EMC、記録的な第2四半期売上高および利益を発表

EMCジャパン株式会社

2011-07-21 00:00

EMCコーポレーション(本社:マサチューセッツ州ホプキントン、会長兼社長兼最高経営責任者(CEO):ジョー・トゥッチ、NYSE略号:EMC、以下EMC)は本日、2011年第2四半期の記録的な決算を発表しました。EMCの記録的な第2四半期の連結売上高と純利益は、世界各国におけるEMCの情報インフラストラクチャと仮想インフラストラクチャ製品およびサービスに対する堅調な需要、バランスの取れた成長、優れた業務遂行能力の継続的な発揮が寄与して実現したものです。
今期の業績においては、Non-GAAPによる営業および粗利益の堅調な前年同期比成長と、米国以外の地域において過去最高の四半期連結売上高が際立ちました。

今期の連結売上高は、48億5,000万ドルで、前年同期を20%上回りました。今期のGAAPによるEMC純利益は、前年同期比28%増加の5億4,600万ドル、GAAPによる希薄化後加重平均1株あたり利益は、前年同期比20%増の24セントでした。今期のNon-GAAP(1)によるEMC純利益は、7億9,300万ドルで、前年同期に比べて33%の増加となり、Non-GAAPによる希薄化後加重平均1株あたり利益は、前年同期比25%
増の35セントでした。

EMCは、年初来22億ドルの営業キャッシュ・フローと16億ドルのフリー・キャッシュ・フロー(*2)を確保し、当期末日時点の現金および投資は95億ドルでした。

EMCの会長兼最高経営責任者(CEO)のジョー・トゥッチは、次のように述べています。
「EMCのクラウド・コンピューティングとビッグデータの戦略が各国のお客様に高く支持され続け、バランスのとれた成長、確実な取り組み、飛躍的な技術革新が際立ち、当社の今期の業績は新たな記録を達成するものとなりました。当社は本年度、そして長期的にも堅調な業績を達成し続けていくことができるものと自負しています。また、当社の技術的なリードを広げ、お客様やサービスプロバイダー・パートナーがITとビジネス・モデルの転換を加速できるよう、今後も積極的な投資を継続していく予定です」。

EMCの主席副社長兼最高財務責任者(CFO)であるデビッド・ゴールデンは、次のように述べています。
「EMCの第2四半期の業績は、当社の戦略が的確であり、マーケット・シェアの拡大、クラウド・コンピューティングとビッグデータの交差する部分に出現した大きなチャンスを活かすための積極投資、収益性の向上という財務面での「トリプル・プレイ」を継続的に達成していることを裏付けるものでした。
当社はお客様のクラウド導入を加速し、競争優位性をいっそう高めるデータ活用を可能にする技術やサービスの提供に重点を置いており、これが市場に大きく受け入れられています。当社は、今年度これまでに達成した堅調な業績と2011年後半に予期されるビジネス・チャンスを考慮し、今年度の財務予想を引き上げました。2011年の連結売上高は198億ドルを上回り、GAAPによる1株あたり利益は1ドル7セント、Non-GAAPによる1株あたり利益は1ドル48セントを予想しています」。

■第2四半期のハイライト
第2四半期のハイライトとしては、EMC情報ストレージ事業における前年度比で2桁台の19%の売上増が挙げられます。「EMC Symmetrix VMAX」をはじめとするハイエンドの「EMC Symmetrix」ストレージ製品ポートフォリオは前年同期より15%増加し、ミッドティア・ストレージ製品群(*3)の売上は前年同期比27%増でした。
EMCの過半数所有子会社であるVMware(NYSE:VMW)の売上も37%増加し、EMCのRSA情報セキュリティ事業からの売上も前年同期比で13%の伸びとなりました。
それ以外にも、ユニファイド・ストレージ「EMC VNX」とバックアップ/リカバリ・ソリューションの売上の堅調な伸びが際立っていたほか、EMCのビッグデータ・テクノロジーに対する需要の拡大がみられました。「EMC Isilon」、「EMC Atmos」、「EMC Greenplum」の各製品の売上は毎年2倍のペースで伸び続けています。また、EMCの広範なコンサルティング/プロフェッショナル・サービス・ポートフォリオも当期のハイライトとして挙げることができます。

さらに当四半期は、インフラストラクチャ・プラットフォーム「Vblock」によるベスト・オブ・ブリードの集中型インフラストラクチャに対する需要が伸び、CiscoとEMCが設立し、VMwareとIntelが出資したVCE(Virtual Computing Environment)連合の勢いが続きました。VCEの2011年の累計売上高は、すでに2010年通期の売上高を上回っています。

EMCの米国における今期の連結売上高は、前年を17%上回る25億ドルで、これは当期の連結売上高全体の52%を占めています。米国以外でのEMCの売上は、前年同期比25%増の23億ドルと過去最高を記録し、これは当期の連結売上高全体の48%に相当します。この内訳として、ヨーロッパ/中東/アフリカ、アジア太平洋地域/日本、ラテン・アメリカ地域の売上は、前年同期比でそれぞれ20%、34%、43%の増加となりました。

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*1 Non-GAAPベースの業績の除外項目は、2011年の第2四半期および2010年における事業再構築/買収関連費用、株式ベースの報酬費用、無形資産の減価償却です。また、2011年の第2四半期における戦略的投資とRSAの特別な費用による経常外利益は除きます。Non-GAAPに対するGAAPの調整については、添付の付録をご参照ください。
*2 フリー・キャッシュ・フローとはNon-GAAPによる財務措置であり、営業活動がもたらす正味の現金から有形固定資産に対する付加部分と資産計上されたソフトウェア開発費用を差し引いた額と定義されます。2010年および2011年第2四半期のフリー・キャッシュ・フローのための営業活動がもたらす正味の現金の調整に
ついては、添付の付録をご参照ください。
*3 ミッドティア・ストレージ製品には、VNX、CLARiX、Celerra、Centera、Data Domain、 Isilon、Avamar、Atmosなどのハードウェア、ソフトウェアが含まれます。

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■EMCコーポレーションについて
EMCコーポレーションは、お客様およびサービスプロバイダーのビジネスの変革を行い、IT-as-a-Serviceを提供する世界のリーディング・カンパニーです。この変革には、クラウド・コンピューティングが基本となっています。EMCは、革新的な製品とサービスによって、IT部門のクラウド・コンピューティングへの旅を加速させ、最も価値ある資産である「情報」を、機敏に、高い信頼性で、効率的に、保存、管理、保護、そして分析を行うことをお手伝いいたします。
(リンク »)

■本件に関するお問い合わせ先
EMCジャパン株式会社  マーケティング本部 マーケティング・コミュニケーション部
広報マネージャ 武村綾、Tel: 03-5308-8888 (代表)/ 03-5308-8867(直通)
E-mail: japanpr@emc.com

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EMC、EMC2、Atmos、Avamar、Celerra、Centera、CLARiX、Data Domain、Greenplum、Isilon、RSA、Symmetrix、VNX、Vblockは、米国EMCコーポレーションの登録商標または商標です。これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。
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