

従来製品と同様、今回の「Celerra」シリーズも、お客様およびパートナー自身がインストールできます。さらに、EMCグローバル・サービスおよび認定済みのEMC Velocity ASN(Authorized Services Network)パートナーより、多様なサービス/サポート・オプションを提供しています。

■価格と提供について

「Celerra NS-120」、「Celerra NS-480」:2009年2月25日より提供開始。
「Celerra NS-960」、「Celerra NS-G8」ゲートウェイ、各種新機能:2009年3月2日より提供開始。
全ての製品は、EMCジャパンと、Velocityパートナーを通じて、提供されます。
「Celerra」シリーズ 最小構成予想実勢価格:198万円(税込み価格)~


EMCジャパン株式会社について

EMCジャパンは、あらゆる規模のお客様が、競争優位に立ち、情報からさらなる価値を創出することを可能にするために、情報インフラストラクチャ・テクノロジーとソリューションを開発、提供する世界のリーディング・カンパニーであるEMCコーポレーションの日本法人です。EMCの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。
(リンク »)


本件に関するお問い合わせ窓口

■EMCジャパン株式会社  マーケティング・コミュニケーション部
広報マネージャ 武村綾 Tel: 03-5308-8888 (代表)/ 03-5308-8867(直通)
E-mail: japanpr@emc.com

EMC、Celerra、CLARiX、Avamar、Symmetrixは、米国EMCコーポレーションの登録商標または商標です。これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

補足資料

今回の発表の主な内容は以下の通りです。

●「Celerra NS-120」、「Celerra NS-480」、「Celerra NS-960」、「Celerra NS-G8」ゲートウェイの4種の、新ハードウェア製品の投入:

「Celerra」シリーズは、NAS(ネットワーク接続型ストレージ)、iSCSIおよびファイバ・チャネルに対応した柔軟性に優れた設計を採用し、分散するファイル・サーバやストレージを統合することで、ITシステムの効率的な運用管理を実現する統合ネットワーク・ストレージ・プラットフォームです。

今回の新製品により拡張性が向上し、従来システムの2倍に相当する最大960台のディスク・ドライブを搭載できるようになりました。さらに、最新の「EMC CLARiX CX4」ミッドレンジ・ストレージ・テクノロジーと「Celerra」を組み合わせることにより、従来製品に比べて最大2倍のパフォーマンスを達成できます。 また、EMC UltraFlexテクノロジーによって実現される柔軟性により、マルチ・プロトコル・オプションやオンライン状態のまま拡張できる接続性オプションが提供されます。さらに、将来的に提供されるストレージ・テクノロジーを、必要になった時点で統合することも可能です。

「Celerra」には、1つの統合ネットワーク・ストレージ・システムに最大32個の10 GbE NASおよびiSCSIポートを搭載できる、即座に利用可能な高スループットのフロントエンド構成も含まれています。このインタフェースの数は、他のハイエンド統合ネットワーク・ストレージ・システムに比べて4割以上多い数値です。また、「Celerra NS-G8」は、「CLARiX」または「EMC Symmetrix(R)」ストレージ・システムにSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)に接続できるため、柔軟性が高く、多様な選択肢を提供します。

●フラッシュドライブ(SSD)の搭載:

信頼性に優れたフラッシュ・メモリにデータを保存する最新テクノロジーであるフラッシュドライブ(SSD)により、従来のファイバ・チャネル・ドライブに比べて最大8倍の処理性能の向上が実現します。SSDは、ミリ秒未満で応答し、IOPS(1秒あたりの入/出力オペレーション)あたりの電力消費量を98%以上削減します。EMCは、NAS環境にこの新しいテクノロジーを導入した初のベンダーであり、製品ラインナップにSSDを初めて採用しています。

●省電力SATA IIディスク・ドライブ・テクノロジー:

これにより、「Celerra」システム内におけるデータ配置が最適化されるため、サービス・レベルの要件に基づくコスト・パフォーマンスに優れたストレージが実現します。SATA IIディスク・ドライブは、従来の1テラバイトSATAディスク・ドライブに比べて、1テラバイトあたり32%の省電力性を実現しています。また、エンタープライズ・フラッシュ・ドライブと省電力SATA IIドライブの混在に対応しているため、柔軟性がもたらされるほか、コストと消費電力の削減を実現します。現在EMCは、主要ストレージ・プラットフォームのすべてにおいて、SATA IIドライブとエンタープライズ・フラッシュ・ドライブの混在をサポートしています。

●VMware環境向けの堅牢な管理ツール:

「VMware Site Recovery Manager」:自動フェイルバック機能により、「Celerra」ユーザーは、「VMware Site Recovery Manager」がフェイルオーバーを実行した場合でも、すべてのプロセス・ステップについて元の仮想インフラストラクチャへの「フェイルバック」を調整できます。また、簡単なボタン操作でエンド・ツー・エンドの災害復旧を実行します。

「VMware View Storage Integration」:管理者は、「Celerra」のスナップショット機能や「VMware View」を使用して、容易かつ迅速に仮想デスクトップのプロビジョニングを実行することができます。この「Celerra SnapSure」と「VMware View」が統合された機能により、お客様は、多様なプロビジョニング方法を選択できるほか、共通管理アプリケーションとして「vCenter」を使用する導入ツールを利用することができます。

「VMware View」:プライマリ・データに対して「Celerra」の自動減量機能と連携し、起動およびユーザー・データに対する高い効率性を実現します。また、仮想化されたクライアント環境について、最も少ないレベルのTCOを実現します。

●「Celerra Provisioning Wizard」:

これにより、最初に実行するストレージ・プロビジョニングの合理化、ベスト・プラクティスの実装、オペレーションの検証が可能になります。このソフトウェアは容易にインストールできるよう事前にロードされています。EMCラックでオーダーされたシステムについてはすべてのケーブルが接続された状態で出荷されます。

●ファイルレベル保存期間設定のコンプライアンス対応:

これにより、情報ガバナンスを目的とし、ファイル・システムでWORM(Write Once Read Many)機能が実行できます。新たに強化したコンプライアンス・オプションを使用することにより、ロック状態にあるファイルの削除を阻止することができ、規制に関する要件を満たします。

このプレスリリースの付帯情報

製品写真

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]