NTTデータ先端技術における IBM(R) POWER7TM 搭載機への取り組みについて

より高い性能・信頼性をいち早く提供開始

NTTデータ先端技術株式会社

2010-02-09 15:00

NTTデータ先端技術株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:山田 伸一、以下、NTTデータ先端技術)は、IBMが本日発表したPOWER7プロセッサー及びPOWER7搭載モデル(IBM Power(R) 750)においてNTTデータグループオリジナルの各種ソリューションとの組み合わせ検証を開始します。
NTTデータ先端技術は、2007年よりIBM社のPower SystemsTMサーバーをベースとしたシステム基盤の標準モデル化とその提供に取り組み、これまでに多くのシステムの設計から構築までトータルに手がけてまいりました。
今回の発表は、NTTデータ先端技術がこれまでに蓄積したノウハウを基に、IBM POWER7プロセッサー搭載のPower Systems製品のもつ卓越した処理能力・信頼性と、高い信頼性のIBM System StorageTM製品を組合せた統合システム環境を提供することで、システム基盤構築ソリューション「PRORIZE(プロライズ)」、開発フレームワーク「TERASOLUNA(テラソルナ)」、Webアプリケーションフレームワーク「intra-mart(イントラマート)」、次世代ビジネスプラットフォーム「Biz∫(ビズインテグラル)」といったNTTデータグループオリジナルの各種ソリューションをベストプラクティスで提供することができると判断し、早期に準備・検証をするものです。

また、ITサービスのユーテイリテイ化、社会インフラ化を背景にますます期待の高まる仮想化環境をベースとしたクラウドサービスは、高い可用性と拡張性、処理能力が求められます。POWER7を組み合わせることによりNTTデータグループオリジナルの各種ソリューションを、より一層高いサービスレベルで提供できるものと考えています。


■ 「POWER7」のおもな特長とPOWER6からの拡張・強化


POWER7は、圧倒的な実績を誇るPower Architecture®を基盤に開発された最先端の64ビット・プロセッサーです。POWER6(R)からのさらなる拡張と、マルチスレッド技術の強化を行い、卓越したパワーと信頼性、可用性、保守性を提供します。
IBMの誇る汎用機(System zTM)の信頼性技術を受け継いだPower Systemsの高信頼性に加え、今回のPOWER7の大きな特長として、1筐体の最大搭載64コアであるPOWER6に比べ、POWER7では最大256コアまでの搭載が予定されています。



■ POWER7およびPOWER7搭載Power Systems製品の特長

・1ソケットあたり最大8コアのプロセッサー
・1ソケットあたりの性能が対POWER6比およそ2倍から5倍
・1コアあたりの性能が対POWER6比およそ20~30%向上
・マルチスレッド技術の強化
  - 2スレッド処理のPOWER6から、POWER7では4スレッド処理まで対応
- L3キャッシュのオンチップ化などによるパフォーマンス向上
・DDR3メモリーの採用
・メモリーのエラー自動修正機能など、信頼性向上
・拡張性の向上(将来的には最大で256コアまで拡張可能)
・POWER6比で3~4倍の省電力効果の達成によりUNIXサーバーでは初の「エネルギースター」*1認証を獲得

*1「エネルギースター」は1992年にEPA(米国環境保護庁)によって始められた国際エネルギースター・プログラムにおいて1995年より日米合意のもと一定の省エネルギー基準を満たした製品にロゴの使用が認められるものです。


■ システム利用例


◆クラウドシステム構築のプラットフォーム
◆サーバー統合を目的とする仮想化システム
◆データウェアハウス、ビジネスインテリジェンスアプリケーションの本格導入のためのシステムスケールアップなど
◆金融システム、公共システムなど、高度な可用性を求められるシステム



【 日本IBM株式会社様からのエンドースメント 】

日本アイ・ビー・エム株式会社
執行役員 システム製品事業担当 薮下真平 様

日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、NTTデータ先端技術様によるPOWER7搭載機の採用および検証開始を心より歓迎いたします。
POWER7搭載機は、その高い処理能力と仮想化技術、さまざまな業務アプリケーションの特徴に合わせて資源を柔軟かつ自動的に配分できる機能により、お客様の業務に拡張性や堅牢性を提供し、ビジネスの競争力を高めます。
日本IBMは、NTTデータ先端技術様の実績あるソリューションによりPOWER7搭載機の価値がさらに向上することで、お客様の成功に貢献できることを期待しています。



■ ニュースリリースについて


ニュースリリースに掲載されている、サービス内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、ニュースリリースにおける計画、目標などは様々なリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。

※ PRORIZE、TERASOLUNAは株式会社NTTデータの、intra-martは株式会社NTTデータイントラマートの、Biz∫は株式会社NTTデータ ビズインテグラルの登録商標です。
IBM、IBMロゴ、POWER、Power Architecture、Power Systems、POWER6、POWER7、System p、System zは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。



NTTデータ先端技術株式会社について


代表取締役社長: 山田 伸一
設 立:1999年8月3日
所 在 地:東京都江東区豊洲3-3-9 豊洲センタービルアネックス
事業内容:ITシステム基盤の開発・販売・運用及び保守。ITシステム基盤に関する調査・研究及びコンサルティング。技術研修サービスの提供。 (リンク »)


本件に関するお問合せ


NTTデータ先端技術株式会社 プラットフォーム事業部 BLUE3ビジネスユニット
TEL:03-3534-4870 E-mail: blue3_core@intellilink.co.jp
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

NTTデータ先端技術株式会社の関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]