シーメンス、Solid Edgeの最新バージョンをリリース 高品質な製品の市場投入期間を短縮

~機能強化により一部のタスクの生産性を最大6倍向上~

シーメンスPLMソフトウェア

2013-06-26 11:00

シーメンスPLMソフトウェアは本日、Solid Edge(R)の最新バージョン、Solid Edge ST6を
リリースしました。この最新バージョンには、設計、シミュレーション、コラボレーションの
各機能がより一層強化され、前バージョンと比較し一部のタスクの生産性を最大6倍向上
させます。さらに新機能の搭載により、他のSolid Edgeユーザーとの学習、情報共有、
コラボレーションが可能になりました。またシーメンスPLMソフトウェアは本日、Android
タブレットとiPad(R) mini対応のSolid Edge Mobile Viewerと、コラボレーションの強化の
ための設計管理ソリューション、Solid Edge for SharePoint(Solid Edge SP)の最新
バージョンも同時に発表しました。Solid Edge ST6に搭載されたこれらの機能強化の
目的は、ユーザーの製品開発全体の生産性を向上させることにあります。これらの発表
は、シーメンスPLMソフトウェア主催のSolid Edge University 2013で行われました。

Krupsコーヒーメーカー、T-Fal、Wearever調理器具を提供しているGroupe SEBのIT
イノベーション担当マネージャーであるOlivier Pellerin氏は、Solid Edge ST6の早期
ベータ版をテストした経緯から次のように述べています。「Solid Edge ST6で強化された
サーフェシング機能によりモデル作成を他のCADシステムと比較して40%も高速化します。
この速さも重要ですが、製造プロセスでは作成したモデルの品質が何よりも重要です。
そこでSolid Edge ST6に搭載された新しい検査ツールを使うことで、作成したサーフェスの
品質を保証できるのです。こうしたSolid Edge ST6の新機能や多くの機能強化によって、
より良い製品をより迅速に市場投入できるようになります。」

社内テストによると、Solid Edge ST6の新しいサーフェシング機能は意匠部品の作成を
最大4倍高速化し、プレス部品の作成を最大5倍高速化します。また、Solid Edge ST6の
新しいシミュレーション・ツールは設計を自動的に最適化して、最大6倍の高速化を実現し、
製品品質を高く維持したまま製品コストの削減を可能にします。また、シンクロナス・
テクノロジーの機能強化により、ファイルのインポートと再利用が最大6倍高速化するため、
パートナーとのコラボレーションをさらに強力に推し進めることができます。SolidWorksの
ファイルもこれまで以上に簡単にインポートできるようになりました。

「革新的な製品をより迅速に市場投入したいというお客様のニーズに応えることを大きな
目標としたSolid Edge ST6の数々の新機能は、高い品質基準を維持したまま革新的な
設計を短時間で作成可能にするものばかりです。Solid Edgeは3Dによる設計から
シミュレーション、製造、設計管理、コラボレーションに至るすべての設計プロセスに対応し、
企業の製品に関するスマートな意思決定を可能にして、より良い製品のより迅速で効率的
な開発を実現します」と、シーメンスPLMソフトウェアのメインストリーム・エンジニアリング・
ソフトウェア担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーの
Karsten Newburyは述べています。

Solid Edge ST6では、新しい設計機能やシミュレーション機能の他に、他のSolid Edge
ユーザーと共に学習、情報共有、コラボレートできる新機能、Solid Edge YouTube
ドッキング・ペインが追加されました。モデリング・セッションの記録、アップロード、直接な
共有をYouTube上で可能にし、また他のSolid Edge動画をYouTube上で検索することが
できます。また、新しいオンライン・サービスのSolid Edge Community
(www.siemens.com/plm/community/solidedge)も開設し、さまざまな内容の議論や
チュートリアル、専門家によるアドバイスを利用できるようになりました。こうした機能に加え、
すでにiPadでは対応済みのモバイルデバイス向け無償3DビューアーのSolid Edge Mobile
Viewerの対応プラットフォームの拡大により、設計データへのアクセス手段が拡がり、
コラボレーションをますます強化することができます。

Solid Edge SP(旧Solid Edge Insight XT(TM))の最新バージョンは、企業の既存のIT
インフラに迅速に実装して、Solid EdgeのCADデータと関連の設計データをより容易に
管理し、コラボレーションを強力に推進することができます。Solid Edge SPの最新
バージョンはMicrosoftのSharePointをベースにしており、部品やアセンブリの画像を
Relation Browserにサムネール表示するオプションを提供するなど、設計データの
ビジュアル管理を可能にします。また、リビジョンや関連ドキュメントをプレビュー・
カードから直接アクセスできる機能も提供します。

Solid Edge ST6、Solid Edge SP、およびSolid Edge Mobile Viewerの詳細については
(リンク »)  
をご覧ください。

シーメンスPLMソフトウェアについて
シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネス
ユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて
世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界71,000社のお客さまにサービスを
提供し、700万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州
プラノを本拠地として、数多くの企業と協働して、スマートな意思決定による、より良い
ものづくりを支援するオープンなソリューションを提供しています。シーメンスPLM
ソフトウェアの製品やサービスに関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について
シーメンスインダストリーセクターに属する産業オートメーション事業部(ドイツ・
ニュルンベルク)は、オートメーション技術、工業用制御技術、産業用ソフトウェアを
相互に組み合わせた多岐にわたる取り扱い品目を提供し、製品の設計から製造、
サービスに至る製造企業のバリューチェーン全体を支援しています。産業オート
メーション事業部が提供するソフトウェア・ソリューションを活用することにより、新製品の
市場投入期間を最大で約50%も短縮させることができます。産業オートメーション事業部は、
産業オートメーションシステム、制御機器とシステムエンジニアリング、センサと通信、
シーメンスPLMソフトウェア、水処理技術の5つのビジネスユニットから構成されています。
詳細はwww.siemens.com/industryautomationをご覧ください。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの登録商標です。Insight XTおよび
Solid Edgeは、米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle Management
Software Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、
サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。
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