プログレスソフトウェアが新しいDataXtend Browser for FpML の提供を開始

~ DataXtendにより開発者およびビジネスアナリストは、 FpML構文を操作しやすくなり、より効率的かつ低コストでの法規制順守への対応が可能に ~

日本プログレス株式会社

2009-09-18 17:00

プログレスソフトウェア・コーポレーション(以下プログレスソフトウェア)は、本日、FpML (Financial products Markup Language)用のProgress DataXtend Browser for FpMLのフリーダウンロードを開始したことを発表しました。このツールを用いることにより、複雑なFpMLデータモデルの取扱いが容易になり、またモデルの理解を深めることが可能になります。
FpMLは、XMLをベースにした標準記述言語で、OTC(over the counter)デリバティブ分野で広く使用され、国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA(International Swaps and Derivatives Association)によって認可されています。システムと取引先企業間において、OTCデリバティブ商品を電子的に取引する際には、取引はFpMLを用いて記述されます。しかしながら、金融機関は、毎年何回も更新されるFpML関連の複雑なデータモデルの取扱いや適応にかなり苦労しています。
Progress DataXtend Browser for FpMLを利用することで、 OTCデリバティブ分野の標準規格であるFpMLへの遵守を強化することが可能となり、さらに、FpMLで記述される取引開始から承認、およびリスク管理の関係性が理解しやすくなることで、効率的なFpMLの導入が可能になります。
この分野に実績のあるProgress DataXtend Semantic IntegratorをベースとしたDataXtend Browser for FpMLは、複雑なFpML構文や検証ルールの検索および理解を助け、さまざまなFpMLデータモデルを比較し、FpMLの 階層や関係を把握しやすくします。ブラウザが提供する色分けされたモデルを用いると、開発者や設計者は、従来の膨大なファイルを手作業で検索していく方法に比べて、FpML構文を素直で直感的に理解出来るように表示させることができます。
「FpMLメッセージの開発や交換は、OTCデリバティブ関連の取引において重要な役割を果たします。」とプログレスソフトウェアの金融サービスディレクターであるRobert Stowskyは述べています。「規制対応への監視がますます厳しくなる金融市場において、すばやく効率的にFpMLのような新しい標準規格を導入することが重要となっています。プログレスソフトウェアは、金融機関の中核ビジネスにおいて、多様でかつ絶えまなく更新されるデータモデルや標準規格の取扱いを支援するツールを提供します。」
この新しいブラウザに加え、プログレスソフトウェアは、STP(Straight Through Processing:人手を介さずに、ITを利用して証券取引等の事務の最初から最後までを自動処理させる仕組み」)の割合を高め、取引失敗に関わるリスクやコストを削減するProgress OTC Derivatives STPデータ相互運用ソリューションも提供します。Progress DataXtend Browser for FpML は次のサイトからダウンロードできます。 (リンク »)


※Progress、DataXtendは米国およびその他の国におけるProgress Software Corporationの商標または登録商標です。その他記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
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