EMC、ハイブリッド・クラウドへの変革を実現する過去最大規模の製品群を発表

ハイブリッド・クラウドに焦点を当てた42の新製品とテクノロジーをリリース

EMCジャパン株式会社

2012-05-23 00:00

EMCコーポレーション(本社: マサチューセッツ州ホプキントン、会長 兼 最高経営責任者(CEO): ジョー・トゥッチ、NYSE略号: EMC、以下EMC)は本日、『EMC World 2012』において、過去最大となる合計42におよぶ画期的な新製品とテクノロジーを発表しました。本日の発表は、情報ストレージ、バックアップ、仮想化、管理を含むEMCのポートフォリオ全体の主要製品を網羅し、画期的な機能をユーザおよびパートナーに提供します。これらの新機能によって、EMCは従来型のデータセンターおよび仮想化データセンターの両方におけるITの効率と俊敏性(アジリティ)を、新たなレベルに高めます。市場をリードするEMCの高度な情報インフラストラクチャ・ポートフォリオによって、ユーザはデータを中心にしたハイブリッド・クラウド・コンピューティングへ移行することによるメリットを短期間で享受できるようになるとともに、IT環境、ビジネス、人材の変革に求められる変化を進めることが可能になります。

2011年1月に、クラウド・コンピューティングへの移行とビッグデータの管理というIT分野における2つの最新トレンドを背景にした膨大な情報量の増加へ対応するため、EMCは画期的なストレージ・システム、テクノロジー、新機能を含むポートフォリオの刷新を発表しました。これによりユーザとパートナー、また市場全体が、
最新トレンドに沿った製品の革新に対するEMCの確固とした姿勢をあらためて認識することになりました。それから1年、EMCは研究開発に対する持続的かつ積極的な投資を行い、世界で最も幅広く、最高のパフォーマンスと効率、費用対効果を実現する情報ストレージと関連製品のポートフォリオの革新を進めています。今回、その実績を背景に、再び数々の新製品とテクノロジーを世に送り出します。

■新製品とテクノロジーの概要
・新しい「EMC VMAX ファミリー」 -「VMAX 10K」、「VMAX 20K」、「VMAX 40K」で構成された、エンタープライズ・ストレージ・アレイの包括的なラインアップ。新しい「VMAXファミリー」の能力をさらに高める数々の新たなソフトウェア機能によって、オペレーションが合理化されるとともに、市場で実証済みの「VMAX」を新しいホストやアプリケーションへと拡張しながら、既存の複数のストレージ・リソースを統合・統一することが可能になります。

・業界をリードするスケールアウトNASオペレーティング・システム「EMC Isilon OneFS」の最新バージョン(コードネーム「Mavericks」)。今日のエンタープライズ・データセンターで、最も急速に増加しているのがファイルベースの非構造化データです。これらのデータに関する課題に応え、サポートを強化するため、最新バージョンの「OneFS」はさらに高いレベルのデータ保護、セキュリティ、システム・パフォーマンス、相互運用性を
提供します。

・ミッドレンジ・ストレージ市場の変革を実現する、ユニファイド・ストレージ「EMC VNX」の新しい強化機能。新しいチャネル専用「VNXe3150」は、RU(ラックユニット)あたりで50%高いパフォーマンスと容量を提供します。また、新しい「VNX」用ソフトウェアによってフラッシュ環境の導入に伴う初期コストを削減しながら、シングルクリックによるアプリケーション保護を実装し、仮想環境の管理を簡素化することができます。本日EMCは、
VMware 社とのパートナー関係を拡張し、ユニファイド・ストレージ「VNX」用のストレージ・アナリティクスの開発、販売、提供を行うことも発表しています(詳細は関連プレスリリースでご覧いただけます)。

・新しい「EMC Data Domain」 および「EMC Avamar」システムとソフトウェア。バックアップとリカバリの環境が大きく変わり、幅広いエンタープライズ・アプリケーション、ワークロード、プロセスとシームレスに連携できるようになり、ユーザはデータ保護について最も差し迫っている課題へ柔軟に対応することが可能になります。

・仮想ストレージの「EMC VPLEX」とデータ保護の「EMC RecoverPoint」の新たな組み合わせによって、さらに高いレベルのハイブリッド・クラウドの可用性と保護を提供します。両製品の組み合わせは、Active-Active データセンターと別サイトの災害復旧(DR)保護環境を統合した業界初のソリューションとなります。

・クラウド・プラットフォーム「EMC Atmos」への一連の新しい強化機能。これらの強化機能によって、サービス・プロバイダーおよびエンタープライズ企業の、グローバルに分散された大規模なクラウド・ストレージ環境におけるビッグデータの管理環境が大きく変わります。他にも、EMCは新しい「Atmos Cloud Accelerators」を発表しました。これらのアクセラレータによって、「Atmos」ベースのクラウド環境でこれまで以上に簡単かつ迅速にデータを移動することが可能になります。

・新しいエンタープライズ管理ツール「EMC DataBridge」。「DataBridge」によってIT部門は一元化された管理環境を確立し、カスタマイズ可能なダッシュボードを簡単に構築してITaaS(IT-as-a-service: サービスとしてのIT)を提供することが可能になります。「DataBridge」は、ITインフラストラクチャのリアルタイムの管理データをユーザに提供します。

これらの新機能に先立ち、先週EMCは、新しいプラットフォーム「EMC VMAX Service Provider」
(VMAX SP)を発表しています。利用環境と管理環境の両方にシンプルなアプローチを提供できるように構築されている「VMAX SP」は、エンタープライズ・レベルのストレージをサービス・プロバイダーに提供します。これによって、サービス・プロバイダーは、これまでのようにストレージとソフトウェア、サービスを個別に購入してからその統合に貴重な手間と時間をかける必要がなくなります。 「VMAX SP」は、サービス・レベルのオプションに基づいてあらかじめパッケージされているので、ユーザは新しいクラウド・サービスを簡単に展開することができます。

■EMCコーポレーションについて
EMCコーポレーションは、お客様およびサービスプロバイダーのビジネスの変革を行い、IT-as-a-Serviceを提供する世界のリーディング・カンパニーです。 この変革には、クラウド・コンピューティングが基本となっています。 EMCは、革新的な製品とサービスによって、IT部門のクラウド・コンピューティングへの旅を加速させ、最も価値ある資産である「情報」を、機敏に、高い信頼性で、効率的に、保存、管理、保護、そして分析を行うことをお手伝いいたします。
(リンク »)

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■本件に関するお問い合わせ先
EMCジャパン株式会社 マーケティング本部 マーケティング・コミュニケーション部
広報マネージャ 武村綾 Tel: 03-5308-8888(代表)/ 03-5308-8867(直通) E-mail: japanpr@emc.com

EMCジャパン株式会社 マーケティング本部 マーケティング・コミュニケーション部
部長 笛田理枝子 Tel: 03-5308-8888(代表)/ 03-5308-8174(直通) E-mail: japanpr@emc.com

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