NECと米国ネティーザ社、データウェアハウス・アプライアンス製品を共同開発

日本ネティーザ株式会社

2010-02-04 11:00

日本電気株式会社(本社:東京都港区 代表取締役 執行役員社長 矢野 薫 以下NEC)、およびネティーザ・コーポレーション(本社:米国マサチューセッツ州マールボロPresident & CEO Jim Baum以下 ネティーザ)は、このたび基幹システムの大量データを蓄積・分析し、意思決定を支援するデータウェアハウス(DWH)・アプライアンス製品(注1)の共同開発を行うことといたしました。

ネティーザは、他社に先駆けてDWHアプライアンスを開発、その優れたパフォーマンスと簡易性により世界のビジネスインテリジェンス(BI)/DWH業界をリードしている会社です。現在、通信業界、金融業界、小売業、製薬業界、政府機関向けなどに数多くの納入実績を有しています。

このたび、両社が共同開発する製品は、DWHの基本構成要素となるデータベース・ソフトウェア、サーバ、ストレージを組み合わせた専用装置です。ネティーザの高度なデータ検索/分析を行うアーキテクチャーとソフトウェアをNECの高信頼サーバ/ストレージ上で実現することにより、テラバイト級の大容量データを高速で分析します。生産・販売データや購買履歴、Webサイトへのアクセス・通話履歴など大量データの高速かつ詳細な分析に最適な製品です。

サーバに加え、ストレージも含めたアプライアンス製品であり、お客様は、機器の構成管理などが不要となり、運用・保守の負担を軽減することができます。アプライアンス化することにより、システム構築期間が個別製品を組み合わせる場合に比べて、約90%短縮することができます(注2)。また、各種BIツールやETLツール(注3)に対するインタフェースをオープンにしているため、お客様は、使い慣れたBIツールを選択し、従来の分析資産を継承することができます。

製品は、「InfoFrame DWH Appliance(インフォフレーム・データウェアハウス・アプライアンス)」の呼称で2010年4月よりNECから販売を予定しております。NECは、製造業、流通業、金融業、および通信事業者などを主なターゲットとして、グローバルに拡販を行い、今後、3年間で150システムの販売を目指します。希望小売価格(税別)は、5300万円からを予定しております。

NEC、およびネティーザ/日本ネティーザは、2006年に代理店契約を締結しており、このたびの共同開発は、両社の関係をさらに発展させたものです。当製品により、大きな成長が見込まれるBI/DWH市場のニーズに的確にお応えしてまいります。
以上

用語解説

(注1) アプライアンス製品
ソフトウェアとハードウェアを組み合わせた特定用途向けの専用製品。
(注2) NECによる試算。システム構成によって変動します。
(注3) ETLツール
基幹系システムなどに蓄積されたデータを抽出し、データウェアハウスなどで利用しやすい形に加工し、対象となるデータベースに書き出すソフトウェア。

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