物理環境および仮想環境の両方の環境に対応した完全ディザスタリカバリ(DR)自動化ツール「RecoverTrac 2.0」を発表

RecoverTrac DR自動化ソリューションによってサービス指向のデータ保護へ向けての新しい一歩が実現

ファルコンストア・ジャパン株式会社

2011-05-18 00:00

物理環境および仮想環境の両方の環境に対応した完全ディザスタリカバリ(DR)自動化ツール「RecoverTrac 2.0」を発表。RecoverTrac DR自動化ソリューションによってサービス指向のデータ保護へ向けての新しい一歩が実現。
ディスクベースのデータ保護ソリューションのリーディングカンパニーであるファルコンストア・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 山中 義晴、以下 ファルコンストア)は、ディザスタリカバリ(DR)自動化ツールであるRecoverTrac™ 2.0テクノロジをFalconStor® Continuous Data Protector (CDP)およびFalconStor® Network Storage Server (NSS)の標準機能として日本市場に投入することを発表しました。今回発表したRecoverTrac™ 2.0テクノロジは、次世代のデータ保護であるファルコンストアの「サービス指向データ保護(Service-Oriented Data Protection)」ビジョンを実現するプラットフォームであり、物理サーバインフラストラクチャおよび仮想サーバインフラストラクチャの両方の環境に対してサービス指向のデータ保護を実現する業界初のディザスタリカバリ(DR)自動化ソリューションとなります。


1.背景
日本経済は大きな転換を迫られています。今、まったく新しい発想で、IT基盤を含めた企業拠点の分散化や事業継続計画(BCP)への対応に挑むことが不可欠となっています。また一方で、今日のIT基盤を刷新するためには、企業システムの仮想化・クラウド化は避けて通ることはできないことは誰しもが認めることとなっています。そのなか、多くのCIOやITディレクターは、データセンターをサービスの集合と見なすようになってきています。このような物理環境と仮想環境の混在とITアプリケーションのサービス化が進む今日のIT基盤の事業継続計画(BCP)への対応は、ますます複雑なものになってきています。しかしながら、ほとんどの今日のDRソリューションは、遠隔地のDRサイトにデータを複製することのみに注力しており、事業継続性のためのサーバ、アプリケーション、ネットワーク設定、複製されたデータを再構成して、一連のデータセンターサービスとして機能させるという複雑な作業を専門のIT技術者の手作業に委ねています。これまでのバックアップリカバリ(BR)、ディザスタ・リカバリ(DR)ソリューションは、もう機能しなくなっています。このことは、業界をリードする多くのインダストリーアナリストやシステムインテグレータは認識している待ったなしの課題です。この課題に応えるために、大規模データセンターおよびクラウド環境のための業界初のサービス指向データ保護ソリューションをファルコンストアはリリースしました。


2.製品の特長
今回発表されたRecoverTracソリューションは、物理環境と仮想環境の両方の環境に対する複雑で、時間のかかる、エラーが発生しやすいフェイルオーバーおよびフェイルバックの操作を自動化します。システムやアプリケーションのリカバリから、サービスのリカバリ、そしてデータセンター全体のリカバリまで、必要に応じたきめ細かなリカバリを可能にします。RecoverTracを標準機能として追加したことにより、FalconStor CDPは、今日市場に出荷されているバックアップおよびDRのための最も包括的なディスクベース・データ保護システムとなります。
RecoverTracは、データを複製するだけでなく、完全なサービスを回復させることまでを自動化します。事前に設定されたプロセスに従って、サーバ、ストレージ、ネットワーク、アプリケーションの回復を完全に自動化することによって、次世代のデータ保護と言われるサービス指向データ保護(Service-Oriented Data Protection: SODP)を容易に実現します。
RecoverTracソリューションは、すべてのオペレーティングシステム、仮想マシン、ネットワークで利用できます。さらに、物理から物理、物理から仮想、仮想から仮想のリカバリ操作をサポートしています。
そのほか、RecoverTracには、リカバリモードだけでなく、テストモードやクローン機能が用意されています。テストモードを使用すると、本稼働システムに影響を与えることなくリカバリのあらゆるプロセスを実行できます。また、クローン機能を使用すると、アプリケーションデータをコピーして他のビジネス目的で使用することが可能となります。


「FalconStor CDP」について
FalconStor CDPは、ハードウェアまたはソフトウェア障害や広域災害に対して、ミッション・クリティカルなデータベース、メッセージングデータ、ファイル、および全体のシステムにおける次世代型のバックアップおよびリカバリソリューションを提供します。

「FalconStor NSS」について
高性能なSANプライマリストレージと組み合わせたエンタープライズレベルのストレージ仮想化、プロビジョニングと管理環境を提供します。シンプロビジョニングやキャパシティオンデマンドにも対応し、仮想化がもたらすヘテロジニアスなストレージ環境の集中管理とともに、ストレージリソースの自動割り当てや容量管理をサポートします。


■ FalconStorについて
FalconStor Software, Inc.(本社:ニューヨーク州 メルビル、NASDAQ: FALC、以下 FalconStor)は、統合バックアップ・プラットフォームのリーディングカンパニーです。ストレージ/ネットワーキングで豊富な経験と技術力を持つメンバにより2000年に設立され、米Forbes誌による2008年度「America’s Fastest-Growing Technology Companies」で第5位にランクされました。
FalconStorのソリューションは、ネットワークベースの「IPStor®」仮想ストレージをプラットフォームとして、「Continuous Data Protector™」、「Network Storage Server」、「Virtual Tape Library」などがあります。効率的でインテリジェントなバックアップ機能が特長で、データ保護、ディザスタリカバリ、BCP(事業継続計画)に最適なソリューションとして、国内外の主要大手ハードウェアベンダまたはソリューションプロバイダを通じて、世界中の金融、通信、航空、製造、エネルギー、政府、ヘルスケア、教育など、中小規模からFortune1000企業まで幅広い企業が導入しています。ファルコンストア・ジャパン株式会社は、100%出資子会社として2001年に設立されました。
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<本件に関するお問い合わせ先>
ファルコンストア・ジャパン株式会社
マーケティング担当: 関
TEL:03-3556-0211
Email:pr@falconstor.co.jp
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