EMC、Bus-Tech社を買収

EMCジャパン株式会社

2010-11-15 00:00

メインフレーム・ユーザの老朽化したテープ・ベースのストレージ・インフラから次世代のディスク・ベースのバックアップ・ソリューションへの移行を加速
2010年11月10日、マサチューセッツ州ホプキントン発:
EMCコーポレーション(NYSE略号:EMC、以下EMC)は、マサチューセッツ州ベッドフォードに本社を置く、Bus-Tech社を買収したと発表しました。Bus-Techは、オープン・システムのディスク・ストレージを使ってメインフレームのデータの保護を行うVTL(仮想テープ・ライブラリ) ソリューションを提供する株式非公開会社です。
Bus-Techの製品は、メインフレームのバッチ処理、バックアップ、リカバリ、災害復旧、データ・アーカイブ・アプリケーションなど、EMCのソリューションを強化します。この買収により、Bus-Techは、EMCにおいて急成長している、次世代ディスク・ベースのバックアップとリカバリのソリューションを提供するバックアップ・リカバリ・システム部門に編成されます。この買収による、2010年通期のGAAPならびにnon-GAAPベースのEPSへの影響は見込まれておりません。
メインフレーム・ユーザのテープ・インフラストラクチャから次世代のディスク・ベースのバックアップ・ソリューションへの採用は、メインフレーム用の仮想テープとデータ重複除外のテクノロジーによって牽引され、Bus-Tech と EMCは、それぞれのテクノロジー分野で、リーダーとなっています。IDCは、2010年から2014年の、テープ・ストレージとメディアの売上予測を25億ドルとしており、メインフレームのテープ環境のディスク・ベース・ストレージに大きな市場機会があることを予測しています。
EMCのディスク・ライブラリや重複除外ストレージ・システムと、Bus-Techのメインフレーム用仮想テープ・ライブラリ・コントローラを組み合わせることで、複雑で老朽化したテープ・システムをコスト効率よく排除することが可能です。
Bus-Techは、2004年以来のEMC Selectパートナー・プログラムのメンバーであり、2008年3月にはEMCのOEMパートナーとなりました。2010年7月には、EMCと協力して、「EMC DLm960(Disk Library for Mainframe)」の重複除外ストレージ拡張オプションのリリースに貢献しました。「DLm960」は、市場で幅広く採用されているEMCの重複除外ストレージ「Data Domain DD880」 をベースにしたソリューションです。
Bus-Techのメインフレームへの接続性と重複除外ストレージ・システム「Data Domain」の組み合わせは、メインフレーム・ユーザに対し、実績ある製品と技術に基づいた、高性能のメリットを提供します。

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