シーメンスPLMソフトウェア、新製品Active Workspaceを発表 意思決定プロセスを大幅に強化

~直感的で分かりやすい豊富なビジュアルによるパーソナライズ環境を提供、 インテリジェントな3D情報への瞬時のアクセスを可能にし 「スマートな意思決定による、より良いものづくり」を支援~

シーメンスPLMソフトウェア

2012-04-04 11:00

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、
製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて
世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンスPLMソフトウェアは本日、
新製品Active Workspaceを発表しました(*1)。
Teamcenter(R)のポートフォリオに含まれるActive Workspaceは、
インテリジェントな3D情報への瞬時のアクセスを可能にし、
直感的で分かりやすい豊富なビジュアルによって、個々に応じた
パーソナライズ環境を実現することにより、PLMシステムの価値を
最大限に高めます。Active Workspaceは、シーメンスPLMソフトウェアが
掲げる“High-Definition PLM”(HD-PLM)ビジョンの実現に向けた
大きなステップとなるものです。HD-PLMビジョンは、より適切な情報に
基づいて、より効率的に、より高い信頼性を持って意思決定できるように
することを目的にしています。(*2)


今日、製品ライフサイクル・プロセスを通して大量の情報が
作成されていますが、これらの情報が活用されずに眠っていたり、
多くのサイトや相互接続されていないデータベースに分散されていたり
することも珍しくありません。こうした情報を活用し意思決定の強化を
できないかと考えてみても、すべての情報から必要な情報を見つけ出し、
理解し、実際に行動することは非常に困難であり、時間とコストの浪費に
終始してしまいます。Active Workspaceは、シーメンスPLMソフトウェアの
他のテクノロジーと連携し、すべての情報を一元化して必要な情報を
ビジュアルで瞬時に提示するため、深い洞察に基づくより適切な
意思決定を可能にし、イノベーションを推進することができます。


「企業も個人も、さまざまな情報源から大量かつ急速に入ってくる
情報をどのように活用したらよいかという課題に直面しています。
Active Workspaceは、複雑さを排除してすべてのユーザーに必要な
PLM情報をインテリジェントに提示することによって、この情報過多の
課題解決と意思決定の強化を支援します。当社のHD-PLMビジョンに
則ったActive Workspaceは、直感的な3Dグラフィック・インターフェイスを
多用した個々に応じたパーソナライズ環境を構築し、当社が提供する
ソフトウェア・スイート全体の機能を大幅に強化するものであり、
適切なユーザーに、適切な場所、かつ適切なコンテキストでナレッジを
瞬時に提供することで、迅速でインテリジェントな意思決定を支援します」
と、シーメンスPLMソフトウェアのCEOであるChuck Grindstaffは
述べています。


製品の複雑性を競争優位性に変える

製品の複雑化に伴って、設計、開発、製造をトータルに支援する
PLMシステムは、より多くのデータ、機能、ユーザーに対応するために
ますます多くの機能拡充が行われています。この複雑性を理解するには、
テキストであろうと、関連項目のネットワーク図であろうと、
複雑な3D製品設計データであろうと、こうした情報の可視化が何よりも
重要となります。Active Workspaceは情報の可視化とナビゲーションを
容易にする使い易いツールを提供することにより、適切な情報を瞬時に
抽出し、保存や他のユーザーとの共有が可能となります。


「製品の複雑性が高まるにつれて、シンプルで直感的、かつ効率的な
情報交換とコラボレーションを可能にする強力な多部門横断的
意思決定支援プラットフォームが求められています。Active Workspaceの
ようなダイナミックな意思決定支援システムは、技術と業務に関する
リッチ・コンテキストを作成して、インテリジェントで忠実性の高い
意思決定を可能にします」と、IDC Manufacturing Insightsの
製品ライフサイクル戦略担当プラクティス・ディレクターのJoe Barkai氏は
述べています。


Active Workspaceは、数百から数百万アイテムにも及ぶ情報や
大量のドキュメントから複雑な3Dジオメトリまで、あらゆるタイプと規模の
PLM環境に対応できる高い拡張性を保持しています。Active Workspaceは、
内蔵のフィルタリング機能で素早く結果をはじき出し、3Dデータと
関連する製品情報の瞬時の表示を可能にします。そして積極的に
ユーザーをサポートしてより良い意思決定を実現することで、
製品の複雑性を競争優位性に変えることができるのです。


PLMシステムにもうひとつ欠かせないのがスマートなコラボレーションです。
Active Workspaceは、ある特定のタクスや意思決定に参加する
必要があるチームメンバーの特定を支援します。さらにActive Workspaceは、
意思決定に必要となるデータの共有プロセスを簡素化するだけでなく、
そうしたデータの再利用を促して、類似するタスクに対して
ベスト・プラクティスとして活用できるようにします。


Active Workspaceについて

Active Workspaceは、PLMエコシステム全体にアクセスするための
個々に応じたパーソナライズ環境であり、すべてのユーザーに
適切な情報を適切な時に提供して、ユーザーの適確な意思決定を
支援します。Active Workspaceは、高性能な検索機能と
ビジュアライゼーション機能、シンプルでかつパワフルな
コラボレーション・ツール、そして画期的なユーザー・インターフェイスを
提供し、スマートな意思決定による、より良いものづくりに
必要な多部門横断的意思決定支援プラットフォームを提供します。


*1:Active Workspaceに関するWebページ
(リンク »)

Active Workspaceのプレスキットページ
(リンク »)


*2 HD-PLMに関するプレスリリース 
(リンク »)


シーメンスPLMソフトウェアについて
シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部の
ビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび
関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。
これまで世界71,000社のお客さまにサービスを提供し、700万ライセンスに
およぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを
本拠地として、数多くの企業と協働して、豊富なアイデアを価値ある製品に
変えるオープンなソリューションを提供しています。
シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細は
www.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について
シーメンスインダストリーセクターに属する
産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、
オートメーション技術、工業用制御技術、産業用ソフトウェアを相互に
組み合わせた多岐にわたる取り扱い品目を提供し、製品の設計から製造、
サービスに至る製造企業のバリューチェーン全体を支援しています。
産業オートメーション事業部が提供するソフトウェア・ソリューションを
活用することにより、新製品の市場投入期間を最大で約50%も
短縮させることができます。産業オートメーション事業部は、
産業オートメーションシステム、制御機器とシステムエンジニアリング、
センサと通信、シーメンスPLMソフトウェア、水処理技術の5つの
ビジネスユニットから構成されています。
詳細はwww.siemens.com/industryautomationをご覧ください。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの登録商標です。
Teamcenterは、米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle
Management Software Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。
その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

※Teamcenterに関する詳細は下記よりご覧頂けます。
(リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]