A10 Networks、RSA Securityとの連携により脅威防御機能を強化

~RSA® Security Analytics プラットフォームとThunder ADC との連携により暗号化トラフィックに潜むサイバー攻撃の脅威検出を支援~

A10ネットワークス株式会社

2015-05-13 14:00

A10 Networks™は、4月20日、EMCのセキュリティ部門であるRSAと、両社のお客様に提供するセキュリティ機能の向上を目的として提携したことを発表しました。
*本内容は、2015年4月20日(米国時間)に米国A10 Networksが発表した報道資料の抄訳版です (リンク »)

 2015年4月20日(カリフォルニア州サンノゼ発)アプリケーションネットワーキング分野におけるテクノロジーリーダーであるA10 Networks™ (リンク ») (NYSE:ATEN 以下、A10)は、4月20日、EMCのセキュリティ部門であるRSAと、両社のお客様に提供するセキュリティ機能の向上を目的として提携したことを発表しました。RSA® Ready Technology Partner Programを通じて、RSAはA10 Thunder ADC (リンク ») (アプリケーションデリバリーコントローラー)が持つ、革新的なSSLインサイト (リンク ») との相互運用性を検証しました。この機能により、RSA Security AnalyticsはSSL通信を検査することが可能になり、暗号化されたトラフィックに隠れたサイバー攻撃の脅威を発見できるようになります。

 セキュリティ担当者は、アウトバウンド (外向け) SSLトラフィックの復号処理に対する取り組み不足を含め、SSL自体の帯域増加と複雑化への対応を迫られています。A10 Thunder ADCは、URLクラシフィケーションをはじめとするSSLインサイト機能を、ロードバランス (リンク ») ソリューションとして業界で初めて提供します。さらに最高パフォーマンスのSSL検査ソリューションを提供し、大企業における高速なSSLトラフィックの復号処理を実現します。Thunder ADCの導入によって、SSLトラフィックに不可欠な可視性を得ることでSSLによる死角をなくし、企業を保護します。高度なサイバー攻撃を検出できるようになるだけではなく、負荷分散によってRSA Security Analyticsの拡張性を向上します。

 A10のプロダクトマーケティング部門ディレクターであるPaul Nicholsonは次のように述べています。「セキュリティ運用チームが最も高度なセキュリティ攻撃をこれまで以上に検出して分析できるようにするため、RSAと協業できることを光栄に思います。A10 Thunder ADCは顧客の要件を満たし、さらにそれを超える、幅広いSSL検査、負荷分散、高可用性を提供します。A10とRSAの双方を利用するお客様は、高性能なSSLインサイト機能を利用することで、すべての通信の完全な可視化が可能になります。」

 RSAのパートナーシップ部門ディレクターであるChad Loeven氏は次のように述べています。「RSA Security Analyticsは、パケットキャプチャおよび解析におけるマーケットリーダーです。RSAは、それにログ収集、エンドポイントデータ、Netflowを組み合わせることで、従来のSIEMを超える高いレベルの可視性、検査、分析を実現します。RSA Security Analyticsプラットフォームに、拡張されたSSL処理能力を加えることで、一層複雑化するセキュリティの脅威をお客様がスケーラブルに認識し、制御できるよう支援します。」

 IHS Inc.の一部門であるInfonetics Researchの主席アナリストであるJeff Wilson氏は次のように述べています。「暗号化されたトラフィックを検査しない場合、トラフィックにおいて急激に増加している部分の可視性が失われていることになります。インターネット上のトラフィックの50%以上が暗号化されたトラフィックであるという現状において、企業はセキュリティ対策としてSSL検査ツールを加えることを真剣に検討する必要があります。」

 RSA Ready Technology Partner Programは300以上の組織における700以上のソリューションと相互運用性を認定する、最大かつ最も長く続いている技術提携プログラムの一つです。

参考資料
SSLインサイトはA10 Thunder ADC製品で現在利用可能です。 Thunder ADC Securityについての詳細は、 (リンク ») をご覧ください。

RSA Security Analytics 向けのSSLインサイトに関する詳細については、A10 Networksのソリューションブリーフを下記のWebサイトからダウンロードできます。(英語)
(リンク »)  

RSA Security Analytics およびRSA SecurID向けのA10 Thunder シリーズ インテグレーションガイドは下記のリンクを参照してください。(英語)
(リンク »)  

A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)はアプリケーションネットワーキング分野におけるリーダーとして、高性能なアプリケーションネットワーキングソリューション群を提供しています。世界中で数千社にのぼる大企業やサービスプロバイダー、大規模Webプロバイダーといったお客様のデータセンターに導入され、アプリケーションとネットワークを高速化し安全性を確保しています。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界各国の拠点からお客様をサポートしています。

A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
詳しくはホームページをご覧ください。
URL: (リンク »)
Facebook: (リンク »)

A10 Networks、A10ロゴ、A10 Thunder、およびSSL Insightは、米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。RSAおよびEMCは米国およびその他各国におけるEMC Corporationの商標または登録商標です。その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]